文芸書
龍宮城 歌舞伎町マフィア最新ファイル
価格 |
1,257円 |
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判型 |
四六判 |
ページ数 |
248ページ |
ISBNコード |
9784778311704 |
2009.4.28 |
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電子版発売 |
2015.7.24- |
書籍の説明
「怒羅権(ドラゴン)」という愚連隊の栄光と悲哀
ゴールなき「歌舞伎町浄化作戦」によって、
確かに歌舞伎町の闇は狭まった。
しかし、なくなったわけでは毛頭ない。
移民街の象徴であった歌舞伎町、
その街の闇から発生した毒は、
この街を離れて周囲の街々に拡散していった。
それは、一つの移民街の終焉であると同時に、
日本人と移民との共存関係の全面化の開始でもある。
世界各国からの「怒羅権」は、
街の各所において生成されている。......「エピローグ」より
中国残留孤児二世、三世を中心とする愚連隊と
中国人マフィアたちは玉手箱を目指す
大小の龍となって、荒れ野の街をのたうち疾走する。
気鋭のライターによるノワール・ノンフィクションの傑作
【電子書籍について】
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著者プロフィール
ノンフィクションライター。1976年、北九州生まれ。早稲田大学中退。著書に『ドリームキャンパス』、『「世界に一つだけの花」の意味』、『ヤクザ的人々に学ぶ 負け知らずのススメ』(ともに太田出版刊)。各種の雑誌や実話雑誌に寄稿し、作家宮崎学氏とも共同作業も。