2007年7月 | 本人編集部ブログ | 本人

なんとか生きてます。
いっぱいいっぱいです。
そのうちちゃんと更新しますので今しばしお待ちを…。
（とりあえず「クイックジャパン」のほうのもろもろは片づきました）

編集者なんて仕事は、いろいろな人に嫌なことを言う係、みたいな部分が一定割合を占めているということはあまり誰も指摘しない真実ですが、それにしても「これ言ったら、この人きっと凹む（もしくはキレる）だろうなあ」ということを、これだけ朝から晩まで言ってまわる（チャリで）日も珍しい。さすがに疲れた。別に弱者ぶるつもりはないですけど、言うほうだって決していい気分はしないし、さすがに消耗しますわい。
その合間に某イベントの台本原稿を書き上げたりした、今日はそんな一日。
もう少し呑気な仕事を誰か俺に回してほしい。

＜以下、言い逃げ＞
さ、連載陣の皆さん、締切ですよ！　

お久しぶりの梅山・本人です。

この間、けっして休んでいたわけではなく、
中村うさぎさんと恒例の撮影会を行ったり、
銀杏BOYZのライブを観たり、
古川日出男さんの朗読イベントに行ったり、
ゴキブリコンビナートの野外公演が楽しそうなのに行けなかったり、
漫喫に一日中こもって横山光輝先生の『三国志』を読破したり、
『hon-nin』コラムに武将（周喩公瑾とか）が登場したらみんなビックリするよなぁ
などと童貞みたいなことを考えたり、
と、いろいろ忙しくしておりました。

もちろん日記のタイトルもこちらより。

あと、やはりぼくも北尾・本人と同じく、
次の「クイックジャパン」を手伝わせていただいておりまして、
で、やっぱり北尾・本人と同じく締め切り関係でご迷惑をかけつつ、
いまだライター氏からあがってこない原稿を、会社のフロアでひとり待つ現在、
日曜の深夜４時……。

そういえば、今月は、漫画の復刻もやらせていただきました。

『デメキング 完結版』
いましろたかし・著

松尾スズキ・スーパーバイザーもたいへんリスペクトされている、
いましろたかし先生の初期の大傑作です。

峯田和伸さんの帯文や、浦沢直樹さん（祝『２０世紀少年』完結！）の解説文、
そして、古本ハムサラダにおける吉田豪さんの相方としても名高い、
「漫ぶらぁ～」こと、大西祥平さんによる１万５千字インタビューも最高なので、
ぜひとも手にとってみてください！

何のひねりもないですが↑としか言いようがない。
そういうときに限っていろいろな方面からいろいろなよしなしごとが持ち込まれるわけでもう何がなんやら。てんぱってるので、しばらくちょっとそっとしといてほしい。

気晴らしにhon-nin以外の話題でもするか。

雑誌「クイックジャパン」が、次号（８月１０日発売）から編集長交代でリニューアルする。
その助っ人で、珍しく私も記事書きを手伝ったりしている。
ちなみにその記事とは、うすた京介さん×しりあがり寿さんという、ギャグマンガ家同士のガチ対談の構成だ。
で、助っ人のつもりで引き受けたことなんだけど、その記事の締切を大幅に破っていたりもする。
最初に安請け合いしといて、実際はそれどころではなくなって、結果的に周りに迷惑をかけるという、まあ色んな職場でよくあるパターンだ。
なので、微妙にクイックジャパン編集部員たちの私を見る目が最近険しい気がする。

イヤな気分になったので、この話題やめ。

書くんじゃなかった。

＜追記１＞
泉美“会社ごっこ”木蘭さん、先日初子出産。母子ともに健康とのこと。目出度し。

＜追記２＞
「うわさのベーコン」、いつのまにか４万アクセスを突破。これはもう、ベストセラーなんじゃ……。

前回の日記の件が予想を超える騒ぎになって、「予想外だ！」と連休中騒いでいた編集部です。
さすがしょこたん。すごい注目度。（今回の教訓・予想はあてにならない）

hon-nin大賞の選考も第二カーブを曲がり、さらなる佳境に突入しました。

だんだん日記ですらなくなってきてますけどまあ許そう（自分を）。

●しょこたん漫画家デビュー（nikkansports.com）
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070713-226283.html

