コンティニュー編集部ブログ

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【不定期連載】この本を読め!(その1)

2007.8.23

gurenn.jpg職業柄、書店に行くことが多いのですが、
たまに「こいつはスゲー!」という本があって、
そういうものは無条件に買ってしまいます。
もちろん最大級のリスペクトを込めて“自腹”で(笑)。
というわけで、そんな本をご紹介する
不定期連載を(勝手に)始めることにしました!
第1回目の本は、これだッ!!!!!!!


天元突破グレンラガン [基礎工事編]
発売:小学館
定価:1575円(税込)

※ ご注文はココをクリック!


とりあえず中身をチェックする前に帯を見た瞬間、
「こいつはスゲー!」と思ったわけですが(笑)、
そのコピーは、ここではあえてヒミツにしたいと思います。
売れ行き絶好調で品切れの書店も多いと聞きますが、
是非とも店頭で目撃してみてください。
ファーストインパクトでギョっとしたあと、ニヤリとすること請け合いです。

僕は『超クソゲー』以前に『20年目のザンボット3』という
伝説の名著(とサイゾーにも書いてあった←笑)の編集を担当しました。
アニメ評論家・氷川竜介さんの処女作である
『20年目のザンボット3』の衝撃/影響はいまだ巨大なものがあって、
取材現場で「ボク担当編集だったんですよー」という話をすると、
「スゴイ本でしたよね!」という好意的な反応が必ず返ってきます。

つまり、何が言いたいかというと、
現在まで嫌になるほど大量のアニメムックが発売されていますが、
ズバリ言って『20年目のザンボット3』を超える本はありませんでした。
僕は今日まで、そのプライドを持って、雑誌という畑で頑張ってきたのですが、
『天元突破グレンラガン [基礎工事編] 』は
「ま、負けた!」とは言わないまでも、
「……こ、このままで済むと思うなよ!」と言って
勝負を一旦預けたいくらいの衝撃を受けました。
テキスト、デザイン、写真、用紙のセレクトに至るまで、
ここまで気合を入れて作られた本は皆無だと思います、いやマジで。

1997年に発売された『20年目のザンボット3』から10年、
「2007年型のアニメムックの最高峰」として、
ある部分では“10年分だけ”は『ザンボット』を超えているのでは?
とすら思える『天元突破グレンラガン [基礎工事編] 』。
こんな本を作る“男どアホウな出版人”が自分以外に存在するとは!
と思ってスタッフクレジットをチェックしてみると……、

> テキスト・取材・企画
> 宮昌太朗
> 志田英邦

> 企画・構成・編集
> 大塚ギチ

> テキスト
> おーちようこ
> 氷川竜介
> 藤津亮太

> 撮影
> あさみあやこ

んあー! 全員ウチの雑誌と被ってるじゃんかッ!!(笑)

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グレンラガン本(2007年8月~9月発売)
天元突破グレンラガン~BASIC DRILL/基礎工事編~ 出版社: 小学館 http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_detail?isbn=9784091063120 著者名: 編/アンダーセル 判型/頁: A5判/272頁 定価:
「エヴァ板とガイナスレ用だよ」Blog 2007.8.24 21:50