三四郎さん (お笑い芸人)
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画、第3回! 今回お話を伺ったのは、人気お笑いコンビ・三四郎のおふたりです。結成のきっかけやお互いの好きなところなど……バラエティー番組に引っ張りだこのおふたりの素顔に、PASSPO☆がたっぷり迫ります!!
安斉 「中学からの付き合いとのことですが、中学時代のお二人はどういう感じだったんですか? イケイケ系?」
相田 「中学、高校、全然イケイケじゃないですよ」
小宮 「でも相田は、1軍と2軍の間ぐらい」
相田 「1.5軍」
PASSPO☆ 「あー」
小宮 「僕も1.5軍かな。そうですね、うん、1.5軍」
相田 「いや小宮さんは2軍の下」
安斉 「『アメトーーク!』で話してた女子に囲まれたっていうエピソード、爆笑しました」
相田 「あー(笑)」
小宮 「ウソついたやつね」
相田 「クラスのマドンナと付き合っているって、半年間ウソついてて」
藤本 「なんでウソ?(笑)」
小宮 「1軍に入りたくて。最初は4人グループみたいな感じで1軍と仲よかったんですけど、僕以外の3人に彼女ができちゃってからだんだん距離ができていって。3人だけで話していたから『僕も入れてよ』って言ったんだけど、『彼女がいないんだったら駄目だよ』みたいな感じで」
安斉 「えー、意地悪!」
小宮 「だからもうしょうがない、恋愛の話ができれば大丈夫だろうと思って『僕も好きな人がいる』ってウソついて。そしたら『じゃあ、告白しろよ』って、修学旅行で沖縄に行ったときに告白することになっちゃって。で、奥まったところで告白して」
PASSPO☆ 「奥まった……(笑)」
相田 「みんなから見えないところです(笑)」
小宮 「で、相手が来たんだけど、結局ひよっちゃって告白できなかったの。だけど、みんなに『どうだった?』って聞かれるじゃん。『駄目だった』って喉まで出かかったんだけど、それだとまたその3人の輪に入れないなと思って『OKだった』って言っちゃった」
相田 「そっから始まった(笑)」
小宮 「旅行のあと学校生活が始まって、友達の輪には入れてたんですけど……すごい怖いよね、毎日が」
PASSPO☆ 「(笑)」
小宮 「一人でお風呂に入りながら『俺の人生、大丈夫かな』とか考えたりして。それで半年後ぐらいにXデーを迎える」
PASSPO☆ 「Xデー(笑)」
相田 「あるとき、俺がその女の子に、『小宮とどうなの?』って聞いたの。そしたら『何が?』みたいな感じになって。『いや、何がじゃなくて、付き合ってるでしょ?』『付き合ってない』『えー!』って」
PASSPO☆ 「(笑)」
相田 「そっからは、すぐ。工作の授業で一生懸命ハンダゴテをいじってる小宮さんのところに、クラスの問題になんでも首を突っ込むタイプの強目の女子に呼び出されて」
安斉 「いるいる、そういう子」
相田 「『小宮! 小宮! ちょっと来なよ!!』みたいな感じで」
小宮 「やべーと思って。でも観念して行ってみたら、校庭でクラスの女子全員が円に……」
PASSPO☆ 「うわー!!」
根岸 「怖い!」
小宮 「『円の中入って』って言われて入ったら、端っこから一言ずつ悪口言ってくるわけ。『ウソつき』、『バカ』、『アホ』、『ブス』……だんだん言うことがなくなってきて、『ザコ』とか」
安斉 「めっちゃ面白い(笑)」
小宮 「あと『モングラケッチン』とか」
PASSPO☆ 「モングラケッチン?!(笑)」
小宮 「そう。意味分かんないけど、そう言われて。そんな悪口、初めて聞いたよと思った」
PASSPO☆ 「(笑)」
根岸 「ホント、半年間もよく隠せましたね。犯罪者のような気持ちですよね」
小宮 「まあ、そう。バレたらどうしようと」
根岸 「バレてちょっとホッとした自分もいましたか?」
小宮 「捕まって……ってそれ本物の犯罪者じゃん(笑)。捕まってちょっとホッとした的な」
相田 「もうウソつかなくていいんだ、と(笑)」
小宮 「でも結局それで、1軍どころか5軍みたいな感じになっちゃって。全然、話したことがないようなおたくの子とお弁当を食べるはめになった」
相田 「そう。でも優しいんだよね、訳も何も聞かずに一緒に食べてくれる」
小宮 「うん。すごいガタイがいいんだけど、お弁当めっちゃ小っちゃいの」
相田 「それはいいじゃん別に(笑)」
PASSPO☆ 「(笑)」