全3巻 好評発売中!!
あらすじ
18世紀末、音楽の都ウィーン。平凡な楽士の娘エリーザは、音楽の天分を父親に見込まれ、「男」として育てられることに。神童はやがて、楽聖“モーツァルト”となり、ヨーロッパ音楽界を席巻する。無邪気な天才と、複雑に絡み合う周囲の愛憎。
登場人物紹介
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(エリーザ)
- 幼少期に父に音楽の才能を見出されるも、当時音楽家として認められない女性であったため、髪を切り落とし男性として育てられる。
- アントニオ・サリエリ
- ウィーンの宮廷音楽家。モーツァルトが女性ではないかと疑っているが確信が得られず、モーツァルトが度々みせる女性的な一面を意識して思い悩む。
- コンスタンツェ
- モーツァルトの下宿の娘。モーツァルトと結婚するが、夫が女性であることを知り衝撃を受ける。
- カテリーナ・カヴァリエリ
- サリエリの愛人。サリエリがモーツァルトに惹かれていることに気がつく。
- フランツ・クサヴァ・ジュスマイヤー
- モーツァルトの弟子。モーツァルトの妻、コンスタンツェに惹かれる。
- レオポルト
- モーツァルトの父親であり、才能を見抜き男性の音楽家として仕立てあげた張本人。ヴォルフガングの奔放な性格に、次第に手を焼くようになる。