PASSPO☆さん
アメリカンガールズロックユニット・PASSPO☆によるインタビュー連載企画! 2016年から始まった本連載も最終回。今回は、PASSPO☆メンバーと、連載を見届けてきた本企画の編集担当・原カントくんが、これまでを振り返りながらじっくりトークしました。今だからこそ話せる裏話も……これを読んだ後、改めて過去の連載も読み返してみてください。これまでご愛読、ありがとうございました(涙)!
ーー 「2016年の5月からやってきた連載、本当にありがとうございました!」
一同 「ありがとうございます!」
安斉 「2016年からってことは……」
ーー 「2年以上ですね」
玉井 「わお!」
安斉 「長い!」
ーー 「今回は、個人的にも思い入れがあるなとか、あの頃の自分はちょっとおかしかったなとか……ざっくばらんに振り返りながらお話しできればなと思うんですけど。まずリーダーの根岸さん的に印象に残っている回は?」
根岸 「めちゃくちゃ個人的には、HOOTERSの足立さんがゲストに来てくださった回!」
ーー 「あの方、セクシーでしたね」
根岸 「はい。HOOTERSに行けたっていうのがまずうれしかったし、PASSPO☆は女性ファンが多いグループだから、ヘルシーで健康的な女子に憧れがあって。足立さんがすごくステキな女性だったなっていう印象です」
ーー 「確かHOOTERSで取材しているときに、トランプ大統領が誕生したんですよね?」
藤本 「そうだっけ!」
根岸 「ありましたね」
安斉 「大騒ぎしてた!」
ーー 「アメリカンダイニングのHOOTERSであんな瞬間に立ち会えるとは(笑)」
安斉 「確かにアメリカン(笑)」
根岸 「足立さんとのお話も、いい話を聞けたな〜って思いながら帰った気がする」
森 「女性の人生が聞けたよね」
根岸 「うん。HOOTERSの歴史を聞いたときにも、すごくグッと来た覚えがあります」
ーー 「足立さんが聞いたら絶対喜びますよ」
根岸 「そうですね。これをネタに会いに行ったらいいんじゃない?(笑)」
藤本 「プライベートで(笑)」
ーー 「でも本当、企業の人もいれば、芸人さんもいるし、同業のアイドルの方もいるし……多彩なゲストの方々に来てもらいましたね」
根岸 「そうですね」
岩村 「(方向性が)バラバラでしたね」
根岸 「普段、話聞けない人に聞けたっていうのがすごく楽しかった!」
岩村 「この人に会えてよかったっていう思い出、安斉さんありますか?」
安斉 「三四郎さん!」
ーー 「三四郎さん、最高でしたね」
安斉 「マセキさんに行って取材させてもらったんだっけね」
藤本 「そうだったね。しかもこれ、連載3回目くらいでかなり最初のほうだった」
安斉 「ね」
根岸 「もっと後だと思ってた!」
藤本 「三四郎さん、よく引き受けてくれたよね、あんなに忙しいのに」
安斉 「確かに」
ーー 「あの取材後、もっと売れっ子になって忙しくなりましたもんね」
安斉 「確かに」
根岸 「今だったら無理だったかも」
安斉 「確かに、今だったら無理だったよね」
岩村 「(ゲストの一覧を見て)三四郎さんに限らず、本当に普通にうちらが好きな人たちっていうか、本当に会いたいって思った人たちばっかりだね」
根岸 「方向性がバラバラ過ぎて統一感がない(笑)」
ーー 「そうですね(笑)」
藤本 「歌い手、アイドル、バンド……」
PASSPO☆ 「すごい!」
玉井 「LINDBERGの渡瀬さんの回も、よかったな〜」
森 「面白かったよね」
藤本 「MAXさん、LINDBERGさんって並びがやばい」
森 「ね。豪華!」
ーー 「ちなみに河本準一さんの回では、増井さんが泣いてました。いいお言葉をいただきましたよね」
増井 「はい。ずっと関わってきた人なのに、すごく刺さる言葉をくれて」
PASSPO☆ 「ああ〜」
森 「普段あんなに真面目な話をしゃべんないしね」
増井 「自分のこともしゃべんなかったから」
ーー 「番組で一緒だったときとかは、真面目なことは話さなかった?」
PASSPO☆ 「話さなかった」
増井 「特に河本さん自身のことは知らなかったので、深くは」
根岸 「サッカー選手になる夢とか知らなかったね」
森 「そうだね」
増井 「相方の井上さんのことを一番面白いと思ってるとか、こんなにも相方を大事に思ってるんだなっていうのも感じられたし」
