太田出版ニュース
1
株式会社太田出版では、2009年1月より定期刊行物を除くすべての単行本に関し印税のアドバンス制(前払い制)を導入することを決定しました。
著者と太田出版担当者が完成原稿(それ以降直しのない分量・構成が確定した原稿)であることを合意した段階で出版契約を交わし、印税、予定価格、予定初版部数、アドバンス料、支払時期を個別に設定し、出版に先立って支払うものです。アドバンスと実際の初版印税の差額、2刷以降の印税については出版後の契約で定められた時期の支払いとなります。
導入の目的は以下の通りです。
(1)著者の執筆環境の向上。出版後の支払いを通常とする現在の日本の方式では、原稿引き渡しから印税取得まで長期間を経る場合が多く著者(特に若く実績のない著者)を不安定な状況に置いています。
(2)完全原稿の確定と契約の履行による諸条件の確定が早まることにより、販売促進、コンテンツの二次的展開に早い段階から積極的に臨むことを目指します。
厳しい市況の中で最終的な目標である「一つ一つの作品質を向上させ、最良の状態で販売すること」を実現し読者の期待に応えたいと考えます。
本システムは、1月に完成原稿を受け取る作品から適用します。
2008年10月31日
株式会社太田出版
代表取締役社長 岡 聡
1