古屋兎丸による肖像画

ご依頼主様より

S・Mさん(女性 神奈川県)
ご依頼の理由とイメージ
兎丸先生の大ファンです。先生の生の作品を是非と思い、銀座の展示会などにも足を運びましたが手に入れるチャンスがありませんでした。今回肖像画サービスを知り、世界に一枚しかない絵を描いていただけるということで、応募致しました。お菓子が大好きですので、世界観の中に入れ込んでいただきたいです。可愛らしいけれども不思議な雰囲気を希望します。現実と非現実の間のような背景がいいです。
完成画へのご感想
先生に直接お会いし話をした上で、作品制作に取り掛かっていただきました。先生はとても気さくに接していただき、はじめ緊張していたものの次第にリラックスしてお話しできたかと思います。お話しの最中先生の見る目が深く、自分を見透かされてるような感覚になりました(笑)。結果出来上がった作品にはとても自分らしさが出ており、お菓子に囲まれた世界で舌を出しているところがいやしい私らしいです(笑)。友人からも「絵の中にポコっと入っちゃったみたい!」「先生のテイストなのに、肖像画として成立しすぎ!」と好評です。こちらの絵には、ステージとなっている苺のショートケーキに合わせて生クリームのような白い額をオーダー中です。お菓子モチーフの装飾品と一緒に飾る予定です。今の私を先生の絵に閉じ込めてもらいましたので、この絵を人生の節目として、伸ばしていた髪を思い切って短く切りました。色々と転機の多かった一年に、大好きな先生に描いていただいた肖像画。一生の宝物とし大事に致します。本当にありがとうございました!
古屋兎丸による肖像画
2016年4月、完成画のお渡し会が行われました!

制作を終えて

作家: 古屋兎丸
今回のMさんは「お菓子に囲まれた感じで」という非常に掴みやすいご依頼だったので、とても楽しく描けました! ご本人にお会いしてお話を伺いその柔らかいイメージと内にある少女性を出したいと思いました。資料としてお菓子アクセサリーのカタログや好きな洋服のブランドのカタログなども持ってきていただき助かりました。この絵を最後にショートカットにすると言ってたので、この絵が良い記念になると嬉しいです。今回は本当にありがとうございました!!

© 古屋兎丸 画材:アクリル絵具、キャンパス 完成:2016年3月
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