「ポッド」「カートリッジ」って何? いろんなVAPEを試してみよう
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VAPEにはこれまでに紹介した、アトマイザーとバッテリーで構成されている「リキッドタイプ」以外にもさまざまなタイプが存在する。
例えばVAPEの本場、カリフォルニアはサンフランシスコで生まれた『Ploom』(国内販売:JT https://www.ploom.jp/ageverification.php)は非常にスマートなルックスだが、実際にタバコ葉を使用する“タバコタイプ”のVAPEである。
『Ploom』で加熱するのはリキッドではなく、タバコの葉が入った専用「ポッド」。小さめのサイズで、様々な気分やシチュエーションに応じて選べるよう6種類のフレーバーが販売されている。吸い口となる「マウスピース」を外し、そこにポッドを装填するだけという手軽さもウリのひとつだが、やはり愛煙家にとっては何よりも“タバコ感”が嬉しいポイントだろう。
フィリップモリス社が20年の歳月をかけて開発したという『iQOS』も、タバコ葉を使うタイプのVAPE。本体に専用の「カートリッジ」(現在のところマルボロのレギュラーとメンソールの2種類)を差し込んで加熱・吸引する仕組みで、1本の吸引時間は5分間(=12回吸引)まで。連続して吸うことはできず、都度充電する必要がある。国内では今のところ名古屋のみの流通となっている
これらのVAPEは「ポッド」「カートリッジ」という仕組みの違い以外はほぼ同じで、電気によってタバコ葉を加熱し、蒸気を吸いこむタイプ。タバコ葉を使用しているため課税対象となるが、燃焼しないので、灰が出ない、においが少ないのが特徴だ。
ニコチン入りのリキッドは国内販売が禁止されているので、よりタバコに近い味わいを求める人には嬉しい『Ploom』と『iQOS』だが、どれをチョイスするかはユーザーの好み次第。価格もリーズナブルなのでいろいろと試してみて、自分に最もマッチするVAPEを楽しむのがベターだろう。
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