INTERVIEW 003 三四郎さん
INTERVIEW 003 Jul.09.2016

三四郎さん (お笑い芸人)

アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画、第3回! 今回お話を伺ったのは、人気お笑いコンビ・三四郎のおふたりです。結成のきっかけやお互いの好きなところなど……バラエティー番組に引っ張りだこのおふたりの素顔に、PASSPO☆がたっぷり迫ります!!

編集=原カントくん 撮影=川村将貴
INTERVIEW 003 三四郎さん 写真1
INTERVIEW 003 三四郎さん 写真2
INTERVIEW 003 三四郎さん 写真3
INTERVIEW 003 三四郎さん 写真4

藤本 「大人になった今、一緒に飲みに行ったりはするんですか?」
相田 「結構行くね」
小宮 「コンビ歴が長い芸人ほど一緒に行かないって言いますけど、僕らは3人とかだったら行くときもありますね」
相田 「そう、さすがに2人っきりでは行かないですね。養成所に通っていたときは、2人で鳥貴族とかよく行ってましたけど」
藤本 「あー、鳥貴!」
小宮 「そこで他の芸人の悪口とか言っていましたね」
PASSPO☆ 「(笑)」
「ずばり悪口の相手は……?」
小宮 「ま、ま、知らないと思いますけどね。オリエンタルラジオとかです」
PASSPO☆ 「(爆笑)」
小宮 「同期なんでね。大丈夫、仲はいいんで」
相田 「大丈夫です(笑)」
PASSPO☆ 「(笑)」
相田 「同期だから、嫉妬みたいなことなんですよ。事務所は違うけど、バーン!と売れたんで」
藤本 「あー」
相田 「うらやましさと、悔しさと……で、鳥貴族で悪口(笑)」
小宮 「でも『オリエンタルラジオは例外だから』みたいな感じで、自分らで言い訳作って」
相田 「そうそう。『リズムネタでキャッチーだから売れた』みたいな」
小宮 「後輩のジグザグジギーっていうコンビが『キングオブコント』の決勝までいったときには、『あいつらは、まあ面白いからしょうがない』って、一番大事なところで言い訳」
PASSPO☆ 「(笑)」
根岸 「これまでに“芸人をやめたい”って思ったことはありますか?」
小宮 「やっぱ事務所入る前はありましたね。お金がないなって思ったときとか。当時はバイトもやってましたけど、僕は普通にできないからよく怒られて」
相田 「2人で同じバイトをしてたときもあったんですよ」
PASSPO☆ 「へー!」
相田 「コンビニだったんですけど、僕が最初に入って後から小宮が面接を受けて。でも、友達ですって言っちゃうと受かりづらいかなと思って言わないようにしてて」
PASSPO☆ 「あー」
相田 「そしたら受かった。でも、初めて一緒の出勤になったとき、小宮が店長に明らかに怒られているんですよ(笑)」
安斉 「なんでー?(笑)」
相田 「何回も何回も同じことで怒られてて。そうしたら僕のところに店長が来て、『ごめんね、相田くん。あいつは全然使えない』みたいな(笑)」
小宮 「『あんまり言うなよ。俺、そいつと友達なんだよ』と思いながら聞いてたよ(笑)」
相田 「で、店長が帰って、レジの残高を確認する“レジ締め”の作業をしてたんだけど、普通はプラス100円とか、マイナス100円とかそれくらいの差額なのに、小宮が入ったそのときに限って差額がマイナス1万円になるっていう」
PASSPO☆ 「えー??!!!」
「事件!!」
相田 「事件ですよ。で、店長に『お前だろ』って言われて、そのバイトも辞めちゃった」
PASSPO☆ 「えー!!」
小宮 「本当は違ったんですけどね」
相田 「うん、本当に違うんだよね」
「違ったんですか」
小宮 「本当だったら、こんな話できないですから!」
相田 「所作と外見だけで犯罪者扱いですよ(笑)」
PASSPO☆ 「かわいそう!」
小宮 「かわいそうすぎるよ……」
相田 「(笑)」