hon-nin編集部ブログ
太田出版発行の雑誌「hon-nin」の最新情報や編集部の様子をお伝えしていきます。
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涙で前が見えない、、、
2009.6.26 | 本人編集部
●昨日、エヴァンゲリヲン新劇場版・破を観てきました。
大変なことになっております。サービス満載で、表題の感想。あと100回観たい。
パンフの表紙がネタバレすぎて、それもすごい。
●土曜日はsound cafe dzumiの2周年記念パーティーへ。
店長の泉さんが本当にいい味を出していらっしゃる。
やはり、おもしろい場所にはおもしろい人がたくさん集まるのですなぁ。
●今日は、人生で初モデルをつとめるフリーペーパーの打ち合わせ。ドキドキです。
その後は幽谷さんのインタビュー@サイゾー。すべらないかドキドキです。
●竹村真奈さんから教えてもらったサイトの動画がすごい(ちょいグロ注意)。
●6月が去ろうとしております......。
やました
タンブラー始めました。
2009.6.24 | 本人編集部
以下、ここ数日の徒然。
●タンブラーに入ったら、分刻みで微エロ画像が送られてくるので日夜コレクションにいそしんでいます。
●佐内正史の対照シリーズ『ARCA』『DUST』『EVA NOS』を一気読み。
※ちなみに写真集を「読む」という言い回しは、キヨシローさんのマネ。
●坂口恭平くんの新刊『TOKYO一坪遺産』読了。いろいろと刺激を受けた。特に「あとがき」の少年の話はかなりぐっときた。
●『あんにょん由美香』、いい映画でした。松本の亀吉っつあんが面白いことを書いている。
●映画『バーダー・マインホフ』試写。若松孝二監督のアレ観ちゃった後だから(略)。
●マンガ学会のパネルディスカッション拝聴。詳細は竹熊健太郎さんがブログで紹介していますが、「解答用紙は別紙」という作品に驚く。
●漫画家・山田花子さんのドキュメント映画に、少しだけコメント出演しました。
●『メディアの支配者』上巻読了。すげー面白い。
●渋谷のブックオフで中原昌也氏と偶然遭遇。相変わらず言うことがいちいちツボに入り、15分ほど立ち話した間ずーっと笑ってた。
●今日は大谷能生氏、海猫沢めろん氏と打ち合わせた後、下北沢で飲む。
北尾修一
暑すぎて
2009.6.23 | 本人編集部
●週末は缶蹴りをしたりファッションショーを見に行ったり猫のお見合いをさせたり。
そして日曜、お風呂上りに真っ裸で寝ていたら体調を崩し
週頭からお休みをいただいてしまいました。情けなし。
●いい機会だと思って、ずっと観れていなかった「愛のむきだし」を観る。
「エウレカセブン」を観終わったあともそうだったけど、情熱的にフリーハグな気分になる。
そのあとボロい聖書をひっぱりだしてきてコリント人への手紙第13章を朗読してみました。
熱が上がりました。
●そんな話はどうでもよいのですが、
こちらはブックファーストルミネ新宿2号店の写真。
弊社商品、こんなに大きく展開していただいてます!!!!
ありがたやありがたや。引き続きよろしくお願いいたします。
●もっとどうでもよい話ですが、
先日、本人不在のもと、二宮和也くんの26歳の誕生会を開催しました。
奇しくも店内に誕生日の方がいらっしゃって、全テーブルにクラッカーが配られたので
私たちは、どこかで幸せな誕生日を過ごしているであろう二宮くんの笑顔を想像して
クラッカーのヒモを思い切りひっぱったのでした。写真には「ニノ」と書いてあります。
●どうでもよすぎてすみません。これから松田洋子さんと打ち合わせ。
やました
すべる時間出版記念パーティーレポート
2009.6.15 | 本人編集部
前回予告いたしましたが、『すべる時間』の著者
幽谷マサシさんに、初めての出版記念パーティーを終えて
当日のレポートを書いていただきました。
私の眼前には、あの日の幽谷さんの顔色や動作がありありと浮かんできます......。
本作と合わせて読むと、もっと面白いぞ!!!
