遺書 ～関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆～
ピラニア ～雨の街、俺たちの絆～
ドブネズミのバラード
hon-nin vol.08
その男、保釈金三億円也。
わたしはいくら?ある友にマイソング
2009.6.22 02:48
よう。
しばらくゆっくりした方がいいぜ。
電話出れないなら
電源なんか切ってしまえばいいよ
お前大変過ぎだろ
大事だから言うが
大切な人間だけを見て
ゆっくりしなよ
俺は死ぬまで相棒なんだし
あんな約束預かった以上
行動で見せるが
なんでもしてやるぜ
たださ
言ってわかんねぇ奴には何してもわかんねぇんだなって
結局 ピラニアの美学なんか美学でしかないんだよ
折檻や暴力に走った、ある人間の気持ちが
ムカついて許せない相手なのに
わからなくもない気がしてきたよ。
ヤクザとかって間違った法律の中に生きた正しい人間にすら思えてきたよ。
人間みんな嫉妬と欲望の塊でしかないんだよ
昔の俺もそうだったからさ
マジで一度皆
カメラ付きの刑務所でも放り込むべきなんだよ
本当に地獄わかるから
俺だって女の一人や２人
呼び出せば
走ってきて股広げるバカが昔はたくさんいたかも知れない。
滑稽だった昔だけどな。
今の大切な人への感情は
解らせたい
わかってくれない
クソったれ
でも頑張れば理解し合えるんじゃないか
みたいな偏りや屈折した愛情に力注いで傷つけあってさ
堂々巡りをしていたよ
最近まで。
力でモノ言わせていた頃となんにも変わりゃしないよ
超バカだよ
そのくせお前に愚痴言って
愚痴聞いてくれた仲間が
文句を同感すると
「いや 違うんだ」
とか言っちゃってさ
都合のいい自己弁護しちゃってさ。
もう自分が見えてなさ過ぎて
金もねぇから
大してすることもねぇのに
せわしなく働く連中へのコンプレックスの癖に
俺はアイツらとは違う
才能がある
とか自己陶酔しちゃってさ
結局
ガキの頃となんにも変わっちゃいないよ
涙でてくるよ
今、少し状況変わり、
良い方向にきてるけどさ。
一回ゆっくりしようぜ
俺の危ない運転で良かったら
時速最速で海まで走ろうぜ
暴走族とかきちゃったら
俺
「夜露死苦」
とかステッカー貼りだして
混ざっちゃう勢いだっつうの(笑)
結局
なんじゃかんじゃ言って
自分が一番
変われない
未熟なエゴ野郎だと思って泣けてくるよ
長渕じゃねぇけど
紙コップの味噌汁かじれば天井が笑うっつうの(笑)
気がついたら
女でもねぇのに
パニックだの過呼吸だの
メディアや雑誌じゃ
アウトローのカリスマ
なんか言われちゃってさ
カリスマどころか
人間一度辞めてぇくらいに惨めと未熟感じたよ
自分に甘く
他人に厳しい
が良くないと言い聞かせて生きながら
俺が一番自分に甘くてさ
笑い話にもなりゃしないよ
今日さ
スガに逢ったんだよ
八年振りに。
たくさんのボタン掛け違いあった２人なのに
何時間も笑いながら酒飲めたよ
敵だの味方だのさ
誰も決めやしないんだよ
バカな
バカすぎる杉並のダチどもなんか
つまらねぇ気を使ってさ
あきらかに２人がいること知ってんのに
忙しくて電話出れねぇだとか
他のバカはドコモに金払いにきてるだとかさ
で
後で聴いたらみんなで
俺とスガに積もる話もあんだろ
って
違う所で集まってやがってよ
つまらねぇ気を使いやがってよ
ぶっ飛ばしてやろうかと思ったよ
嬉し過ぎてよ
あんまり泣かすんじゃねぇよ
でもありがとうな。
数時間で八年の距離を取り戻せたよ
男やってて良かったよ
高円寺の後輩なんか
缶ビール持って走ってきてよ
まさかの２人がいんのに
知らんぷりしながら
笑わそうと必死でな
こいつらになんかあったら
相手がなにもんでも張り倒しに行ってやろう
って思えたよ。
カラスは何したってカラスなんだよ。
今俺もお前も色々な問題抱え過ぎてるのは確かだよ
確かだけど
お前も俺も
他のバカすぎる最高の仲間達もみんなカラスなのも確かなんだよ。
途中小岩のF君から連絡あってさ
頼まれごとに
四方八方に連絡飛ばしてたら
最終的に死刑囚にまで辿り着いたっつうの(笑)
お前は独りじゃない。
今
互いに疲れ
片方の翼が折れたとしても
確実に本物の仲間達とプライドが支えてくれ、
二つの翼に戻るんだよ
飛ぶのがヘタなカラスもいりゃ
抜群に早い野郎もいてさ
追いつき追い越しの
繰り返しでさ
やめたくてもカラスは辞めれないからな。
必ず近く
大空に飛ぼうな。
獲物に飛びかかり
食い殺すような目を取り戻せば
全ては今まで通りだぜ
俺は眠らない。
カラスだから。
死ぬほどカッコ悪いのに
死ぬほどカッコつけた
カラスでいるぜ。
もし本当にスイッチが必要なら押してくれよ
もうタタキだろうが
殺しだろうが
なんでもしてやるぜ。
それは俺がお前にそれだけ助けられたから。
借りは返さないとな。
何事もなく
いつかこれを見てくれると信じて
ここら辺にしとくぜ。
時間が戻る砂時計なんか存在しない
逆さまにして人生やり直せんなら
誰もがやるだろう。
もうとことんやってみてさ
で、
疲れたら
どっかでゆっくり眠ろう。
またな。