森 「ああ、そうだった。素晴らしいコンビ愛!」
ーー 「岩村さんはどうですか? 2年間やってきて」
岩村 「MAXのLINAさんとNANAさんと話したときに、本当にためになったというか。大人の女性の話としてすごくグッときた印象があります。そこからライブに本当に来てくれたりもして」
ーー 「そうだったんですね」
根岸 「お花も出してくださった!」
玉井 「この前のツアーにも旦那さんと一緒に遊びに来てくださったよね」
森 「いや、緊張しちゃった」
根岸 「緊張しちゃうよね。毎回会うと緊張しちゃう」
岩村 「すごく優しくて好き」
森 「ねえ。かっこいいし!」
岩村 「あと、ライブだけじゃなくたまたま街で会ったりすることもあった」
ーー 「へえ!」
藤本 「うちらもMAXさんのライブに行かせてもらったりして」
森 「そういう交流はまさに、この連載がきっかけだよね」
PASSPO☆ 「うんうん」
ーー 「本当ですか。役に立ててよかったです」
玉井 「超役に立ったよ。すごくいい」
藤本 「多分、全部のゲストさんがそうだよね」
森 「この連載きっかけで仲良くなる人とかも多かった」
ーー 「会いたいけどきっかけがない……っていう人に会ういい機会にはなっていたと」
根岸 「そうですね」
森 「出会いの場」
PASSPO☆ 「出会いの場!」
ーー 「玉井さんは振り返ってみていかがですか?」
玉井 「玉井さん的には、LINDBERGのマキさんが印象的。テレビで見るだけだったからどういう人なんだろう?って思ってたんですけど、会ってみたら、本当に子供の無邪気な心を忘れていない優しいお母さんって感じで」
根岸 「かわいかったよね」
安斉 「うん」
玉井 「ふわふわしているけど、多分やってきたことは結構破天荒っていうか(笑)。でも周りの人たちが嫌だと言わずにマキさんを手伝う感じは、マキさんの雰囲気がみんなをうまく巻き込んでいるからなんだろうなって、話していて分かりました」
ーー 「なるほど」
森 「LINDBERGさんの曲が結構ガールズロックみたいな感じで、うちらと似ている部分を感じていたから会いたいなと思ってて。会えたときはびっくりしたけど、嬉しかった」
玉井 「まさか会えるとはって感じ」
森 「ね」
玉井 「お子さんが入院したときに、仕事でそばにいられないことが悲しくてバンドを解散したっていう話もすごくかっこよかった。それをやる勇気もすごいし、女性としてすごく素敵だなって」
根岸 「旦那さんともラブラブだしね」
玉井 「その様子を子どもたちが見てて……最高だなと思いました。結構、家族の理想とする形」
安斉 「本当にかわいらしい人だったよね」
PASSPO☆ 「ねえ〜」
玉井 「だから、マキさんの話聞いて、結構なんか自分のやりたいことやるべきだなって思いました」
ーー 「藤本さんはどうですか?」
藤本 「印象に残っている回はいっぱいあるんですけど、しいて挙げるなら、ももちさんの回」
PASSPO☆ 「ああ〜」
ーー 「この取材のちょっと後に引退を発表されたんですよね」
PASSPO☆ 「そうだった」
藤本 「取材のときはもう引退は決まっていたんだと思うけど、“アイドルのももち”と対談できたっていうのが、すごく嬉しかった」
根岸 「確かに」
ーー 「本当ですね。アイドルのプロ感がありましたね」
PASSPO☆ 「うんうん」
森 「プロフェッショナル」
根岸 「プロだったわ。かっけえな」
玉井 「うん。かっけえって思った」
藤本 「同業のアイドルで、事務所も違うとなかなか話す機会がないから、すごく貴重な機会だったなって。あと、H.I.S.の門田さん! 門田さんと同じ部署にちょうど(PASSPO☆と)同級生の子がいて、PASSPO☆のことすごくかわいいって気に入ってくれてたよって教えてくれたり、FacebookとかでもPASSPO☆のことを宣伝してくれてたっていう話を聞いてすごくうれしかった」
森 「めっちゃいい人や」
玉井 「うれしい〜」
ーー 「門田さんが登場してくださったのは、すごく前のように思いますけど、今年ですね」
森 「えぇ、まじで!」
根岸 「なんかもう記憶がおかしくなってるわ」
安斉 「今年初の仕事かも」
根岸 「そうだった、初の仕事だった!」
ーー 「森さんはどうですか? 振り返ってみて」
