VAPOR(水蒸気)を操る“トリック”はVAPE版エクストリーム・スポーツ!?
1
嗜好品として定着しつつあるVAPEですが、それ以上に幅広い楽しみ方があるんです。その代表的なひとつが“トリック”と呼ばれる、VAPOR(水蒸気)を自由自在に操るテクニックです。
まだまだ日本にはトリッカーは多くないそうですが、その一人が「VAPE HOUSE 原宿店」の店長・森口さん。ということで、トリックを普及させるべく静かに燃える森口さんに、その多彩なテクニックのうちのいくつかを披露していただきました。これを見れば、あなたもトライしてみたくなること間違いなしです!
若干21歳の森口さん、意外にもVAPE歴は1年未満とのことですが、海外トリッカーのインスタグラムやトリック映像に触発されて修得したというワザの数々には、さらに驚かされます。
本格的な技には爆煙仕様のVAPEがベターではあるそうですが、練習段階ではスターターキットでも問題ないとのこと。むしろ手軽なVAPEのほうが基礎の習得には向いているんだそうです。ちなみに輪っかを作るのは、小さなボールを咥えている感覚で英語の「オー」を発音するよう意識するのがコツなのだとか。
また、肺に入れた後に一度余分なVAPOR(水蒸気)を少し出して、それからトリックに入るのがベターだそうです。なお、使用するリキッドはメンソール系は避けたほうがよいかも、 とのこと。あまり味が強いと口の中が疲れてしまうんだとか。
さて、気になるのは技の種類ですが、海外では日々新しい技が開発されているため、森口さんでも把握しきれないほどの技が存在するようです。そんな中で、この「竜巻」は初心者でもすぐに実践できるトリックのひとつ。今すぐ試してみましょう!
連続して小さな輪っかを作ったり、大きな輪っかを手でコントロールするのは、色んなトリック映像でも見ることができる基本的な技とはいえ、一朝一夕では身につかない高度なテクニックを要します。
輪っかの中に素早くVAPOR(水蒸気)を吹き入れる「ジェリーフィッシュ」は、その名の通りクラゲのような美しい技です。
自分で作った輪っかの周りをぐるっと覗きこんだり、追いかけて吸い込んだりと、輪っか系の技は様々な種類が存在するようです。
さて、森口さんによるトリックの数々はいかがだったでしょうか? 味やVAPOR(水蒸気)をくゆらせる他にも、こんな楽しみ方もあるんですね。驚くべきことに、本場アメリカではトリックのスキルで名を馳せ、大会で賞金を獲得したり、スポンサードされてオリジナルのリキッドをリリースしたりと、VAPEで生計を立てている“プロのトリッカー”も存在するんだとか。
まさにVAPEシーンにおけるエクストリーム・スポーツのような、トリッカーたち。もし興味を持ったならば、VAPE HOUSEへ森口さんを訪ねるもよし、映像を見ながら独学で練習してみるもよし、とにかく挑戦してみてください。いずれ、達人たちを招いてワークショップを開催してみるのも面白そうですよね!
1