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6/11『すべる時間』出版記念パーティーレポート
16時半、太田出版入り。駅から坂道を上がってきたのではあはあ言いながらエレベーターに乗ったら太田出版の社員さんに「もう緊張されてるんですか!?」と驚かれる。
編集部に入り、パーティーの出席者にプレゼントする『すべる時間』単行本にサイン。間違えたら間違えたで「こういうサインです」と言い張るつもりだったが何とか間違えず終了。
17時過ぎ、読売新聞のwebサイトyorimoの新企画"手顔ちゃん"用の写真撮影。「このネタはすべらないようにお願いします」とか、「パーティーのスピーチもすべらないようにお願いします」とやたら言われるようになる。
18時15分くらいに会場のイタリアンレストランに到着。歌舞伎町のど真ん中。
続々と都内有力書店員さんがご来場。ひたすら恐縮してとにかくお辞儀。「座っててください」と言われるが立ってないと落ち着かない。
おそらく19時、会が始まり「本人」の編集長北尾さんの挨拶。ここでも「すべりまくった男」として紹介されるぼく。
担当の美人編集者にリードしてもらって各出席者の方々に直接ご挨拶。時期的に当然ではあるが全員まだ「すべる時間」を未読。とにかくプッシュ。タイトルに「すべる」と入れたがためにおもんない本と思われてはいけない。
会場のカウンターテーブルの上には、「すべる時間」と「本人vol.10」の見本を展示。裏側から見てるとぼくの元相方とタケちゃんマンが並んでいる光景に不思議な気分になる。
そしてパーティーの締め。自分の挨拶。「すべる時間」は我がロスジェネ世代に普遍のモンモン感が満ちていることをアピール。そして、変則年代記スタイルの書き方だった本作のスタートを2000年からではなく1984年に変えて、タイトルを「いち、きゅう、はち、よ......ん」に見えなくもないフォントにしたらもっと売れるというアイディアを伝授。万雷の拍手を受けて引っ込む。社長さんにええ感じでつないで会は終了。緊張の糸が切れたとき、すこし立ちくらむ。
そう、ぼくは断じてすべってない。
幽谷マサシ
「本人」vol.10発売から2日目。
2009.6.11 | 本人編集部
●おかげさまで『本人』vol.10大好評をいただいております。
すごい勢いでご注文いただいてます。リアルな話、在庫が少ないです。感謝。
未読の方は、書店さんにお急ぎくださいませー!
●ところで、今月の『新潮』は太宰特集ですね。
佐藤友哉さんの創作におおいに首肯してしまいます。
私の頭の中でも最近「トカトントン」が鳴り続けております。気候のせいでしょうか。
余談ですが、「トカトントン」と、小島よしおの「チントンシャンテントン」は
語感的にも効能的にもかなり近いものがあると思うのですがどうでしょうか。
●昨日は『すべる時間』出版記念会でした。
都内から、都外から、いろんな方々にお集まりいただきました。本当に感謝。
幽谷さんのスピーチが、すべったのか、すべらなかったのかは
後日ご本人の口から明かしていただきますので、お楽しみに!
