文芸書
全滅脳フューチャー!!!
価格 |
1,870円 |
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判型 |
四六判 |
ページ数 |
328ページ |
ISBNコード |
9784778311896 |
2009.9.17 |
書籍の説明
オタクにしてホスト、そして・・・ぼくが人類を全滅させる!?
著者の特異な経歴が「本人」連載時から話題を集めた青春小説、カバー作品制作に気鋭のアート集団Chim↑Pomを迎えてついに完結!
実話をもとに描かれる、神なき時代を生き抜くための「新しい希望」!!極限の問題作!!!
【あらすじ】
九十年代、どこにでもあるような地方都市「H市」。
主人公の「ぼく」は十八歳、美少女アニメとゲームとマンガがちょっと好きな程度の、いたって普通の工場作業員だ。夏のある日、なんとなくトラックで職人を轢き殺そうとしたのがきっかけで、仕事をクビになってしまった。
お別れ会と称して親方に連れて行かれたのは、どこにでもあるような安いスナック。そこで出会ったある女性の紹介で、新しくオープンするホストクラブで働くことに......。
だが、そこにいたのはホストとはかけ離れたシャブ中のチンピラ「シンさん」だった。
その出会いが、ゆるやかに「ぼく」を変えていく。
【目次】
第1話「恐怖、溶解人間」
第2話「最強、土下座マシン」
第3話「夏の黒魔術」
第4話「デッドエンド」
第5話「神のゲームとヒューマントラッシュファクトリー in my ぼく」
第6話「ライフ・イズ・アニメーション」
第7話「全滅 NO FUTURE」
最終話「YES FUTURE!」
著者プロフィール
一九七五年生まれ。様々な職業を経て上京後、フリーのデザイナーに。
二〇〇三年、PCゲーム「ぷに☆ふご~」を企画・制作。翌年同ソフトのノベライズ『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。主著に『零式』(早川書房)、別名義でノベライズ『舞-HiME』sideA/ side B(徳間書店)、『嫌オタク流』(太田出版・共著/中原昌也、高橋ヨシキ、更科修一郎)。
http://uminekozawa.com/