hon-nin編集部ブログ

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太田光×松尾スズキ!!!

2006.10.27 | 

来週は忙しくなりそうなので、いまのうちにと
映画『パプリカ』(11/25公開)の試写を観てきました。
おもしろい!
『時をかける少女』といい、
今年は「オトナアニメ」(c洋泉社)の当たり年ですね。

あと、他人と夢を共有するっていう、
小説のときにはそれこそ「夢のよう」だったアイデアが、
いまや現実味を帯びてきてるってのがすごいです。

半年くらい前の立花隆さんのNHK特番で観たんですが、
脳からの出力信号を読み取る技術ってのは
かなり進んでいて、
たとえばロンドンにいる人の脳に電極を差して、
それをインターネットに繋いで、
ニューヨークにおいてあるサイボーグの手を動かす、
なんてことがすでに可能になってる、と。

そしていま、新たに激アツな研究分野なのが
脳への入力。
たとえばロボットに火星探検をさせて、
そのデータを自分の脳に入力することで、
地球にいながらにして、
あたかも火星にいるような体験をすることが
近い将来できるようになるというのです。

これを見て「それコピーロボットじゃん!」と思った
視聴者は、ぼくだけじゃないと思うのですが、
そんなSF(もちろん「すこし・ふしぎ」)チックなファンタジー
ですまないのが現実でして。
この技術を使えば洗脳は言うに及ばず、
記憶の書き換えや、暗記パンや、その他、
もっともっと恐ろしいこと(バカなので思いつかない)
が、可能になってしまうというのです。

でもって、
記憶の書き換え、架空現実、夢の共有……
これらの行き着く先は、結局のところ
「『私』とは一体なんなのだろう?」
っていう問いだったりするのですねー。

と、立花先生の受け売りでかしこぶって
みたところで、
週末の『hon-nin』編集部。

ついに、次号の表紙ダミーがあがりました!

次号(12月8日発売)の表紙は――
太田光×松尾スズキ!!!

もちろん巻頭対談もこのお二人です。
いま最もテレビで活躍するタレントといっても過言でない
爆笑問題の太田さんと、
本誌スーパーバイザー・松尾スズキが
「テレビ」と「本人」の距離について
縦横に語りつくします!
お楽しみに!