復活を遂げたART-SCHOOLの木下理樹が語る「音楽とVAPE」
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前回の取材ですっかりVAPEにハマったという木下理樹さんに、音楽活動の現場におけるVAPEの可能性を語ってもらった。日本ではまだ多くないミュージシャン兼VAPEユーザーとなった理樹さんは、VAPEに出会ってからの数ヶ月をどう過ごしたのだろうか?
使ってみた感想としては、周りからけっこう珍しがられますね。僕がVAPEを知ったのも、友人が使っているのを見て「なに吸ってるの?」というところからだったんで。
― ART-SCHOOLのメンバーの反応とかはいかがですか?
うーん、「いいじゃん」くらいの感じですかね(笑)。アーティスト写真の撮影のときに持って行ったんですけど、カメラマンさんとかの反応は良かったですよ。残念ながら、写真に反映はされなかったですけど(笑)
― やっぱり、そういう現場で小物として使うとかっていうのはイメージしやすいんですかね。
それはよく分かりますね。ミュージックビデオとか映画では、使いどころがありそうですね。VAPEを吸うゾンビが「ウオ~」って……。
― あの、音楽現場のお話に戻してもよろしいですか(笑)また、音楽業界におけるVAPEの可能性についてはどうでしょうか。
あ、そうですか(笑)。まあ、音楽業界においても非喫煙者とか嫌煙家とかが増えているので、VAPEの可能性はあるかと思います。。あと、歌い手の立場からすると、喉の状態には敏感なので、タバコではなく喉への負担が少ないVAPEを吸うということもオススメしていきたいですね。
― 飴やガムみたいに気分転換できますよね。他に、どんな活用シーンが想定できますか?
喉に良いオーガニックリキッドとか、あったら良いなと思うんですけどね。のど飴感覚で吸えたら、もっと活用シーンが広がる気がする。あと、MVやジャケットのアートワークに登場する可能性は高いでしょうね。これからライブ活動も始まっていくので、ステージで使ってみようかなとは考えてます(笑)。すごくクールに見えるとは思うんですよ、実際。
― 例えば一瞬で数百人、数千人の人にVAPEを認知させることができる立場の人って、なかなかいないですもんね。
大きなイベントになったら1万人規模ですしね。ただ、普段からちょっと危ない奴だと思われてるフシがあるので、「また何かやってんな」くらいに思われるかもしれないですけど(笑)。まあ音楽活動自体、やりたいことをやるっていうスタンスですから。
― ART-SCHOOLの新作の製作は順調ですか?
来春にはリリースできたら……っていう感じで進めています。年明けからライブも本格的に始まるので。
― では、そのタイミングでVAPEを活用できる現場があるかもしれないですね。
あ、雑誌の撮影とかインタビュー中は良いかもしれないですね。現場の空気も悪くならないし。
― 課題はライブ中にどう使うか……ですね。
歌ってたり、楽器を弾いてるときはむずかしいですね、お客さんに吹きかけるわけにもいかないし(笑)。ミュージシャン仲間にもっと浸透すればいいんですけどね。見た目もスタイリッシュでカッコイイし、創作活動のパートナーとしては良いと思うんですよ。多少、値は張っても試してみる価値はあると思う。特にクリエーターの人たちは室内で長時間作業される方も多いので悪くないんじゃないかな。
― リキッドの補充などで、実店舗があるVAPEショップには行かれたりしましたか?
実は、まだちょっと怖くて行けてないんですよね(笑)
― 今はビギナー向けにすごくオープンなお店も増えているので、ぜひ行ってみてください。キレイな女性スタッフさんとかも多いんですよ。
え、ホントですか? ……どんな感じのコですか?(笑)
― そこに食いつかれても困りますけど(一同笑)
理樹さんが率いるART-SCHOOLの復活ライブは、年末に開催される<COUNTDOWN JAPAN 15/16>だ。2016年2月に新木場Studio Coastにてワンマンライブを開催することも発表された。
復活の舞台に相応しい大会場、1000人を超えるオーディエンスの前に立つ下理樹の傍らで、VAPEが存在感を発揮しているかもしれない。
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