ONIGAWARAさん (ミュージシャン)
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆の連載『PASSPO☆のフンフンフン。』。第2回目となる今回、メンバーが「フンフン」とお話を伺ったのは、スーパーJ−POPユニット・ONIGAWARAのおふたりです。同じ音楽業界で活躍するアーティスト同士、しょっぱなから熱い音楽談義……ではなかったですが(笑)、おバカな話から真面目な話まで、興味深いトークが満載! さっそく、お楽しみあれ。
森 「ONIGAWARAのMVやジャケ写のイメージは、誰が考えているんですか?」
斉藤 「スタッフ含めてみんなで考えています。いつもバカなことをやろうっていうか、自分たちが面白いと思える、クスッと笑えるようなものを作ろうっていう風に話していますね。基本的には自分たちでアイデアを出して、それに周りの大人たちが悪ノリしてくるイメージ」
PASSPO☆ 「楽しそう?!」
森 「ベースにある、自分たちのモットーみたいなものってあります?」
斉藤 「笑ってくれればいいなっていうことかな」
安斉 「素敵?!」
斉藤 「笑われるのと笑わすのはちょっとニュアンスが違うと思うんだけど、どっちでもいいなって。結果的に笑ってくれればどっちでもって」
森 「なるほど。私はとても笑ってる側です」
安斉 「私も。笑っちゃう」
斉藤 「ありがとうございます!」
森 「あと、ライブの演出とかもかっこよくて……あれ、ライト?」
斉藤 「レーザーですね」
安斉 「あれ、おしゃれだよね」
森 「歌詞に合わせて変わったりしてて、すごいなと思って見てました」
斉藤 「レーザーを操ってくれるチームの人がいて、あの人たちも悪ノリが好きだからね」
安斉 「いいな?」
森 「すごいかっこいい!」
ONIGAWARA 「ありがとうございます」
森 「ONIGAWARAさんのライブ、すっごく面白いです。飽きない」
藤本 「飽きないよね」
斉藤 「ありがたいですね」
森 「ダンスも踊って」
竹内 「踊れてないときもありますけど(笑)」
玉井 「ONIGAWARAさんのダンスは、PASSPO☆と同じ振付師の先生がつけてくれてるんですよね」
竹内 「はい、いつも駄目出しの嵐ですよ」
斉藤 「『ちゃんとやれ』っつって」
森 「厳しいですよね」
竹内 「でもこの間、『ちょっとだけうまくなったね』って言われました(笑)」
根岸 「褒めてはくれるんだよね、先生(笑)」
斉藤 「知ってると思うけど、根は優しいんだよ、先生」
玉井 「もちろん!(笑) 愛があるしね」
竹内 「愛がある」
玉井 「今後こういうダンスをしてみたいとか、ありますか? もっとガッチガチに踊りたいとか」
藤本 「ガッチガチに踊ったらめっちゃ面白い!」
斉藤 「踊れたら楽しいと思うんだけど、ギター持ちながら踊るのって難しいじゃない? アース・ウィンド・アンド・ファイアーとかみたいに、楽器持ってる人とパフォーマンスする人が、簡単なステップなんだけど振りを合わせて踊るみたいな、そういうことはやってみたい。もちろん、バキバキに踊れたら一番面白いと思うんだけど。そこが僕らのスキル不足というかね。毎回、すげえ難易度だなと思って踊ってる。多分、先生的にはめちゃ簡単な振りを選んでくれてるんだろうけど(笑)」
竹内 「もっとやってほしいっすけどね、本当に」
玉井 「いいじゃん」
安斉 「光GENJIみたいに、ローラースケートとかどうですか?」
竹内 「ローラースケートいいね」
斉藤 「絶対こけるけどね」
竹内 「俺はやんないけどね」
斉藤 「ローラースケートいいね」
安斉 「うん、面白そう。笑える」
竹内 「タップダンスとかもやってほしいし」
安斉 「タップダンス、いいかも」
竹内 「一杯やってくれたら面白いじゃないですか。リンボーダンスとかもね」
藤本 「万能ですね」
竹内 「火の輪くぐりとかもね」
森 「今後もしかしたらあるかもね」
斉藤 「頑張る。ダンス部長みたいな感じだから、グループ内で」
玉井 「ダンス部長って何!?(笑)」
斉藤 「専門家(笑)。いろいろチャレンジしていきたいと思います」
玉井 「期待してます!」
藤本 「曲のアイデアはいつも頭の中にあるんですか?」
竹内 「常に探してますね。いろんなものを見たり読んだり聞いたりして探してるんですけど、なかなか出てこないですよね。本当に曲のことは毎日ってぐらい考えているんですけど」
森 「すごい。でも、そうじゃなきゃ曲はできないですよね」
竹内 「できないですね?、本当に。天才じゃないんで」
根岸 「ONIGAWARAの『ポップミュージックは僕のもの』が、めっちゃ好きです」
竹内 「あら、ありがとうございます」
根岸 「歌詞がすごくONIGAWARAさん!って感じ」
斉藤 「自己紹介ソングなんだよね」
根岸 「めっちゃ好きです」
竹内 「『ポップミュージック?』は、テーマがすごく明確にあったので、1時間ぐらいで書けました」
PASSPO☆ 「えー!」「すごい!!」
竹内 「“ONIGAWARA””についてを書こうっていう明確なテーマがあったので。そういうテーマが見つかるとすごく早いんですけど、テーマを見つけるまでがすごく大変です」
斉藤 「同じことやってもしょうがないしね」
安斉 「ちなみに、お二人はアイドルなんですか?」
斉藤 「一応アイドルっていうふうには言ってます。でも、俺もアイドルが好きだからライブに行ったりすると……まだまだだなとは思いますね」
安斉 「アイドルのライブ、よく行くんですか?」
斉藤 「最近はあんまり行けてないけど。この間はNegiccoのライブに」
安斉 「アイドルのライブを見て得るものはなんですか?」
斉藤 「俺の場合は本当に丸腰で行って、なにも持たずにステージに立っている人を見て研究。自分もこういうときはこういうパフォーマンスをしよう、こういうふうに動こう、とか」
安斉 「研究してるんだー、すごい」
森 「偉い」
竹内 「曲の構成も、こういうふうにしたらお客さんはこう乗るんだとか、勉強になるよね。動きや表情も気合いが違うなって思うし」
安斉 「じゃあ、ずばり好きなアイドルは!?」
斉藤 「最近、Juice=Juiceが好きで、結構、節目節目ではライブに行ってる。あとは、こぶし(ファクトリー)すげえなと思ってます」
安斉 「そうなんだー」
斉藤 「でも俺、アイドルにハマる入り口はPASSPO☆なの」
PASSPO☆ 「うそ?!?」
安斉 「今、PASSPO☆が目の前にいるからじゃない?(笑)」
斉藤 「俺、アイドルに全然興味がなくて、知らなくて。でも、竹中(振付師)に振り付けやってるんだよって教えてもらって、ふーんと思って聞いてみたら、面白い!と。アイドルでも、こんなにロックな感じなんだと思って」
PASSPO☆ 「うれしいー」
岩村 「もともとアイドル好きなのかと思った」
斉藤 「いや、全然知らなくて」
根岸 「アイドルへの扉、開いちゃったね」
竹内 「開いちゃった」
斉藤 「SMAPは好きで聴いてたの。でも、女の子のアイドルにハマったのはPASSPO☆が最初」
森 「うれしい!」
藤本 「やばいね」
PASSPO☆ 「(拍手)」