というわけで、次号からの新連載を一足早く発表します。

マンガ「脳子の恋」
作画＝中川翔子
原作＝井口昇
第一話、一挙２４ｐ掲載。

次号も攻めの姿勢でいきます。
どうぞご期待ください。

『週刊文春』本日発売号（７月１２日）の「THIS WEEK」というコーナーにて
『hon-nin』vol.03収録の麻生久美子さんインタビューが
紹介されています。
http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/index.htm

以上、梅山・本人からのタレコミでした。

昨日急いで書いた日記に、誤植発見。
謹んで訂正します。

×　ちょっとした
↓
○　ちょっと大した

昨日観た上記の芝居（ポツドール）が面白すぎた！
会場では宮崎吐夢さんに会った！
今朝は町山智浩さんと新宿で会った！
それらの合間に書けない人と書けない案件についての密談多数！

目が回る！

明後日、ここでちょっとした発表をします。

http://www.youtube.com/watch?v=FD6M7TCTVZ4
↑今朝、出がけに観たもの。
最高すぎる。

来世はこの中の一人として、歌ったり踊ったりして暮らしたいものだ。

どうも今日は眠い。

午後は久しぶりに本谷有希子さんと会う。

週末は『本人』vol.03並行して作ってた書籍『サマースプリング』（http://www.amazon.co.jp/gp/product/4778310810?ie=UTF8&tag=hibinonikki0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4778310810）の出版記念トークライブに参加したり、ゆらゆら帝国LIVE＠野音に、古川日出男さんや天久聖一さんや梅山・本人らと参加したり。

ちなみに明日はポツドール＠三鷹。

ふらふら遊んでるように見えるかもしれませんが、
その合間はただただ「読む」「読む」「読む」。

『うわさのベーコン』アクセス数、２万５千人突破（なんか謝りたくなってきた。すみません…）。

最近、映画化やドラマ化の打診話が、ぽつぽつと編集部に届くようになりました。
（そろそろ連載一年になる作品が増えてきたから、でしょうか？）

基本的にまだ連載中の作品に関しては、「まあ詳しくはストーリーが完結してからということで」、と企画書だけあずかるようにしているのですが、皆さんとても熱心です。話していて、それぞれの作品を読み込んでくださっていることが、ひしひしと伝わってきます。

そのうちのいくつかでも、本当に実現するといいな。

●追記
「うわさのベーコン」アクセス数、２万人突破（これはすごいことです…）。

選考に戻ります。

日本中いろんなところで、いろんな本人が、いろんな人生を辿ってきていることを実感しています。

この賞の選考に関われてラッキーかも、これは自分にとってこれからの「財産」になりそう。
どの応募作も最後まで読むのが苦痛じゃない、今のところつまらないものがない。すげえ。

これ、他の賞の選考なら、最後まで読まずに投げる作品が続出してる気がするんですよ（自分、こらえ性ないんで…「そんな都合のいい魔法少女なんていねえよ！」とか）。

自画自賛ですが、やっぱり「本人が実話を書く」、って面白いコンセプトですね。

あらためて、いまさら、ですが。

私も、現在、空いている時間はすべてhon-nin大賞作品を読む時間にあてています。
※たぶん、あと数日したら編集部で合宿みたいなことになる予定。

みなさま、本当にたくさんのご応募、どうもありがとうございました。
松尾スズキさんにかわり、編集部を代表して御礼申し上げます。
全作品、気合いを入れて読んで、丁寧に審査していきますので、結果のほうは今しばしお待ちください。

では。「読み」に戻ります。

日曜夜、中原昌也さんから突然電話。何事かと思ったら、
「先日、秋葉原でデモ（http://akiba630.moemoe.gr.jp/）がありましたけど、あれは何なんですか？　北尾さんなら詳しいこと知ってるでしょう！」

知りません。
中原さんのアタマの中で、俺はどういう人物像になっているんだろう？

＜追記＞
「うわさのベーコン」アクセス数、１万５千人突破。