嗣永桃子さん (カントリー・ガールズ)
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画! 第6回目のゲストは、同じアイドルの世界で活躍する、カントリー・ガールズの“ももち”こと嗣永桃子さんです。“ザ・アイドル”を貫くももちさんですが、素顔は意外にも……? PASSPO☆もビックリの裏トークが満載です!
増井 「コンサートとか、一回DVDで見させてもらったことがあるんですけど、すごいなって思ったんです。みんなの理想のアイドル像というか、完璧なアイドルさんだなって思って。コンサートとかで心掛けてることとかありますか?」
嗣永 「すごくアイドルを楽しむっていうのを、大事にしています。今のアイドルって、すごく裏側を見せるっていうか、ドキュメンタリーふうじゃないけど、こんな苦労があって、下積みがこれだけあって、こんなに華々しくデビューしました!みたいな、そういう軌跡を追うのが、何となくアイドルっぽくて。ファンの方もそれを見て、応援しなくちゃっていうのが、ファンの方とアイドルの関係性だなっていうふうに思うんですけど、私が憧れたアイドルっていうのは、ただキラキラしている存在。生活や仕事でうまくいかないなとか、学校嫌だなとか思ってたけど、そのアイドルを見たら元気になるみたいな、そういうアイドルを見てずっとハロプロにいたから、どっちかというとそうありたいなっていう気持ちのほうが強いんです」
玉井 「なるほど」
根岸 「学業と平行してアイドルをやっていたりする中で『一回休みたいな』って思ったこととかって、ありました?」
嗣永 「それがないんです」
森 「すごい。素晴らしい」
嗣永 「しかも学校も好きだったんです。学校も好きで、アイドルも好きで。学校で嫌なことも、もちろん仕事でうまくいかないこともあったんですけど、でもそれをそれぞれの場所で発散できた。仕事の嫌なことは学校で友達と話すことで発散して、学校で嫌なことあったら仕事で歌って解消していたんです」
根岸 「うまい」
安斉 「めっちゃうまくできてる」
嗣永 「すごいいいバランスで生きてて、友達にも……あ、おとももちにもすごいねって言われて」
根岸 「わざわざ言い直して(笑)」
嗣永 「恵まれていますね」
岩村 「プラスにする力がすごいですね」
嗣永 「そうなの、私。あんま悩んだりはしないかもしれない。即決するし」
玉井 「Berryz工房さんが活動休止になったときに、すでにカントリー・ガールズとしてやってみようかなっていうことは、もう考えてたんですか?」
嗣永 「そうですね。ちょうど10周年を迎えて、メンバー全員が20歳迎えたときに、活動休止の話が出てきて、でも私はもうちょっとアイドルをやりたいと思って。それを事務所の方に相談したら、そのカントリー・ガールズのお話をいただいたんです」
森 「MV見たときに、すごいなと思った。やっぱりももちさんだけ、すげえんっすよ。映り方とかもうまいし、本当にアイドルに向いてるんだなってすごく思いました」
嗣永 「自分の好きな角度とか、決まってるから。外れの写真とかはないの、基本」
玉井 「先輩を見たりして、研究したんですか?」
嗣永 「あんまりしてないけど、すごい自分が好きだから鏡をすごい見るんです。だから、この角度かわいいなって」
岩村 「ずっと活動しているけど、容姿も全然変わらないじゃないですか。大幅にイメチェンしたいなと思った時期とかなかったですか?」
嗣永 「ないんですよ。建前上はファンの方は黒髪が好きだし、やっぱりファンの方が思うアイドル像をずっと目指したいというスタンスなんですけど、本音はすごく面倒くさくて(笑)。髪染めたら、美容院に行かなきゃいけない。私、ついこの間、1年半ぶりに美容院に行ったんですよ。そういうレベルなの」
藤本 「髪、切らないんですか!?」
嗣永 「切ってなくて。前髪は、3日に1回ぐらい自分で切るから」
岩村 「その前髪、自分クオリティーなんですか!?」
嗣永 「そう」
PASSPO☆ 「うま!」
嗣永 「髪も染めないし、パーマとかもやんないし。ネイルとかも、伸びるじゃん、爪って。手入れも面倒くさい。いわゆる女の子が好きそうなことは、全然やらないの」
PASSPO☆ 「意外〜」
嗣永 「周りに変わっていく人も多かったからね。だったら変わらない子もいていいし、変わらない良さっていうのもあるんじゃないかなと」
PASSPO☆ 「素敵!」