LINA & NANAさん (MAX)
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画! 第16回目のゲストは、MAXのLINAさん&NANAさんです。活動を続けてきての悩みは? これからの活動はどうなる? 芸能界の先輩に、気になる話をPASSPO☆が根掘り葉掘り聞いてきました!
森 「皆さんのステージを見させてもらって感じたのは、4人が同じ振りを踊ってるのに、全然違うってことでした。私たち、同じ振りをしてもまったく合わないんですよ。周りの先生や見てる方からは『それは個性だよね』って言われているんですけど、でもそれってどうなんだろう?とも思っていて。そんなことを思いながらMAXさんのステージを見たら、こういうことか!と思いました。4人がそれぞれ違うけど一つになってるっていうのをすごく感じたんですよね。すごくいい意味で皆さん違くて。『あ、個性ってこういうことを言うんだな』っていうことを、すごく感じました」
根岸 「確かに。今、4人でレッスンをすることもあるんですか?」
NANA 「リハーサルとかは、ほぼ4人でやってて。みんなで鏡見ながら歌って踊ってみて、誰かがちょっと違ってたら、お互いに注意し合ってる。さっき言ってくれたみたいに自分のカラーっていうのがあるし、好きな踊り方も違ったりするんだけど、個性を出していくのは1回きちんとそろえてからかな」
LINA 「そう、まず基本を作ってね」
NANA 「うん。最初から個性出そうとすると、ただのバラバラになっちゃうから」
PASSPO☆ 「勉強になる!」
安斉 「ライブの構成とかも、4人で話し合って決めてるんですか?」
NANA 「うん。オープニングから何から、全部。衣装の資料を持ち寄ったり、今回はこういうオープニングにしたいってアイデアを出し合ったり、全部自分たちで考えてます」
LINA 「お互いにアイデアを持ち寄って『これはできるね』とか、『これはできないけど、その代わりこういうことができるね』って言って、どんどん作り上げていく感じ」
NANA 「みんなは、どんな感じで?」
森 「私たちは大前提に“CA”っていうコンセプトがあるので、最初は離陸音から始まるっていうのはお決まりで。大きいステージでやるときは滑走路を造って、その上で私たちが踊っているように見せるみたいなことをやったりしています」
NANA 「面白いですね」
森 「でも、まだ全然自分たちでは発信し切れてないです」
根岸 「心掛けてはいるんですけど、それがちょっとずつできるようになったのも最近なので」
LINA 「そっか。同じメンバーでステージを重ねていくごとに、いろいろ分かってくることもあるしね。私たちみたいにもう20年やってると、2列になってて、自分から見えない位置の人でも間違えるときが分かるの」
PASSPO☆ 「ええー! すごい」
LINA 「経験で(笑)」
NANA 「誰かの不安な空気が伝わっちゃうんだよね」