hon-nin編集部ブログ
太田出版発行の雑誌「hon-nin」の最新情報や編集部の様子をお伝えしていきます。
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寺を巡る日々
2010.1.31 | 本人編集部
ちょっと理由あって、都内の寺をいろいろと観て回っています。で、写真は光明寺の敷地内にある「神谷町オープンテラス」。目の前に東京タワーが見えるし、ここ時間の流れが違う、癒される、つまりスバラシイ。
この場所で『日の名残り』(カズオ・イシグロ)を読んでいたら、すっかり異次元に持ってかれました。
北尾修一
訃報
2010.1.28 | 本人編集部
新刊ぜよ
2010.1.27 | 本人編集部
●弊誌連載『自分強姦殺人事件』(中村うさぎ・著)が、
加筆・修正の上、『狂人失格』と改題されて2月5日に発売されるぜよ。
よろしくお願いするぜよ。
アマゾンでも予約開始されました! とても良い表紙で気に入っています。
●昨夜は飲みながらフンドシの話をしていました。
自分、今までフンドシ童貞なのですが、
ちょっと体験してみてもいいかも、と思いました。
北尾修一
私が踊るとき
2010.1.26 | 本人編集部
※以下、ようやくネタバレ気にせずに書ける。
●『モテキ3』読了。土井亜紀が玉乱。
●『不機嫌なメアリー・ポピンズ』『犬は「びよ」と鳴いていた』読了。そうか、犬は「びよ」と鳴いていたのか...。
●日曜日の北山耕平さんのトークショー、無事盛況に終わる。北山さんが東京でこういう会を催すこと自体、ひじょうに貴重なことだったようで、話を聞けた人はラッキーでしたね。
●そのまま三茶へ移動して珍しいキノコ舞踊団『私が踊るとき』を観る。珍しいキノコ~は、(昨年の『The Rainy Table』(×Plaplax)や、原美術館庭園の松明や、ホテルクラスカのロビーなどなど)好きすぎる公演がこれまでにもたくさんあるので、「今回、あれらの作品を超えることはさすがに無理なんじゃないか、これで失望してしまったら自分の好きなものがひとつ減ってしまう、どうしよう...」という、よく分からない不安を抱きつつ毎回観に行くのですが、今回も最高でした。
開演前からステージ上に大きなラジカセが置いてあって、客席にはマイケル・ジャクソンがBGMでかかっている。このシチュエーションに『私が踊るとき』という今回の公演タイトルをかぶせるだけで、すでにグッときていたのですが、いよいよ客電が落ちると、
とつぜん陰気なドローン音が大音量で響き渡って、幕があがると、不思議なポーズで固まった女性ダンサーたちがステージ上に
そのままドローン音が持続している、ダンサーたちは微動だにしない、彫刻みたい
ゆーっくりと音が展開していく、けど相変わらず気持ちの悪い音、無理な姿勢をキープするのが難しいから(?)すこーしずつ体勢が崩れていくダンサーたち
と、徐々に音が展開していく?ダンサーの身体が少しずつ動いていく?
音のテンポ少しずつ上がっていく、「音」が「音楽」になっていく、あれ?どうやらこれ、ピッチをものすごく落として何かの曲をかけてるんじゃないか?と客席が気づき始める、ダンサーの動きがわずかずつだけど音(音楽)に合っていく、
と、そこで私、ようやく気づいちゃったんだ(稲川淳二風に)
これ、『宇宙のファンタジー』(EW&F)をものすごく遅くしてかけているんだ。
で、そこからさらにたっぷりと時間をかけて、じわじわと、客をじらすように、音楽のピッチを上げていって、ようやく通常のテンポで『宇宙のファンタジー』が鳴り響き、ダンサー全員の踊りがユニゾンになった瞬間、鳥肌が立ちました。
ここまで開演から10分くらい。
このオープニングで完全に気持ちをつかまれて、そのままラストまで一気でした。
今回はいつものコンテンポラリーダンス寄りではなく、エンターテイメント/ディスコ色が全開。ラストで『Just The Two Of Us(邦題は「クリスタルな恋人たち」←すごい!)』(ブラスバンドver.)・紙吹雪・映像の3点盛りをやられたときにゃあ、感極まって泣きそうになりました。
圧倒的なスキルをもった人たちが、そのスキルに頼るんじゃなく(良い意味で)馬鹿馬鹿しい方角に向かって全力疾走すると、これだけ感動的なものができるんだ。と改めて思い知らされました。
で、カーテンコール。『セプテンバー』(EW&F)に合わせて(主宰の)伊藤千枝さんがマイクを握ると、客も立ち上がって踊るし、ダンサーたちも客席にどんどん乱入して客に合わせて踊るし、ホール全体が異様な多幸感。客席前から2列目にいた普通のおじさんが、薄くなった頭に紙吹雪をつけたまま一所懸命踊っていたのが良すぎでした。
で、終演後は再びマイケル・ジャクソンの曲がBGMに。
