太田出版ニュース
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「自分の両腕だけで食べていこうって人が、そう簡単に反省しちゃいけない」
ーー本書は、イメージや能書きではなく "自らの身体と声で" ロックン・ロールを実践してきた忌野清志郎さんによる、人生論です。その人にしか吐けない言葉、に満ちた1冊になりました。
世間でもメディアでも、小賢しい自慢話や人を陥れようとする物言いが平然と(真っ昼間から)デカい顔をする昨今ですが、当然、この本にはそんなフヤけた言葉は一切ありません。(そのため場合により刺激が強すぎる可能性もございます。ご注意ください)
長いものには巻かれろ、という諺をいまだどうしても飲み込めない愛すべき人たちに、本書を(担当編集として腹の底から)捧げます。
<目次>
第一章 わかってくれない世間が悪い
第二章 歌われていないことは山ほどある
第三章 バンドマンの夢と現実
第四章 「業界」からの独立 前編
第五章 「業界」からの独立 後編
第六章 独立は「自由」か「面倒」か?
第七章 「バンド」からの独立
第八章 決めたのはオレ自身
イントロダクション・山崎浩一 写真・佐内正史
ブックデザイン・鈴木成一デザイン室
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