INTERVIEW FILE 016 林 愛夏 (ベイビーレイズJAPAN)
PASSPO☆のさこてぃこと槙田紗子さんによるインタビュー連載「マキタジャーナル」。取材や文章を書くことに興味のある彼女が、様々なジャンルの一線で活躍する方々にインタビューし、インタビュー力を鍛える企画です。今回のマキタジャーナルは、ベイビーレイズJAPANの林愛夏さんがご登場。なんと槙田さんとの付き合いは、彼女が4,5歳の頃からという…今回は、ちょっと不思議な雰囲気でインタビュースタートです!
槙田 「ライオンキングはどれくらいの期間やってたんだっけ?」
林 「人によって身長が伸びちゃったり声変わりをしたりすると、出られなくなるんだけど、私は2年半くらいやってたかなぁ。」
槙田 「そんなやってたんだ!すごい!学校との両立大変じゃなかった?」
林 「小学生だったから、大変っていう感覚はなかったけど、学校を欠席したり早退したりすると、クラスの友達が連絡帳にいろいろ書いてくれたり、プリントをわざわざ家まで届けに来てくれたりしてて。今思うと、幼いながらにみんなが協力してくれていて、1人ではここまで来れていなかったなって感謝しちゃいます。」
槙田 「いい話、、、ライオンキング終わってからいまの事務所であるレプロに入るまでは何かやってたの?」
林 「ううん。小学校6年生の夏にライオンキングを卒業して、小学校を卒業したあとに、“ニコラ”っていう雑誌のイベントに友達の付き添いで行ったら、その帰りにイベント会場の近くのマクドナルドでレプロの方がスカウトしてくれました。そのまま入って、たくさんオーディション受けてっていう感じ。」
槙田 「ライオンキングの時から、将来もこういう仕事をやりたいと思ってたの?」
林 「幼稚園の時からの夢がブロードウェイ女優で、ライオンキングが終わってからもその夢を諦めてなかったから、レプロに入ったらその夢をまた追いかけられるかな?と思って入りました。」
槙田 「幼稚園のときからブロードウェイを知ってるってすごくない?!ませてる。」
林 「ね!!(笑)今歌うお仕事をさせてもらってるから、ブロードウェイっていう夢は消えてはないんじゃないかなって密かに思ってる。」
槙田 「うんうん。私、愛夏は昔のロングヘアでドラマとかに出ていたイメージが強かったから、アイドルになるっていう話を聞いた時は本当にビックリした!」
林 「いつ知ったんですか?」
槙田 「ベイビーレイズがちょうど始動した時くらいに愛夏ママが紗子ママに言って、そこから知った。」
林 「初めは、アイドルといえばAKB48さんやハロー!プロジェクトの皆さんのイメージだったから、私はアイドルじゃないのになって思いながらアイドルをやっていました。スタートから、元々あるアイドルをやろうとは思ってなくて。自分なりにイメージしたアイドルをやって新たな道を開いて、その先駆者になれたらいいなっていうスタンスで始めたから、アイドルが苦しいっていう感じはなくて。演技の仕事からアイドルになるその間に1年間受験でお仕事を休んでいる時期があったので、そこからのリスタートは演技とパフォーマンスのどっちを選んでもきっと同じくらいのスタートダッシュだったと思うから、今ベイビーレイズJAPANを3年間やってきて、この道を選んで良かったとは思ってます。」
槙田 「あとは休んでいる1年の間に、普通の高校生ができて良かったね。そこからは止まることなく働いているわけだから、その時間は貴重だよね。」
林 「うん。本当によかった。仕事を休み始めたときは、高校3年間は絶対皆勤賞で行こう!って思ってて、だけど高校2年生の春に事務所に召集されてしまったので(笑)。」
槙田 「いきなりアイドルやります!って言われたの?」
林 「うん。そんな感じ。私の場合は1年間休んでいたせいで体に肉がついてて。部活もやっていたから尚更。」
槙田 「何部だったの?」
林 「サッカー部のマネージャー。」
槙田 「こんな可愛いマネージャーいたら大変だよ!!」
林 「ディズニータイムに出ていたときに、演出家さんが愛夏はアナウンサーに向いてるんじゃないか!って言ってくれて、その時に初めて褒められたっていう感覚があったんです。そこからアナウンサーを目指していた時期があって。で、アナウンサーになるためにはマネージャーをやっていると有利だっていうのを聞いて、マネージャーになりました。マネージャーは選手の皆さんより帰る時間が遅かったり、ドリンクをたくさん担いで運んだり、筋肉がついてきて。それがだんだん脂肪に変わっちゃって(笑)。事務所の人に、1年間休んでるけど見た目はどんな感じになってるのかっていうチェックで呼び出されたんです。」
槙田 「なるほど!」
林 「そしたらベイビーレイズの話だったっていう。」
槙田 「えっ!見た目のチェックっていうのは口実だったんだ!」