INTERVIEW FILE 007 ピエール中野 (凛として時雨)
PASSPO☆の黄緑担当・さこてぃこと槙田紗子さんによる「マキタジャーナル」第7弾!取材や文章を書くことに興味のある彼女が、様々なジャンルの一線で活躍する方々にインタビューし、インタビュー力を鍛える企画です!今回のご登場は、音に聞こえた超絶ドラマーでありつつ、アイドルに造詣深いことでも知られるミュージシャン、ピエール中野さん(凛として時雨)です!
槙田 「そのときだけなんですか?(笑)」
中野 「うん(笑)何の迷いもなくやってましたね。」
槙田 「いつからバンドは組んでたんですか?」
中野 「実はそのときすでにバンドは組んでて、元々ギタリストだったんですよ。中2くらいからやってて。でも、俺より後にギターを始めた友達が俺よりうまくなって、でも彼とバンドをやりたかったから、俺がドラムやるからギターやってってお願いして。そこからバンドはたくさん組んでました。昔はドラマー人口が少ないのもあってサポート含めたら一番多いときで10バンドくらい掛け持ちしてました。異常でしたよ。」
槙田 「鬼ですね。」
中野 「ただ、サポートだとスタジオ代かからないし練習にもなるんですよね。」
槙田 「そういったメリットがあるんですね。」
中野 「そう。向こうも向こうでドラマーいなくて困ってるから助かるし。」
槙田 「ほー!でもパート変えてそんなにすぐバンドをたくさん出来たんですね。」
中野 「そう。割と1ヶ月2ヶ月の練習で結構レパートリーありましたね。ドラマーとしてバンドを組んで初めての文化祭で20曲以上やらなきゃいけなくて。そのためにはどういうスケジュールでどうやって練習すれば良いのかっていうのを組んでやったら意外と出来て。下手ですけどね(笑)でも一応やりとげたんですよ。そういうのが自信に繋がって、難しい曲にも挑戦していこうってなって上達していきましたね。」
槙田 「何に関してもそんなに計画的なんですか?」
中野 「全然。でも、ドラムでついた自信があるから、やらなきゃいけないことがあるときだけはドラムで培った能力が発揮されるんですよ。普段はあまり考えてないですよ。」
槙田 「でもやるべきときにはしっかりとやるんですね。」
中野 「そうですね。あと、僕ディズニーランドが好きなんですよ。あれも、予定を組み立てまくると楽しいんですよ。組み立てないと、もっと楽しめるのにもったいないってなるからそういうところでも発揮されてますね。」
槙田 「ファストパスとかもめちゃめちゃ考えてとるタイプですか?」
中野 「そうです。最初にまずその日の客層を見るんですね。若者、家族連れ、カップル、どれが多いか見ればだいたいどの乗り物が混むかわかるんですよ。あと普段からディズニーランドにいないときでもアプリで混雑状況を見るんです。気温が低いときは基本すいてますね。」
槙田 「ピエール中野さんと一緒に行けば楽しめますね!」
中野 「めちゃめちゃ楽しいですよ。日本人バンドマンの中で一番ディズニー回るのうまいですよ。」
槙田 「PASSPO☆連れてって下さい(笑)凛として時雨にはどういった経緯で加入されたんですか?」
中野 「345と北島君TKは元々別のバンドをやってて、4人組でやってたんですけど2人が就活で辞めるってなって、1人入れたらスリーピースですぐにバンドが出来るからドラムを募集してたんです。そのときに前のドラマーが入って。僕は凛として時雨をウェブで見つけて知っていて。かっこいいバンドだと思ってライブ見に行きたいですとか自分のやっていたイベントに出て下さいってアプローチしたりして、そこから交流が始まって。前のドラマーが辞めることになって、サポートでやってみないかって言われてやってみたらすごく相性がよくて。」
槙田 「結構自分からアプローチはされていたんですね。」