INTERVIEW 013 森咲樹&新井愛瞳さん
INTERVIEW 013 May.16.2017

森咲樹&新井愛瞳さん (アップアップガールズ(仮))

アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画! 第13回目のゲストは、アイドルグループ・アップアップガールズ(仮)のメンバー・森咲樹さん&新井愛瞳さん。アイドルらしからぬ(!?)健康的な肉体美も注目されているアプガのお2人に、アイドルの悩みや目標を聞きました!

編集=原カントくん、岸野愛 撮影=川村将貴
INTERVIEW 013 森咲樹&新井愛瞳さん 写真1
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玉井 「アプガにとってのターニングポイントというか、印象に残ってる年ってあります? 今までで」

新井 「中野?」

森咲樹 「中野かな」

新井 「『?中野サンプラザ超決戦』をした、2014年かな」

玉井 「それは何で?」

新井 「それまで自分たちがライブをすることだけに必死になっちゃってて、MCも力がないからボロクソに言われてて。何が正解か、何を言っちゃ駄目なのかもわかんなくて、中野サンプラザのチケットが即完で。そのステージに立って満員のお客さん見たときに、その重りというか、何に悩んでたんだろう?って、ちょっと考えが変わって。そこからライブがより楽しくなったんだよね」

森咲樹 「私たちのために、こんなにたくさんの人が集まってくれるんだ!っていう自信につながったっていうか」

新井 「そう。スタッフさんにいろいろ言われ過ぎて自信がなくなっちゃってて。でも、自分たちのほうがお客さんとコミュニケーションを取ってるから私たちにしかわからないこともある。もちろんスタッフさんの言ってることも正しいから一緒に考えて行こう、言われっぱなしじゃダメだよなって思えた」

森詩織 「本当だよね、ステージに立ってる人しかわからないことたくさんあるよね」

根岸 「結成したのは2011年だけど、辞めたいなって思ったこともあった?」

森咲樹 「めっちゃあるよ。数え切れないぐらい。でもやっぱりライブが好きだし、ライブが生きがいって思うから、ライブが人生の中でなくなっちゃうって考えたらやだなって思う」

藤本 「みんなやっぱ一番はライブなんだ?」

新井 「ライブが好き」

森咲樹 「大好きなんだよね」

新井 「武道館終わってライブする機会が一気に少なくなって、いろいろ体を休めたりもしてたんだけど」

藤本 「でもすっごいライブしてるよね?」

森詩織 「休日、1日に3回とかやってない?」

新井 「最大5回」

森詩織 「5回回し!?」

藤本 「そっか、結構場所を変えてやってたりするもんね」

新井 「幕張でやって、渋谷でやって、錦糸町でやってみたいな。定期公演も3回だし」

森咲樹 「でもそれでも付いてきてくれるファンの人もいるから」

根岸 「いや?、すごいよね」

森咲樹 「すごいな、なんかアプガもちょっとぶっ飛んでるんだけど、ファンの人もいい意味でぶっ飛んでるというか(笑)」

新井 「そうでなかったら陸の孤島(のライブ)まで来てくれないもん(笑)」

藤本 「そうだよね(笑)」

森詩織 「あのとき、自分たちでステージ作ってたもんね? 雑誌で読んで、どういうこと?って思った」

森咲樹 「富士山でのライブもあったし」

新井 「富士山もそうだし、自衛隊での教練体験もそうだし」

森詩織 「いろんなことやってるよね」

藤本 「最初からそういう感じの系統だった?」

森咲樹 「いや、全然!」

藤本 「いつから?」

新井 「『アッパーカット!』ができたときくらいから“戦うガツガツ系”っていうのが確立されてきて。最初はアスリート系アイドルとかじゃなくて、ケガをしない体づくりをするために筋トレに通ってたんだけど、いつの間にか見せる筋肉まで鍛えさせられて(笑)。だから今のジャケ写がとんでもないことになってるよ。もう、ライザップ」

森詩織 「来ないかね、公式キャラクターみたいな」

森咲樹 「ちょっとやりたいけどね(笑)」

藤本 「正直こんなはずじゃなかったのになって思う?」

新井 「みんな思ってるよね」

森咲樹 「私は武道館のソロ曲でも叫んだんだけど、かわいいアイドルになりたかったの。モーニング娘。みたいなフリフリした感じで。だからこんなはずじゃなかったなっていうのは、正直あるよ」

新井 「でも正統派アイドルだったら経験しないことをやってるじゃん。富士山に登ってライブなんかしないよなって思うと、それは良かったなって思う」

森咲樹 「楽しいこと、バカなことを、ファンの人も一緒にバカになってやってくれるから、だから一緒に頑張れるんだよね」