放送作家・鈴木おさむの小説『芸人交換日記 ～イエローハーツの物語～』の 文庫版と電子書籍版が、2013年2月4日（月）に同時リリース！

本作品は、雑誌『Quick Japan』にて連載ののち、2011年3月に単行本が刊行。結成11年目の売れない漫才コンビ“イエローハーツ”のふたりを主人公とした青春小説で、全編、交換日記形式で綴られている。

ボケ＆ネタ作り担当の田中は感情を表に出さないタイプで、堅実にTSUTAYAでアルバイト。一方ツッコミ担当の甲本は、お金にルーズで女好きのでたらめ男。ふたりは30歳になったのを機に、「今年こそ売れるために」と手書きの交換日記を開始。そこからふたりの芸人人生が大きく揺れ動いていく。

バラエティ番組や舞台を芸人とともに手掛けてきた鈴木おさむだからこそ描けた、芸人世界のリアルすぎる描写の数々。そして感動のラスト──。今田耕司、タカアンドトシ・タカ、カンニング竹山ら多くの芸人たちが号泣した、いま一番泣ける小説。

定価550円（本体500円+税）

★電子書籍版オリジナル特典
書き下ろしスピンオフ小説「ひとり交換日記」（11000字）

〈あらすじ〉田中が辞めたあとのTSUTAYA三軒茶屋店でアルバイトをする青年、黒田鉄也30歳。有名俳優を目指すもなかなか芽が出ずくすぶっている彼だが、同僚の女性に恋をし、その女性と妄想の“ひとり交換日記”を始める。が、相手は田中の彼女である麻衣子だった──。

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