私は、緊張のしすぎで眩暈を起こすという初体験。まだまだ度胸が足りないようです。
●ぜんぜんブログ更新できてなかった自分に反省。
とりあえず今からフライデー読みます。
やました
本人vol.10、本日発売。
2009.6.10 | 本人編集部
以下、『本人』vol.10 忌野清志郎「ロックで独立する方法」本文より。
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最近ロックがニュースになるのも、ほとんど数字がらみばっかりだよね。GLAYのコンサートに何十万人集まって何百人倒れたとか、B'zのベストアルバムが何百万枚だとか、だれそれの売り上げ総額が何十億だとか。でも、そこで何が歌われているのかとか、音楽そのものの話はまったく出てこない。
つまりあれは「音楽の話題」じゃなくて「統計の話題」にすぎないんだ。音楽そのものは話題にさえなっていない。それをだれも不思議に思わないのか? ミュージシャンたちはそれが悔しくないのか? 自分たち自身や作品のことはなんにも話題にされずに、数字の添え物みたいに扱われてるってのに。自分が歌った歌がニュースにならなきゃ、ミュージシャンにとってなんの意味もないんじゃないのか?
数字を扱うのは業界ビジネスマンたちの仕事だろう? ようするにビジネスマンの業績がニュースになってるだけなんだよ。今月はクルマが何台売れましたとか、今年の経常利益は何十億円でしたとか、それと同じことじゃないか。
少なくともオレは歌でニュースをつくった。ロックンロール・ニュースメイカーだ。「忌野清志郎の『君が代』が物議をかもしてる」っていうニュースのおかげで、歌番組には出してもらえないかわりにニュース番組にばっかりひっぱり出されて、偉い白髪のニュースキャスターやジャーナリストや海外メディアからインタビューに忙殺されたけどさ。それでも国際ニュースだ。
まあ、宣伝費も少ないしプロモーションにもカネをかけられないから、自分でニュースをつくり出すしかないという事情もあるんだけど。でも、歌ったもの、歌ったことがニュースになる――それがロックだったんじゃないかい?
ジョニー・ロットンが『ゴッド・セイブ・ザ・クィーン』を歌ったことがニュースになる、ジョン・レノンが『平和を我等に』を歌ったことがニュースになる......。そうやってロックはニュースをつくり出してきたんじゃなかったのかい?
彼らは数字の奴隷なんかじゃなかった。『ゴッド・セイブ・ザ・クィーン』や『平和を我等に』が何百万枚売れたとか、何十億円の利益をあげたとか、そんなことは全然ニュースになっちゃいない。そんなのはどうでもいいことだった。彼らが歌ったもの、歌ったことがそのまま大きなニュースだったんだ。(後略)
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清志郞さんが唯一残した、"これからの人たち"への、本気の、熱い、メッセージ。
続きはぜひ本誌でどうぞ。
北尾修一
本人vol.10発売まであと1日。
2009.6.09 | 本人編集部
●スタジオボイス最新号の「相対性理論」特集。これが実現するまでの苦労に勝手に感情移入して、「松村編集長おつかれさまです、グッドジョブっす」と呟きながら読む。
●しかし、北沢夏音さんの渾身の取材原稿は凄かった。凡百の感想文ライターたちを黙らせてやる、という気迫を行間から感じた。これ読んで悔しがらない書き手を、私は今までもこれからも信用する気はないす(そして、悔しがらない書き手が増えてるんじゃないかという危惧も同時にちょっとあるす)。
●そんなスタジオボイスとは全然違う角度で、やくしまるえつこさんに寄稿してもらった「私の愛した音楽」(選曲と文と絵:やくしまるえつこ)が掲載された『本人』vol.10は明日発売です!
●最後は宣伝になってしまった......。
北尾修一
===以下、『本人』vol.10 目次===
●グラヴィア
佐内正史
「忌野清志郎、本人。」
●メッセージ
忌野清志郎
「ロックで独立する方法 ~独立は「自由」か「面倒」か?~」
●友情論
堀江貴文
「僕にとって"仲間"とは......」
●インタビュー小説
三宅恵介
「三宅デタガリ恵介、バラエティ番組作りに捧げた人生を大いに語る!」
●インタビュー
吉田豪
「本人列伝 第11回ゲスト=デヴィ夫人」
●いじめ体験
田中忠幸
「学園天国 ~いじめられっ子×現金=復讐~」
●究極のロハス生活
坂口恭平
「多摩川のロビンソン・クルーソー、かく語りき。」
●選曲
やくしまるえつこ
「私の愛した音楽」
●考察
中村うさぎ
「自分強姦殺人事件」
●身体論
北村道子
「私の身体論 第2回・さわること」
●告白マンガ
安永知澄
「青い満ち潮だった」
●自伝マンガ
松田洋子
「平凡なヨウコちゃん」
●告白マンガ
西島大介
「魔法なんて信じない。でも君は信じる。」
最終回・君は信じる!
