- 現在のページ(パンくずリスト)
- トップ > ノンフィクション・人文 > 書籍情報詳細
ノンフィクション・人文
価格 |
2,530円 |
---|---|
判型 |
四六判 |
ページ数 |
304ページ |
ISBNコード |
9784778313463 |
2012.11.22 |
書籍の説明
その男。敵か、味方か。
――CIAがアルカイダに放った二重スパイが難攻不落のCIA前哨基地に自爆テロを仕掛けた!
多数のCIA幹部が殺傷された史上最悪の事件の真相とは?
ピュリッツァー賞作家が、徹底取材で暴く衝撃の事実。アメリカで発売されるや否や大反響を呼んだ本書が、ビン・ラディン殺害を緊急加筆し、万を持して登場。
2009年12月30日、アフガニスタン東部の町ホーストにあるチャップマン前哨基地で自爆テロが起き、CIA局員七人を含む九人が死亡し、六人が重傷を負う大惨事となった。しかも自爆テロの起きた場所が警戒厳重な基地の、とりわけ警戒厳重な内陣だったことから、事件はアメリカにとてつもない衝撃を与えた。読みどころは、この驚くべき事件の経緯のほか、犠牲者たちの人物像、自爆テロ実行者の人物像、さらには無人機プレデターがもたらした対テロ戦争の新たな様相などいろいろあり、テロとの戦いの最前線について豊富な情報を与えてくれる貴重な記録となっている。(「訳者あとがき」より)
著者プロフィール
(Joby Warrick)
テンプル大学卒業後、ジャーナリストの道を歩む。ノースカロライナの州都ローリーのザ・ニューズ・アンド・オブザーヴァー紙での仕事により、1996年度ピュリッツァー賞(公益報道部門)を受賞。1996年にワシントン・ポスト紙に移籍し、以後、中東問題、外交問題、国家安全保障問題を専門とする記者として活躍。2004年には大量破壊兵器拡散の脅威に関する報道で、アメリカ海外報道クラブ賞を受賞した。本書は初の著書である。