INTERVIEW 014 バニラビーンズさん
INTERVIEW 014 Jun.14.2017

バニラビーンズさん

アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画! 第14回目のゲストは、バニラビーンズのレナさん&リサさん! 解散や活動休止などのニュースも多い、昨今のアイドル業界。今のアイドルにバニラビーンズの2人が思うこととは? 赤裸々な想いをたっぷり語ってくれました!

編集=原カントくん、岸野愛  撮影=川村将貴
INTERVIEW 014 バニラビーンズさん 写真1
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INTERVIEW 014 バニラビーンズさん 写真4

レナ 「(笑) たとえば、みんなだったらどんなときに解散という選択になるの? 誰かが辞めたらとか、それとも自然と『もう解散ね』っていうようになるのかな」

玉井 「どうなんですかね。基本的には今のスピードで、ただ、その時々に応じて臨機応変な速度で活動を続けていけばいいんじゃないかなと思うんです。たとえば、結婚して産休に入りますっていうメンバーがいても、おのおので活動したらいいと思うし」

根岸 「そうだね、その子だけ活動休止にして」

玉井 「これまで結構ノンストップで活動してきたので、この先ちょっと疲れたなとか思うこともあると思うんです、体力的に。でも年に合わせて走っていけばいいから、解散はないと思う。解散しても結局、連絡取って会っちゃうし」

バニビ 「いい話」

安斉 「この間も話してたんだよ。もし解散ってなっても、その1週間後とかに『ちょっとみんなで飲まない?』って集まって、『ちょっとライブやっちゃう?』みたいな流れになりそうだよねって」

玉井 「解散じゃないよね。何なんだろうね」

根岸 「活動休止とも言わない」

「1週間ぐらい離れるみたいな(笑)」

安斉 「小休止的な(笑)」

藤本 「PASSPO☆っていうものが、なくなるのが想像ができない」

根岸 「なくす理由も多分なくて。死んだら、かな(笑)」

藤本 「でも、前に話してたけど、死んでもPASSPO☆が受け継がれていったらいいよね」

安斉 「そしたら歌舞伎みたいになっちゃう(笑)」

玉井 「襲名みたいな(笑)」

増井 「4歳でお目見え」

全員 「(笑)」

「でも、考えたことはありますか? 解散までいかなくても、アイドル辞めたいなあ、とか」

レナ 「要所要所にはあるけど、言葉にはしていないかな。私が言葉にしたら最後だろうなっていう思いがある」

増井 「2人だから、というのもありますよね」

レナ 「また次に誰かを入れるって話になるのかどうかもわからないし」

「2人でそういう話はしないんですか? ミーティングみたいなこととか」

レナ 「ないかなぁ」

リサ 「でも、そんな影が忍び寄るんじゃないか、みたいな話はしたことある」

PASSPO☆ 「えぇ!?」

安斉 「面白い」

レナ 「“バニラビーンズのレナ・リサ”って自分たちの名前の一部になってるから、グループがなくなってしまえば、私たちが存在しなくなるんだろうなって、いつも思う。いたか・いなかったかわかんないぐらい、抹消されてしまう。でも、そうやっていなくなって10年後には忘れさられるんだったら、この世界にい続けようかなっていうのはあるし。でも子どもは産みたいし、結婚するし、みたいな思いもある」

根岸 「そうですよね」

レナ 「3年後、結婚するんでしょ?」

玉井 「そう。もともと20歳のときから『5年後には』って言っていて。できるかわからないんですけど、カウントダウンしてますね。日々、婚活です」

バニビ 「すごい」

玉井 「でもそれも、おばあちゃんまでPASSPO☆を続けていられたらいいよね、って思っている中の一つというか。だって、おばあちゃんまで活動していくんだったら、結婚したり、子どもを産んだりしている人がいてもおかしくないじゃないですか、普通。一人の女の子として人生を歩んでいるわけだから」

レナ 「これ、事務所的にはどうなの? 結婚がダメだからグループを存続できないっていう子が多分多いでしょう」

玉井 「そういう話し合いをよくしていて。私たちがどれだけずっとみんなで一緒にやっていけたらいいよねって考えているかを伝えてるので、マネージャーさんは結構、同じ熱量を持っていてくれている気がします。自分の人生に置き換えてくれているというか。熱い人です」

安斉 「ちゃんと話は聞いてくれるよね」

リサ 「いいね」