●面白くない話
宮崎吐夢+河井克夫
「宮崎吐夢の『本当にあった面白くない話』」
●小説
海猫沢めろん
「全滅脳フューチャー!!!」
●小説
大塚恭司
「決闘」
※写真はイメージです。
2009.6.08 | 本人編集部
急ですが、今週末(13日土曜日)にこんなイベントがあるようです。
三人とも本誌にはとても縁の深い人たちですし、飲み会の延長のような、ものすごくアットホームな会になりそうです。私もふらりと顔を出す予定です。
===以下、イベント詳細===
『バサラブックス主催 動物大集会vol2.5 ロビンソンの箱庭』
会場 高円寺 素人の乱12号店
東京都杉並区高円寺北3丁目8-12 フデノビル2F 奥の部屋
時間 6月13日土曜日 午後3時から5時までの2時間になります。
出演者 梅川良満(写真家) 坂口恭平(作家・建築探検家)
司会 九龍ジョー(ライター・編集者)
料金 500円
会場の都合により30人限定のイベントになります。
問い合わせ、予約はバサラブックス(電話0422-47-3764(月曜定休日・13:00~23:30)、
もしくはメール basara-books@nifty.com <要名前・人数>)
話の内容は弊誌次号の記事『多摩川のロビンソン・クルーソー、かく語りき。』の裏話のようなものになるのではないかな、と。皆さんも顔を出してあげてください(坂口くんと梅川くんは、とても愉快な人たちですよ)。
●ところで。いよいよ第3回hon-nin大賞の募集、次号よりスタートです。
●そして、hon-nin大賞初のグランプリ作品『すべる時間』(幽谷マサシ・著)は、6月10日発売です。
北尾修一
題「Make Me Feel Happy」という文章(雑誌「プリンツ21」2006年春号)
2009.6.03 | 本人編集部
彼の魅力は、見る人の心をあたたかくしてくれるところ。視点がおもしろくって、画期的でロックっぽいところ。クルマの写真集とKINGのジャケ回り写真集は、いつも笑ってしまう。幸福な気分になる。
佐内写真に写っている俺、あれが本当の自分だと思う。カッコイイの意味が普通と違うのさ。ひとが見逃してしまいそうなものを題材にしている。大人気で多くの人々に理解されているというわけではないが、認めてる人は完全に認めている。それが佐内くんの写真と、忌野清志郎のROCKとの共通点。彼にいろいろ歌ってあげたいな。
佐内くんの、女性の変な(?)ヌード写真をいつかCDのジャケ写にしたい。あと、何でもない部屋の写真とか......。
一緒に何でもない忌野清志郎の写真集を作ってみたい。国立とか三多摩あたりで。佐内くん、そのときはまた、笑わせて下さい。
文・忌野清志郎(バンドマン)
......あまりに良い文章なので、思わず全部引用してしまった。
※ちなみにこの中の「何かの雑誌」とは、弊社刊の『クイックジャパン』のことです。
北尾修一
本人vol.10発売まであと9日
2009.6.01 | 本人編集部
●週末に黒のダーマトグラフを買ったのですが、これがいま自分の中で熱い! 今朝からいろんなものに落書きをしたくて仕方がない!
●「『本人』vol.10が一段落したらねー」と先延ばしにしていた約束で、今週はスケジュール帳がびっしり。いま数えたら金曜日までに人と会う約束が18件......。