INTERVIEW FILE 006 鳥居みゆき
Jan 5, 2015

INTERVIEW FILE 006 鳥居みゆき (芸人)

PASSPO☆の黄緑担当・さこてぃこと槙田紗子さんによる「マキタジャーナル」第6弾!取材や文章を書くことに興味のある彼女が、様々なジャンルの一線で活躍する方々にインタビューし、インタビュー力を鍛える企画です!今回のご登場は、槙田さんがかねてより一ファンにして敬愛してやまない、鳥居 みゆきさんです!

編集= 原利彦、北野篤 撮影= 小島マサヒロ 文= 槙田紗子

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鳥居  「私ずっと友達がいなかったんです。中学生のときに寄席に行って、昭和のいる・こいるさんを見てから気になってて、そんで高校生のときにそろそろ友達作ろうと思って、どうしたら社交性が身に付くのかなって考えてたときに、学校で女の子がおかし持ってきてたのね。その子の仲いいグループの子がそれを食べてまずーい!!とか言って、エヘヘー!って周りがなってたから。私ももらってまずい!!って言ったの。そしたら成立しなかったの。えー!!!って思って。同じことしたのに私成立しないんだ!って。ウケるかどうかって技量じゃなくて仲間かどうかなんだ!って気付いて、芸人になれば面白いことを言う人って思われるでしょ?仲間以外の人は面白くないとされてるなら、 面白いってイメージつけないと何しても笑ってくれないなって思って。それで友達作るためにやり始めた。」

槙田  「それがきっかけなんですね!」

鳥居  「そう。ノイルコイルさん気になってたから私も自由な感じでやろうと思って最初怖い感じでワ〜〜〜とかやってたら友達が一切できなくて。まぁいらないんだけどね。」

槙田  「コンビ組んだりしてましたよね?」

鳥居  「そう。でも私自分が考えたことは思い通りにならないとイライラしちゃうから人と合わないんだよね。私のクローンがたくさん作れたら良いんだけど。」

槙田  「あ、でもその気持ちはものすごく分かります。振り付け考えても思い通りに誰かが動いてくれないとじぶんで踊った方がましだって思います。」

鳥居  「わかる!?独立した方がいいよ!!2年に一度の単独公演はセットから音楽発注から全部自分でやってるんだけど、大変だけど1人の方が気が楽だし大人になれた気がする。」

槙田  「なるほど。ネタ書くときって降ってくるんですか?」

鳥居  「いやいや降ってこない!書こうと思わないと書けない。こないだの単独ライブは2時間尺の中に7つくらいストーリーがあってそれは7日で書きました。」

槙田  「早い!!」

鳥居  「私早いのよ。一日一本書こうと思ったら7日で出来たから私神だなぁって思って。」

槙田  「(笑) 一日中こもってかくんですか?」

鳥居  「ううん。夜の8時くらいから朝方まで。夜の方がいい。」

槙田  「そうですよね。私も昼夜逆転してます。」

鳥居  「アイドルはダメだよ。肌に悪いから。」

槙田  「はい!(笑) 本を書こうと思ったきっかけは何だったのですか?」

鳥居  「書いて下さいって言われたから嫌々書いてただけです。」

槙田  「え!?嫌々なのにクオリティ高すぎます。」

鳥居  「ほんと?ありがとう!」

槙田  「面白すぎました。じゃあちょっとプライベートなことになりますが好きな異性のタイプを教えてほしいです!」

鳥居  「私がタバコ吸ってて灰皿って言ったら両手出してくれる人がいい。」

槙田  「そんなひといますか!?」

鳥居  「4、5人しかいなかった。」

槙田  「4、5人もいるんだ!!!」

鳥居  「あと、私が支配したいから年上で身長低い人がいい。私170センチもあるんで。」

槙田  「結婚生活とかすごい気になっちゃいます。」

鳥居  「つまんないよ。結婚に何の希望も持たせないように言うけどほんとにしないほうがいいよ。」

槙田  「え!?でも恋愛して結婚したんじゃないですか?」

鳥居  「そもそもそこが違うの。元々友達で、お互い上京するタイミングが同じだったから一緒に住もうかってなって、そしたら向こうの親が同棲なんて許さない!って言ってたからじゃ入籍するかーってノリで。」

槙田  「へー!!!」

鳥居  「でも好きな人と結婚しない方が良いですよ。めんどくさいし。恋愛感情ないから続いてると思います。干渉しないし。」

槙田  「なんかそれいいですね。では最後に、これから挑戦したいことなどあれば教えて下さい。」

鳥居  「いつもそのときやりたいことをやってるから今はとくにないかなー。でも映画撮ったりはしてみたいな。やりたいときにやりたいことをやれる状況でいたい。」

槙田  「かっこいい!」

鳥居  「今の話全部うそですけどね。」

槙田  「え!(笑)ではこんな感じで以上です!ありがとうございました!」

鳥居  「ありがとうございました!」

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