執筆者
安東量子(あんどう・りょうこ)
1976年広島県生まれ。福島県いわき市在住。
福島のエートス http://ethos-fukushima.blogspot.jp 主宰。
大澤真幸(おおさわ・まさち)
1958年長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。社会学博士。千葉大学文学部助教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授を歴任。著書に、『行為の代数学』(青土社、1988年)『虚構の時代の果て』(筑摩書房、1996年、増補版2009年)『ナショナリズムの由来』(講談社、2007年、毎日出版文化賞)『不可能性の時代』(岩波新書、2008年)『〈自由〉の条件』(講談社、2008年)『社会は絶えず夢を見ている』(朝日出版社、2011年)『〈世界史〉の哲学』(古代篇、中世篇、東洋篇、講談社、2011~14年)『夢よりも深い覚醒へ――3・11後の哲学』(岩波新書、2012年)『自由という牢獄――責任・公共性・資本主義』(岩波書店、2015年)などがある。恩師・真木悠介(見田宗介)との共著に『現代社会の存立構造/現代社会の存立構造を読む』(朝日出版社、2014年)。「〈世界史〉の哲学」(近世篇)、「社会性の起原」を各々『群像』『本』に連載中。
連載:「1945/2015」
梶谷 懐(かじたに・かい)
1970年、大阪府生。神戸大学大学院経済学研究科教授。神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。専門は現代中国経済論。
現在の関心領域は、現代中国における「市場経済化」と経済改革の動向、経済発展における制度・慣習の役割、中国の不動産市場をめぐる諸問題など。
著書に、単著として『現代中国の財政金融システム』(名古屋大学出版、2011年)、『「壁と卵」の現代中国論』(人文書院、2011年)、共著として加藤弘之・上原一慶編『現代中国経済論』(ミネルヴァ書房、2011年)、岡本隆司編『中国経済史』(名古屋大学出版会、2013年)などがある。
ウェブサイト: http://www.econ.kobe-u.ac.jp/~kajitani/
ブログ: http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/
ジャック・ロシャール(Jacques Lochard)
パンテオン・ソルボンヌ大学〔パリ第一大学〕(経済学修士)。1977年、放射線防護評価研究センター(CEPN、1976年設立のNPO)研究員、1989年同センター理事。放射線防護の技術・医療経済・社会的側面の研究・助言、また、放射線学におけるリスク評価とリスク管理の理論と実践。「最適化原則」の実施に必要な方法論の開発に寄与。論文多数。1990年代はじめから、チェルノブイリ原子力発電所事故後の状況を管理するための複数の国際プロジェクトに参画。とりわけベラルーシではETHOSプロジェクト(1996-2001)やCOREプログラム(2004-2008)を通じて、汚染地域で一年以上にわたる活動を続けた。1997年から1999年までフランス放射線防護学会(SFRP)の学会長。2000年から国際放射線防護学会(IRPA)の常任理事。2005年から2009年まで、経済協力開発機構原子機関(OECD NEA)の放射線防護公衆衛生委員会(CRPPH)委員長。1993年に国際放射線防護委員会(ICRP)の第3専門委員会〔医療分野における防護〕に事務局長として参加、1997年、第4専門委員会〔委員会勧告の適用〕の委員に就任、2009年-2013年同委員長を務める。現在、ICRP主委員会(Main Commission)の副委員長(Vice-Chair)。 http://www.icrp.org/icrp_group.asp?id=6
高野利実(たかの・としみ)
1972年生まれ。虎の門病院臨床腫瘍科部長。1998年東京大学医学部卒。国立がん研究センター中央病院で研修後、3つの病院で「腫瘍内科」を立ち上げ、2010年より現職。日本の腫瘍内科のモデルになるような、「日本一の腫瘍内科」を目指している。HBM(Human-Based Medicine 人間の人間による人間のための医療)をモットーに、幅広いがんの薬物療法や緩和ケアを手がける。日本臨床腫瘍学会(JSMO)の副事務局長・がん薬物療法専門医部会長、西日本がん研究機構(WJOG)の乳腺委員長も務め、日本における腫瘍内科の普及、真の腫瘍内科医の育成、オールジャパンでの臨床試験・新薬開発にも力を注いでいる。共著に『緩和医療のすすめ』(最新医学社、1998年)、編著に『ハイリスクがん患者の化学療法ナビゲーター』(メジカルビュー社、2013年)、著書に『がんとともに、自分らしく生きる——希望をもって、がんと向き合う「HBM」のすすめ』(きずな出版、2016年)がある。
[HBMの部屋]
http://homepage2.nifty.com/toshimitakano/
[がんと向き合う ~腫瘍内科医・高野利実の診察室~]
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=75389
連載:「もの言う患者」
冨田香保里(とみた・かほり)
1954年生まれ。本名、中嶋香保里。武蔵美術短期大学卒業。博報堂写真部を経てスタイリストになる。2015年3月23日死去。冨田香保里(とみた・かほり)として、多くの仕事を手掛けた。
[雑誌]「Marie Claire japon」1985年、「FIGARO japon」1986年、「ELLE japon」1999年、「High Fashion」2000年、「VOGUE nippon」2000年、「Invitation」2003年、「SPUR」2005年、「装苑」2005年、「eclat」2007年など。
[広告]カシオ G-ショック Baby-G(カタログ・ポスター)、ユナイテッドアローズ〈グリーンレーベル〉カタログ、資生堂『花椿』〈ボン・グー〉ポスター、バージニアスリム ポスター、高島屋(雑誌広告)、三菱自動車・ランサーCF(グラフィック)、花王ソフィーナCF(夏川結衣篇)、レリアン(雑誌広告)など。
[CDジャケット&PV]サザンオールスターズ TSUNAMI、ホテルパシフィック他、岡村靖幸、bird、ラブサイケデリコなど。
[写真集、その他]菅原一剛写真集『青い魚』『赤い花』、『TOUGH』(米倉涼子写真集、写真 久家靖秀)、清野賀子フォトコラボレーション〈コム デ ギャルソン 青山本店〉、大黒摩季 03 summer tour(LIVE BOMB!LEVEL3)、また、松嶋菜々子、倍賞美津子(いずれもインタビュー他)など。
連載:「もの言う患者」