森 「森は、藤井隆さんの回ですかね。本当に素敵な人っていう印象が、なんかすごく残ってます」
ーー 「僕も大好きになりました」
森 「振付師の先生からも藤井さんはすごくいい人だとは聞いてて。ずっとテレビでしか見たことなかったけど、しっかりお話を聞いてみて本当に素敵な人だなって。奥さんのことも大好きだし」
根岸 「ね。まじ、こういう人と結婚したいわ」
森 「本当そう」
根岸 「でも、こういう人ってすぐ結婚しちゃうんだよ」
PASSPO☆ 「そうだよね!」
根岸 「こういう人って、残ってない。藤井さんは乙葉さんがつかまえちゃったし」
安斉 「勝ち組、いいな……どうですか、逆に?」
ーー 「え?」
PASSPO☆ 「(笑)」
安斉 「逆に!(笑) ずっと連載に立ち会っていただいて、どの回が印象に残りました?」
ーー 「僕は、ちょっと待ってくださいね……」
安斉 「まさか自分が聞かれるとはって、思ってますよね(笑)」
玉井 「まさかの(笑)」
ーー 「どの回もそれぞれ印象に残っていますけど、やっぱり1回目ですかね。皆さんと会うのも初めてだし」
PASSPO☆ 「あぁ〜」
根岸 「そうでしたっけ?」
ーー 「取材とかではお会いしたことがあったんですけど、しょっちゅうお会いする関係じゃなかったので」
安斉 「そっか〜」
ーー 「バーガーキングで、皆さんこんなにフランクにしゃべられるんだ!っていうのは驚きでした」
安斉 「ホントにハンバーガー食べたしね(笑)」
玉井 「最近、食べにいってないな〜」
ーー 「僕もいろんなインタビューをやっているけど、こんなに投げっぱなしでやってもらっているのは多分この企画ぐらいですね」
森 「楽でした?」
ーー 「僕は、楽でした。話を回していただくのは、しんどくなかったですか? 大丈夫でしたか?」
増井 「全然!」
玉井 「すごく楽しかった」
藤本 「大人任せにしない仕事って、そのぶん自分で考えるし、それが一番大事だなってすごい思うので」
根岸 「聞くことがガチガチに決まってないぶん、自由にぱっと思い浮かんだことをぱっと聞けたのはよかったよね」
安斉 「多分普通の記者さんだったら聞けないようなちょっと失礼な話も、『自分たちで考えてきてるんで』っていう感じで聞けちゃったときがいっぱいあった」
ーー 「確かにね。マネジャーさんが苦笑いしてても、そのままだったり(笑)」
安斉 「いっぱいありましたよね(笑)。PASSPO☆の『フンフンフン。』ならではの話がいっぱい聞けてよかったかなって思ってます」
根岸 「ベッド・インさんとの回なんてもう女子会だったもんね」
安斉 「好きなタイプの話とかだったよね(笑)」
玉井 「『じゃあ、端からタイプ言って』みたいな(笑)」
安斉 「話してると本当に聞きたいことが自然に出てきちゃうんだよね」
根岸 「そうだね」
安斉 「BRADIOさんと話したときなんて、うちらの解散で話し合いしてるときだったのかな」
根岸 「そうだ。4月?」
藤本 「フラチナリズムさんとかのときもそうだ」
ーー 「そうなんですか?」
藤本 「フラチナリズムさんとお話した頃が、多分一番ピークに解散の話をしていたときだったから、『解散の危機は?』とか自分たちで聞いて」
ーー 「皆さんの中で、本当にどうしようか?っていう」
藤本 「そうだったんじゃないかな」
根岸 「次の、大坂☆春夏秋冬さんのときにはもう決まってたもんね」
玉井 「そっか」
安斉 「決まってたけど、まだ発表はしてないときだね」
玉井 「だからこの間、対バンしたときにフラチナリズムさんに『どおりで解散の危機とかありました?とか、むっちゃ聞いてくるやんって思った』って言われた(笑)」
藤本 「『あのとき、元気だったじゃん』って」
森 「元気は元気よね」
根岸 「元気は元気よ」
藤本 「元気は元気」
ーー 「そういう裏話を聞いてまた記事を読み返すと、しみじみくるかもしれませんね」
安斉 「確かに」
森 「本当にどの回も刺激的だし、はずれ回がない」
根岸 「前回の阿久津健太郎さんも」
安斉 「大トリって感じ」
根岸 「もう大トリ! ずっと仕事していても、知らないことがいっぱいあった」
森 「びっくりした。9年も一緒にいても、初めて聞くことまだあるんだっていうね」
根岸 「なんか思った以上に芸能人だったんだなって思った(笑)」
安斉 「ねえ(笑)」
岩村 「知れてよかった」
