ONIGAWARAさん (ミュージシャン)
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆の連載『PASSPO☆のフンフンフン。』。第2回目となる今回、メンバーが「フンフン」とお話を伺ったのは、スーパーJ−POPユニット・ONIGAWARAのおふたりです。同じ音楽業界で活躍するアーティスト同士、しょっぱなから熱い音楽談義……ではなかったですが(笑)、おバカな話から真面目な話まで、興味深いトークが満載! さっそく、お楽しみあれ。
藤本 「お互いの好きなところはどこですか? すごく近くにいる存在だからこそ、こいつとやってて良かったなと思った瞬間とか」
斉藤 「結構何事にも動じないっていうか、どこへ行ってもあんまり恥ずかしがらないところかな」
安斉 「意外」
斉藤 「俺が緊張しいだったり、むちゃくちゃなんか恥ずかしいなと思ったりするタイプだからっていうのもあるんだけど。でも昨日、衣装のベストを忘れてすげえヘコんでたから、ここは俺も頑張んなきゃなと思った(笑)」
根岸 「かわいい(笑)」
竹内 「落ち込みましたね?、昨日はね……」
藤本 「どうしたんですか、ベストなしで」
竹内 「もうベストなしでやってましたね。ライブ中に土下座して、『すいませんでした』って言って。つらかったですね」
斉藤 「最近の出来事で一番つらかったことみたいです(笑)」
藤本 「サティフォさんは?」
竹内 「アイドルさんはライブのとき、振り付けが決まっててパフォーマンスするわけじゃないですか。でも斉藤は本当にノープランで、本当に身一つでポンッと出てきて、それで観客をワーッて沸かせるんで。そこは本当にすごいなって思いますね」
根岸 「リスペクトし合っているお二人ですけど、今まで『音楽やめよう』って思ったときって、あったんですか?」
斉藤 「ある。俺は1回バンドもやめてるし、音楽は適当に趣味でできればいっか……ぐらいの気持ちになったんだけど、こうやって戻ってきてしまったっていう」
根岸 「どうして戻ってこれたんですか?」
斉藤 「やっぱ結局音楽をやりたいんだなと思って。もういいわ人生とか……って思ってピョッと愛知県から東京に来たわな、俺は」
PASSPO☆ 「かっこええ」
斉藤 「かっこいくはないけど(笑)」
根岸 「サティフォさんは?」
竹内 「俺は、音楽って本当に呪いだなと思ってて。すごく気持ちいい瞬間がたくさんあり過ぎて、やめられないんですよね。だから、僕から見ると音楽をやめていく人のほうがすごく勇気があるなって思います」
根岸 「確かにそれは思うな」
竹内 「本当に音楽は恐ろしい。怖いです。すごく素敵だけど」