太田出版ニュース
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このたび、新井英樹さんによる人気コミック『愛しのアイリーン』の実写映画化が決定いたしました。新井英樹原作の映画化は、今回が初となります。
脚本・監督は『ヒメアノ~ル』『犬猿』の吉田恵輔さん。「監督になる前から、絶対自分が映画化すると夢見ていた作品」「俺は俺が観たい最高のアイリーンを形にするのだ」とコメントをいただきました。
主人公・宍戸岩男は、安田顕さんが熱演。「“けっこうな大作だな”と思ってもらえるはず」「この映画に参加できて本当に良かった」とコメントをいただきました。
※コメント全文は当ページ下部に掲載しております。
1995年から1996年まで連載された、新井さん渾身の傑作コミック『愛しのアイリーン』。実写映画は2018年秋に全国ロードショーです。どうぞご期待ください!
◆原作コミック『愛しのアイリーン』ご紹介
吹き溜まりのような寒村に突如現れた、外国人妻・アイリーン。彼女と、彼女をとりまく人々の欲望の姿は、荒々しくも、愛おしい―。戦後日本社会の断絶点とも言われる1995年に連載開始。『宮本から君へ』『ザ・ワールドイズ・マイン』と並ぶ、新井英樹の代表作。
上・下巻の単行本・電子書籍が好評発売中。お試し読み、詳細は以下リンクにて。
https://www.ohtabooks.com/publish/2010/12/15100000.html
◆映画『愛しのアイリーン』
映画公式サイト:http://irene-movie.jp
『愛しのアイリーン』撮影現場にて、左から吉田恵輔、安田顕、新井英樹。
・(主演)安田顕さんのコメント
夏撮影、フィリピン撮影、冬撮影と、長期間の撮影の経験は初めてだったのですが、
きっと御覧いただいた方には「けっこうな大作だな」と思ってもらえるはずです。
登場人物のすべてが愛おしくて、吉田監督のうわべだけじゃない愛のかたちがいっぱい溢れていて、俳優とし
てすごい経験をさせて頂きました。
今はただ「この映画に参加できて本当に良かった」という気持ちがすべてです。
・(監督)吉田恵輔さんのコメント
監督になる前から、絶対自分が映画化すると夢見ていた作品。監督になって12年、
夢が現実になった。プレッシャーなんか糞食らえ。俺は俺が観たい最高のアイリーンを形に
するのだ。やってやるぞー!おまんごー!
・(原作)新井英樹さんのコメント
「『愛しのアイリーン』実写映像化」このご時勢、この漫画に、この文言ってこと自体に
笑ってしまいますがそれが「現実」となると......大爆笑!!生きてるとこんなことが起こるんですね
これは少なくともボクにとって幸せな奇跡です!吉田監督、安田顕さんはじめ関係者のみなさん
本当にありがとうございます!!
※吉田恵輔さんの「吉」は土に口が正式表記です
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