著者メッセージムービー(日本語字幕付き)
このたび、『トマト缶の黒い真実』著者のジャン=バティスト・マレ氏が、フランスで、もっとも権威あるジャーナリスト賞「アルベール・ロンドル賞」を受賞! 日本読者に向けたメッセージが届きました!(日本語字幕が表示さない場合は、動画右下の字幕ボタンをクリック)
“身近な食材のトマトを通じて、
読者をグローバル経済の恐怖に陥れる。”
〈レゼコー〉紙
トマトは170カ国で生産され、
トマト加工業界の年間売上高は100億ドルにのぼる。
だがトマト缶がどのように生産・加工されているかはほとんど知られていない。
中国、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを舞台に、
業界のトップ経営者から生産者、労働者までトマト加工産業に関わる人々に徹底取材。
世界中で行われている産地偽装、
大量の添加物や劣化した原料による健康被害、
奴隷的に働かされる労働者などさまざまな問題を暴く。
世界中で身近な食品であるトマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにし、
フランスでベストセラーとなった衝撃のノンフィクション!
国際有機農業映画祭にて、
『トマト缶の黒い真実』をもとにした著者監督映画「トマト帝国」が、日本初上映!
予告編も公開されています。
フランスでもっとも権威あるジャーナリスト賞「アルベール・ロンドル賞」書籍部門を、本書が受賞!
日本読者に向けたメッセージムービーが、授賞式の行われたトルコから届きました!
著者、ジャン=バティスト・マレ氏からのメッセージ・インタビューを特別公開中!
多数のメディア取材の傍らに答えてくださいました。
このたび、『トマト缶の黒い真実』著者のジャン=バティスト・マレ氏が、フランスで、もっとも権威あるジャーナリスト賞「アルベール・ロンドル賞」を受賞! 日本読者に向けたメッセージが届きました!(日本語字幕が表示さない場合は、動画右下の字幕ボタンをクリック)
多数の取材の傍ら、Q&A形式でお答えいただいたインタビューをムービー撮影。ドキュメンタリー映像とともにお届けします!
横田巴都未=通訳
田中裕子=字幕
芦家華光=動画編集
本書『トマト缶の黒い真実』は、フランスで2017年5月の刊行直後から大きな話題になり、ベストセラーになった。フランスをはじめヨーロッパ各国でも刊行され、今後も台湾など続々と出版が決定している。
日本での刊行を記念し、現在次回作も準備中の著者・ジャン=バティスト・マレ氏が急遽来日。本書について、取材の裏話、ジャーナリストとしてのメッセージまで語った。
川上純子(LETRAS)=取材・構成
横田巴都未=通訳
七咲友梨=撮影
真実と嘘と金、世界のすべては「トマト缶」につまっている!
衝撃的なグローバル経済の実態
世界中で食べられるトマト缶
消費者が知らない驚愕の事実
暗部を探る駆け引き 『トマト缶の黒い真実』
フランス人ジャーナリスト ジャン=バティスト・マレさん(31)
本当はヤバいトマト缶の闇!!
あなたが食べたそのトマト缶、腐っていませんか?
隠されたトマト加工業界の「闇」を暴く
格安「トマト缶」の中身は、灼熱の農場で子供たちが収穫していた
本書の書評が掲載されました。
〈ル・モンド・ディプロマティーク〉〈シャルリー・エブド〉など多くの有名誌に寄稿する気鋭のジャーナリスト。1987年4月16日生まれ。トゥーロン大学で文学史の修士号を取得。大学在学中から取材記者として活躍し、2011年に第1作で極右政党の国民戦線をテーマにしたノンフィクションDerrière les lignes du Frontを発表。2014年に刊行された第2作En Amazonie, Infiltre dans le meilleur des mondeはアマゾンの配送センターに潜入取材して内部事情を告発した問題作で、フランスでベストセラーとなった。第3作にあたる『トマト缶の黒い真実』は2017年に刊行されると同時に大きな話題になり、「身近な食材のトマトを通じて読者をグローバル経済の恐怖に陥れる」など各メディアに絶賛された。現在は、次作に向けて世界各地で精力的に取材を行っている。
〒160-8571
東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル4F
Tel: 03-3359-6262
Fax: 03-3359-0040
Repercussion
反響コメント
トマトを通して、これほどまでに世界を、世界全体の問題点を浮かび上がらせている本が他にあるだろうか。
私たちが見ているニュースや、店に山のように積まれているトマト缶を目にして、見えていることは実は一部でしかないことを気づかせてくれる。
私たちが手にするトマト缶。安いのはなぜ?
高いものは、誰が収穫しているの?
新鮮な野菜売り場にある、顔が見えるトレーサビリティの野菜を何も考えずに、選べることは実はすごいことなのだ。
地球規模での意識改革が必要なのだと、この本は教えてくれる。
木原 様(塾講師)
普段スーパーで手に取ることも多いトマト缶やケチャップなどのトマト製品。その中にこんなにも深い闇があったとは思いませんでした。読んですぐ、うちにあったトマト缶をチェック。イタリア産と書かれていて、「そっか、これはイタリア産なんだ。」とほっとしたのもつかの間、イタリア産の中にも中国のものをイタリアでちょっと加工しただけで「イタリア産」になるということ、そして本当にイタリア産の中でもアフリカ系移民の搾取によってつくられているもの、そして「ブラックインク」とも呼ばれる恐ろしい腐った濃縮トマトの行先。
著者は本当によく取材したなあと感服。
これはルポルタージュでもあるけれど、恐怖小説のようなものでもあり、すべてのことがつながっているミステリーのようなものでもあった。
とにかく読み応えたっぷり。
そして普段の食生活がとても気になってきます。トマト缶、便利だけどもうあまり使いたくない・・・・。でもケチャップは自分じゃ作れない・・・。ものすごくジレンマを感じます。
沙織 様(フランス在住、日本語講師)
黒い、黒すぎる。
トマト缶はそこら中で、信じられないほどの安価で売られているが、
こんなにも多国が関わって、根深い問題が発生した商品だと思わなかった。
街中に並んでいるトマト缶の見方が変わる。もう手に取れないかもしれない。そんな衝撃を、淡々と世界の現場からレポしてくれる本。ある意味ホラー。
二川 佳祐 様(小学校教員)