INTERVIEW FILE 006 鳥居みゆき (芸人)
PASSPO☆の黄緑担当・さこてぃこと槙田紗子さんによる「マキタジャーナル」第6弾!取材や文章を書くことに興味のある彼女が、様々なジャンルの一線で活躍する方々にインタビューし、インタビュー力を鍛える企画です!今回のご登場は、槙田さんがかねてより一ファンにして敬愛してやまない、鳥居 みゆきさんです!
槙田 「あ、分かりました(笑)。鳥居さんがどんな人なのか迫っていきたいです。」
鳥居 「どんな人だと思った!?会ってみて。そんな変わんないかぁ。」
槙田 「なんか、テレビなどで見る姿キャラなのか素なのかどっちなんだろうって思ってて。」
鳥居 「でもあんまりなにも考えてないよ。自分が一番楽な状態でいたい。2時間くらいの台本書いてネタやってるときはキャラとか決めてやるけどこういう風に喋ってるときはなにも考えてない。何が自分の素なのか分かんないんだよね。」
槙田 「なるほど。鳥居さんのネタは言葉遊びがすごいなぁと思って。言葉の使い方がハイレベルすぎて、何回も繰り返して見てやっと理解することがよくあります。」
鳥居 「あ、でも私も理解してないから理解しなくていいよ(笑)。」
槙田 「えっ!そうなんですか?!」
鳥居 「あぁいうのって聞きこぼれてもいいようなテンポで言ってるから。ちゃんと聞いてほしいところはちゃんと言うし。」
槙田 「ほぉー。プロの方にこんなこというのは失礼ですけど、よくあの長さのセリフ?を噛まずにテンポよく話せるなぁって思って。『余った傘はありません』にはいっているクレーマーなんかもネタとして小説の文章を喋りでやっていますよね。」
鳥居 「あぁー。本って早く読みたいじゃんね。本を読むのが遅い人を見るとイラつくの。だからねぇこのテンポで読んでほしいっていうのがあるから私の小説は押し付けがましいと思う。」
槙田 「ほぉー!そうですかね??あの、幼少時代はどんな子供だったんですか??」
鳥居 「なんか人の決めたことに反発して生きてきた。校歌とかも自分だけ下のパートで歌ったりしてた。人には気付かれないんだけど楽しいなって。」
槙田 「下ハモできるのすごいです(笑)。」
鳥居 「そう。あといーっぱい考え事してた。地球が滅びたらとか地下に違う世界が広がってとかそんなことばっかり考えてた。」
槙田 「へぇー!よく35歳で自分は死ぬっておっしゃってるじゃないですか。それはなんでなんですか?」
鳥居 「あ、それは実際に死ぬ死なないは別なんですけど小さいときからずっと思ってて、そう自分で言ってたらタイムリミットがあるからやりたいことを後回しにしない性格になりました。」
槙田 「すごい!いいことですね。」
鳥居 「だから寿命決めといた方がいいよ。」
槙田 「分かりました!(笑)」
鳥居 「でも気付いたら35になるからねー。はっやいなと思って。でも私ね自分が死ぬ予感ってのは地球が滅びるときだと思うんだよね。」
槙田 「なんでですか?」
鳥居 「ずっと予感してるの。」