ーー 「記事を読んだファンの方々から反応をもらったことはありましたか?」
玉井 「それこそサイダーガールさんとかフラチナリズムさんは、記事が出た後に対バンをやらせてもらったので。記事を読んだ感じとライブ見た感じで全然印象が違ったとか、ライブを見て新しい発見ができたっていう感想をもらいました。特に杏推しはめちゃくちゃリプ、長文なんで」
ーー 「なるほど」
玉井 「SNSだけじゃなく、握手会でもめちゃくちゃ言ってくれましたね」
根岸 「私たちにとってもそうだし、パッセンのみんなも対バン相手の方々のことを知ってからライブが見られたのはよかったんじゃないかな」
森 「そうね」
根岸 「事前情報があるのとないのとでは、やっぱり全然印象も違うと思うし」
森 「ありがたい機会だったよね」
根岸 「うん」
ーー 「ファンのみんなも事前に予習をするような意味合いで」
森 「そうそう」
根岸 「曲だけじゃなくて、その相手がどういう生い立ちでどういう人なのかが知れるって貴重だよね。そこまで知ってから見たほうが絶対ライブも楽しいと思うし」
安斉 「あと、一緒に撮った写真とか載せると、『え、すご』みたいな感じですごく反応ありました。ラインナップがすごいから」
藤本 「確かに」
ーー 「いろいろお話を伺ってきましたが……ここで、本連載のシメと言えば、の質問を。皆さんにとって・・・PASSPO☆とはなんですか!!?」
PASSPO☆ 「わあ!」
玉井 「嫌だ」
岩村 「自分に聞かれるとは」
根岸 「先に言っておいたほうがいいやつだぞ!」
ーー 「皆さんがずっとゲストの方々に聞いてきた質問ですからね。じゃあまず岩村さん、お願いします」
岩村 「私にとってPASSPO☆とは……自分自身」
ーー 「おぉ。その心は?」
岩村 「人生の3分の1がPASSPO☆だから、もうPASSPO☆自体が自分だし、自分の人生そのものです」
ーー 「なるほど。PASSPO☆が形としては終わってしまっても、自分の中にはずっとPASSPO☆っていうのがありながら、これからも生きていこうと」
岩村 「はい。決まりました。お次、どうぞ」
玉井 「私は、家族でもあり、友達でもあり、仕事パートナーでもある私のすべてですね」
PASSPO☆ 「お〜」
玉井 「こんなに全部がそろう人たちっていない。仕事の人は仕事だし、家族はもちろん家族だし、友達は友達って普通みんなジャンルが分かれている中で、こんなにどのジャンルにも適している人たちって、人生でそんなに出会うことないだろうなって思うので。9年間って、カップルだったら事実婚とかできますから」
ーー 「そうですよね、9年間ずっと一緒にいるわけですからね」
玉井 「うん。下手したら家族より一緒にいる時間が長いときもあったし」
ーー 「じゃあ次、森さんは?」
森 「私にとってPASSPO☆は、最高の女友達。他の取材でも言ってるんですけど、こんなに一緒にいて嫌な部分もいい部分もたくさん見つけることって、普通に生きていたらそうそうないじゃないですか。そんな人と一気に6人も出会えたっていうのもすごいし、苦楽を共にしたじゃないけど、一緒に成長して、みんながいればいろんなことがパワーアップするってことも分かったから、これからもきっと仲良くしていくと思う。こんないい6人になかなか会えないなって思うから、最高な女友達かなと思います」
根岸 「決めました!」
岩村 「決めました!」
森 「ありがとうございます」
岩村 「次」
増井 「はい!」
根岸 「どうぞ」
増井 「みんなと同じような感じになると思うんですけど、本当に家族みたいな感じっていうか、PASSPO☆が当たり前にあったなって。高校生のときも、学校終わってすぐPASSPO☆行って、みたいな」
根岸 「そうだったね」
増井 「通っているじゃないけど、それぐらい自分の居場所にもなっていたし、自分のことを出せる場所でもあったので、すごくいい意味で“当たり前のところ”でしたね」
ーー 「当たり前な存在だったっていうのは、いいですね」
増井 「ありがとうございます」
根岸 「私はもう結構丸かぶりなんですけど……家族ですね。ファミリー。本当に家族より一緒にいる時間多いんじゃないかっていうくらい一緒にいる存在だし、損得とか利害とか関係なしに一緒にいたから」
ーー 「自分のいいとこも悪いとこも見せられますしね」
