INTERVIEW FILE 011 咲坂伊緒 (漫画家)
ＰＡＳＳＰＯ☆のさこてぃこと槙田紗子さんによるインタビュー連載「マキタジャーナル」。取材や文章を書くことに興味のある彼女が、様々なジャンルの一線で活躍する方々にインタビューし、インタビュー力を鍛える企画です。今回のご登場は、女子のココロをつかみまくる大ヒット漫画の作者、漫画家の咲坂伊緒先生のもとへ。憧れの人を前にした槙田さん、やや緊張しつつ対談はスタート！
槙田 「ものすごく咲坂さんの絵って可愛くて好きなんですが、大人になってから初めて絵の勉強とかもしたんですか？」
咲坂「絵の練習をしろって言われてたんですけど、原稿が上がったら遊びたい気持ちの方が強くてあんまり練習してなかったんです。でも今になって、あの時言われたこと聞いておけばよかったなって思いますね。練習すればするほどにうまくなるので」
槙田 「なるほどぉ。私、漫画の出版に関して無知なんですが、どういう流れで出版まで辿り着くのですか？」
咲坂「出版社に直接持ち込む場合もありますが、私はそれをしたことがなくて、投稿といって郵送で出版社に書いたものを送りました」
槙田 「そこからオファーがかかったということですね」
咲坂「そうですね、デビューいいですよーみたいな」
槙田 「それは描き始めて何個目の作品でのことでしたか？」
咲坂「私は別冊マーガレットでデビューしたんですけど、その前に３回くらい別の雑誌に投稿していて、作風が合わないということで他に探して、別冊マーガレットに書いて送ったのがデビュー作になりました」
槙田 「え！ すごい！ 早いですね。少女漫画にこだわるのは理由があるんですか？」
咲坂「そんなにこだわりはなくて、読む漫画が少女漫画ばかりだったので他に選択肢がなかったんです。漫画=少女漫画というイメージがあって」
槙田 「そうなんですね！ 咲坂さんの作品は本当に女の子のツボをおさえているというか、、」
咲坂「本当ですか？？」