世界中で注目度がアップしているVAPEだが、この4月から北アイルランドの首府ベルファストに初のVAPEカフェがオープンする。

ベルファスト市内のロイヤル・アベニューに誕生する「E-Cigarette Club」では、140種類のフレーバーから好きなリキッドを選べるほか、普通のカフェ同様、コーヒーや紅茶も楽しめるという。

イギリスや北アイルランドでも人気を集めつつあり、小売りの世界でも急成長しているVAPE。このほどオープンする「E-Cigarette Club」はベルファストでは初、そして北アイルランド全体ではベルファスト南西のリスバーンに2年前に誕生した同名の店舗に次いで2軒目の電子タバコカフェとなる。

妻ナディアさんと共に同店のオーナーを務めるジョーダン・スチュワート氏（35歳）は、「VAPEの成功には、そのフレーバーが関係していると思う。気分が良くなるような風味や香りが得られるんだからね」と語る。

VAPEを取り扱うショップはイギリス各地でも急増しており、中でもスコットランドでは顕著だそう。「VAPE市場は（イングランドの）北西ではいたるところで成長を続けており、とりわけスコットランドではここ12ヶ月で90％も増えた」と語るのは、英小売調査ローカル・データ・カンパニー（LDC）のディレクター、マシュー・ホプキンス氏。今ではショッピングモール内にもVAPEショップがあるほどで、「（SocialitesやE-cig WizardといったVAPEの）主なサプライヤーはショッピングモールへの進出で、存在感を増しています」とのことだ。

イギリスのスーパーマーケットで昨年もっとも急成長を遂げたのは、実はVAPEなんだとか。その売り上げは2014年だけで49％も増加したというから驚きだ。