根岸 「そうですね。もちろんビジネスパートナーでもあるけど、杏ちゃんが言ったとおり、女友達でもあるし、家族でもあるし。みんなそれぞれの幸せを願ってるから、自分が損するとか得するとか、そういうつまんないことも考えなかった。まさに、ずっと一緒にいた家族だし、帰る場所だったなって思いますね」
ーー 「寂しくなってきましたね、なんか」
PASSPO☆ 「おお」
根岸 「泣かないで」
森 「大丈夫ですか」
ーー 「まだ涙は取っておきます!いや、本当に皆さんいいバランスですね。じゃあ、安斉さんお願いします」
安斉 「PASSPO☆は、テレビの中の存在みたいな……面白い人たち」
根岸 「あんたもね(笑)」
一同 (安斉以外)「むしろ、あんたがな(笑)」
安斉 「テレビ付けると、歌番組も、バラエティーも、ニュースもやってるじゃないですか。PASSPO☆もそれと同じで、歌を歌ったりもするし、コントもやるし、バンドもやるし」
ーー 「確かにね」
安斉 「話すとやっぱりおもろいし、このみんなが。個性があって、チャンネルを変えるといろんなものを見れるって感じ。ずっと面白いものを見させてくれたなって思います」
森 「あんただね(笑)」
増井 「あんたがな(笑)」
ーー 「なるほど」
安斉 「こんな変な人たちいるかな?っていうぐらい」
森 「だから、あんたもだよ(笑)」
岩村 「本当、あんたもだよ、それは(笑)」
ーー 「その変な人たちが集まってよく仲良くやれていましたね(笑)。個性が強すぎると、嫌気が差したりしそうなのに」
安斉 「いや、本当にそうなんですよ。逆によく9年も続いたなっていうのはありますよね」
ーー 「絶妙なバランスだったんでしょうね、本当に。ありがちな言葉になっちゃうんですけど」
安斉 「みんな面白いけど、多分みんなそれぞれ違うからよかったのかなと思います。それが面白くて続いてたのかなって」
根岸 「そうだね」
ーー 「なるほど。最後は、藤本さん。トリです」
増井 「どうしよう。泣いちゃうかも。感動して泣いちゃうかも」
根岸 「泣かせてよ。泣きたいんだ」
藤本 「すごい簡単になっちゃうんですけど……ゆっきぃのすべてだったなって思います」
PASSPO☆ 「おお〜」
藤本 「ずっとゆっきぃのすべてだったって言ってるんですけど。一番最初、仕事をするってこともPASSPO☆は初めてだったし、愛ちゃんも言ったように、損得なく家族と同じような存在でいられたのもPASSPO☆だし、喜怒哀楽を感じるのもすごいPASSPO☆だったからだし、プライベートが楽しかったのもPASSPO☆がだったからって部分もすごいあったし。あと何より、私は自分のことをそんなにうまく見れなくて、それをみんなが自分のいいところも悪いところもすごい教えてくれたなって思ってて。PASSPO☆をやってなかったら、気付けなかったことがすごいあるし、これから先もPASSPO☆があったからつながっていくことはあると思うから、本当にゆっきぃのすべてだなって思います」
根岸 「うう……」
安斉 「根岸、ここで泣く」
ーー 「ありがとうございます。またこのあと記念撮影しますけれど、いつも撮ってくださっていたカメラマンのカワムラさんにも一言いただきましょう」
PASSPO☆ 「ああ〜」
根岸 「本当の大トリだよ!」
安斉 「大トリ!」
カワムラ 「僕ですか?」
森 「お願いします!」
カワムラ 「僕、結構アイドルをたくさん撮ってきたんですけど。PASSPO☆さんにはこの連載で初めてお会いして。で、結構わいわい話してる姿をたくさん見てたんですけど、この連載と関係なく去年のTIFでライブを見させてもらったら、思ったより結構真面目というか、しっかりライブするんだなと。そのギャップに驚きました」
岩村 「思ったより、ちゃんとしてたんだなっていう(笑)」
カワムラ 「そこで……」
根岸 「ずっとこの調子だったらやばいよ。ナメてるでしょう、ずっとこれだったら(笑)」
カワムラ 「両方の姿を見られてよかったです」
PASSPO☆ 「ありがとうございます」
カワムラ 「ありがとうございました」
ーー 「皆さん、本当にありがとうございました!連載は今回で終わりますが、是非また別の機会にご一緒しましょう。この連載ページはとりあえず、ずっと残しておきます!」
PASSPO☆ 「ぜひ!」「本当に、ありがとうございました!!!」