終演後、客席に知り合いが何人かいることに気づいたのですが、みんな顔がニコニコになっていました。
キノコ、本当すごい(たしかに珍しい)。
北尾修一
左目探偵EYE
2010.1.22 | 本人編集部
●弊誌で『決闘』を連載していただいていた大塚恭司さんが監督するドラマ『左目探偵EYE』が、明日21時からスタート(主演はなんと山田涼介くん!)。昨年放映されたプロトタイプ版を観たときは、「ジャニーズ主演なのに世界観がまんま『決闘』だ......『演歌なあいつは~』とも似ているし......大塚さんやりたい放題......」という感想を持ちましたが、さて今回も楽しみ。
●今さらだけど『アバター』観ました。皆さんと同じように宮崎駿は連想しましたけど、鳥の顔がエヴァそっくりだとも思いました。
● ♪あの子が歌うaikoが好き~、というフレーズを繰り返す"住所不定無職"というバンドの「あの娘のaiko」という曲が、昨日からずーっと脳内でリピートされています。ものすごい中毒性がありますねこの曲。大好きです。
●弊社では編集アルバイトの募集を始めました。ご興味有る方はこちらからどうぞ。
北尾修一
地球のレッスン
2010.1.19 | 本人編集部
●曽我部恵一氏がtwitter内で弊社刊の『地球のレッスン』(北山耕平・著)をリコメンドしてくださっているのを発見。ありがとうございます(ご無沙汰しています)。今週日曜日(24日)の午後1時から、青山ブックセンター本店で著者・北山耕平さんのトークショーがあります、私も会場にいますので良かったら来てください。と、思い切り私信にここを使ってみた。
●既にあちこちで話題になっていますが、一応ここにも貼り付けておきます。
「小沢健二、復活。」
北尾修一
日記らしい日記
2010.1.18 | 本人編集部
呟き続けていないと世間一般ではいないものと思われるのだろうか?
2010.1.16 | 本人編集部
●西島大介氏が「日本オタク大賞2009」の個人賞に選ばれたそうで、『魔法なんて~』が「(2009年度に目立った)マンガ家マンガ」の代表的作品であること、自身のトラブルを「作品」に昇華されたこと、タブーの多いマンガ業界の実情にメスを入れたこと、などが受賞理由だそうです。おめでとうございます!
●すっかり忘れていたのですが、昨年11月頃に私がインタビューされた記事を、共同通信社が全国の地方紙に最近配信しているみたいですね。
『雑誌は語る』というタイトルで、前後編の二週連続(!)で「今一番面白い雑誌として『本人』が紹介されている(私の顔写真つきで!!)」という報告が、某氏から寄せられました。何という間の悪さ!
●とか言っていたら、「『本人』プレゼンツのシリーズイベントをやりませんか?」という依頼が別のところから届いた(非常にありがたいお話なのですが、バタバタしているので偉そうにお断りしてしまいましたが......)。
●あとは、いくつかの書店で『本人』バックナンバーフェアが開催される予定もあるとか。
●ここのブログを再開したとたんに、こう立て続きにいろいろあるとは。何でしょうねこれは一体。
北尾修一
新宿ジュンク堂書店でミニコミを大量に購入してきました(個々の感想はおって)。
2010.1.14 | 本人編集部
謹賀新年。
2010.1.13 | 本人編集部
どうもどうも、今さらですが新年あけましておめでとうございます。
今回の年末年始は、本当に久しぶりにゆっくりさせてもらいました(キューブリックの自伝読んだり、ジョセフ・へラーの闘病記読んだりしてた)。
しばらく放置していたこのブログですが、また思い出したように更新していこうと思っています。※あ、第3回hon-nin大賞は、現在選考中です。今しばしお待ちください。
【以下、年明けの編集部の動きをダイジェストでお伝えいたします】
●新宿京王百貨店の「駅弁大会」に行った。ホワイトチョコのソフトクリームがめっさうまかった。
●世田谷公園で餅つきをした。つきたての餅(きな粉)はうまい。
●ずっと壊れていたアナログレコード・プレーヤーを買い直した。やはりレコードは音が良い、朝から爆音で聴いても全然耳が疲れない。
●デジカメを買った。嬉しくて何処にでも持ち歩いていろいろ撮っている(上記の「表示」をクリック)。
●コートを買った。バーニーズのセールについふらふらと立ち寄ってしまい......。
●ゼンマイ仕掛けのアルパカをもらった。森見登美彦カルトクイズで優勝した賞品です。
●ライオン丸のフィギュアをもらった。こちらはキングレコード大槻さんにいただきました。
●「菊門亭ペペ」という高座名をもらった。これはあまり嬉しくない、下品だ......。
●水餃子を食った。これは一昨日の話。
何となく、以上。
北尾修一