藤井 隆さん (芸人)
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画、第4回! 今回お話を伺ったのは、藤井 隆さんです。実はダンスの振付師が同じという共通点を持つ藤井さんとPASSPO☆。デビューのきっかけからちょっとマジメな仕事論まで……メンバーがたっぷり掘り下げます!
増井 「私、ロックが好きで。常に心に“LOCK”というロックの心を持って……」
藤井 「LOCK?」
森 「Rじゃない?」
増井 「R?」
根岸 「Lって、ハワイ?(笑)」
藤井 「LOCOガール(笑)」
増井 「“ROCK”っていうロックの心を持って、人生を生きているんですけど。藤井さんが、これだけはいつも心の中にあるっていうものは何ですか?」
藤井 「なるほど! 何かな。私はロックを心にみたいな、パチッと決まるワードがないから、ちょっと恥ずかしいんですけど……自分が快適かどうかっていうことはいつも考えてます。コンフォタブルですね。僕たちの仕事は、究極で言うと、お客さんが見てくれるから、『また来週』って言える。人の評価で成り立つ職業を選んでしまっている以上、人さまに対して優しい気持ちで接するというのは絶対に大事だって思うんです。でも、いつもはなかなかできへん。じゃあ、どうやったらそれができるのかな?と思って考えたときに、自分が無理をしないことだっていうのが分かったんです」
PASSPO☆ 「お?」
藤井 「譲ってばかりいると、よくないかも。自分が今、快適かどうか?っていうのが一番大事。あ、こういうの分かりやすくない? ライブで、自分が楽しいと思ったライブが、ファンからの評価も良かったっていうこと。経験ないですか?」
PASSPO☆ 「あ?!」「あります」
藤井 「僕もその状態をいつも心掛けたいというか。できるだけ、ね。言葉にするとすごく身勝手なわがままなバカだなという言葉になんねんけど……自分が快適かどうかを突き詰めていくことは、結局人に優しくなれることにもつながるんじゃないかなって思っています」
根岸 「本当にいいお話をありがとうございます」
藤井 「いえいえ。(増井に)ロックって書ける? つづり」
増井 「はい。ROCOです」
藤井 「ROCO(笑)」
森 「ロックは、Oじゃないから。Kだよ」
安斉 「もうやめろ、それ」
増井 「手からは書けるんですけど」
藤井 「手から(笑)」
岩村 「口から出ないのね」
藤井 「でも、それは素敵な才能なんで、大事にしてね」
増井 「はい!」
PASSPO☆ 「タメになるお話をありがとうございました!」
藤井 「こちらこそ、楽しかったです」