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ノンフィクション・人文
永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)
価格 |
1,870円 |
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判型 |
四六判フランス装 |
ページ数 |
224ページ |
ISBNコード |
9784778313593 |
2013.3.8 |
書籍の説明
1945年以来、われわれはずっと「敗戦」状態にある。
「侮辱のなかに生きる」ことを拒絶せよ。
「永続敗戦」それは戦後日本のレジームの核心的本質であり、「敗戦の否認」を意味する。国内およびアジアに対しては敗北を否認することによって「神州不滅」の神話を維持しながら、自らを容認し支えてくれる米国に対しては盲従を続ける。敗戦を否認するがゆえに敗北が際限なく続く――それが「永続敗戦」という概念の指し示す構造である。今日、この構造は明らかな破綻に瀕している。
目次
第一章 「戦後」の終わり
第一節 「私らは侮辱のなかに生きている」――ポスト3・11の経験
第二節 「戦後」の終わり
第三節 永続敗戦
第二章 「戦後の終わり」を告げるもの――対外関係の諸問題
第一節 領土問題の本質
第二節 北朝鮮問題に見る永続敗戦
第三章 戦後の「国体」としての永続敗戦
第一節 アメリカの影
第二節 何が勝利してきたのか?
エピローグ――三つの光景
メディア掲載情報
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- 2016.11.19 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』
- イベント クレヨンハウス東京店/詳細リンク - イベント
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著者によるトークショーが開催。
☆原発とエネルギーを学ぶ朝の教室 ~Morning study of Silent Spring~
第76回「あたらしい日本のはじめかた」白井聡さん(政治学者)日時:2016年11月19日(土)9:00~10:30
場所:クレヨンハウス東京店B1 レストラン「広場」
参加費:1,000円(税込)1945年以来、わたしたちはずっと敗戦の中にいて、「戦後民主主義」は幻だった……。3.11をひとつの契機に、そのことを明るみに出した白井聡さん。閉塞感のただ中にあるこの国が、真の「戦後レジームからの脱却」を果たし、平和で尊敬される国に向かうための一歩はどこにあるのか。ご一緒に考えましょう!(クレヨンハウス イベント案内ページより)
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- 2014.08.10 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』
- ラジオ NHKラジオ「ジセダイの逸材」 - 本の紹介
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本の紹介
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- 2014.03.30 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』
- 新聞 毎日新聞 - 書評(松原隆一郎、高橋源一郎、中島岳志)
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今週の本棚
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- 2014.10.29 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』
- ラジオ 文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」 - 本の紹介
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著者出演
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- 2014.10.06 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』
- TV テレビ朝日CS「日本にプラス」/詳細リンク - 本の紹介
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著者出演
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- 2014.08.06 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』
- ラジオ JAM THE WORLD(J-WAVE) - 本の紹介(ジャーナリスト 堤未果)
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本の紹介