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ノンフィクション・人文
価格 |
2,420円 |
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判型 |
四六判 |
ページ数 |
324ページ |
ISBNコード |
9784778315030 |
2016.1.29 |
書籍の説明
YouTubeで見つけたわたしにそっくりの女性は生き別れたふたごだった――
韓国で生まれてすぐにアメリカとフランスへ。ふたごであることを知らぬまま、25年ぶりに奇跡の再会を果たす。
養子ビジネス、ふたごの最新研究までを追った驚愕のドキュメンタリー。
デザイン・スクールに通うフランス人のアナイスは、友人が偶然YouTubeで見つけたアメリカ人女優のサムの姿に愕然とした。顔も肌や髪の色も、なにもかも自分にうりふたつだったのだ。じつは、アナイスとサムは韓国で生まれてすぐにフランスとアメリカに養子に出されていた。ふたごの姉妹がいると知らずに育ったアナイスは、SNSでサムに連絡をとり、やがて25年ぶりにふたりは顔をあわせることに――。
偶然の発見から感動の再会、DNA鑑定のスリリングな展開まで、「奇跡の物語」と世界中で話題となったノンフィクション。
目次
【1】 わたしが彼女を見つけたとき(アナイス)
【2】 フランス人女性がわたしのパソコンに登場した日(サム)
【3】 最初の返信(アナイス)
【4】 初めての瞬間(サム)
【5】 家族ほどいいものはない(アナイス)
【6】 わたしの家族(サム)
【7】 サマンサと初めてのスカイプ(アナイス)
【8】 ドキュメンタリー製作が決定(サム)
【9】 DNA検査(アナイス)
【10】 番号が一致(サム)
【11】 ついにサムがロンドンに(アナイス)
【12】 もうひとりのわたしと会う(サム)
【13】 カルフォルニアに到着(アナイス)
【14】 初めての韓国(サム)
【15】 韓国への思い(アナイス)
【16】 パリへの誕生日旅行(サム)
【17】 ニューヨークの感謝祭(アナイス)
【18】 ふたご感謝祭(サム)
【19】 ナンシー・シーガル博士の研究結果(サムとアナイス)
【エピローグ】あるがままに
メディア掲載情報
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- 2016.08.03 『他人のふたご 「輸出」ベイビーたちの奇跡の物語 』
- Web ダヴィンチ・ニュース/詳細リンク - 本の紹介(Chika Samon)
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YouTubeで見つけたわたしにそっくりの女性は、生き別れたふたごだった――ネット社会が生んだ奇跡の実話『他人のふたご』
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- 2016.06.03 『他人のふたご 「輸出」ベイビーたちの奇跡の物語 』
- 雑誌 週刊読書人 2016年6月3日号/詳細リンク - 書評(歌代幸子)
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書評掲載
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- 2016.04.10 『他人のふたご 「輸出」ベイビーたちの奇跡の物語 』
- 新聞 山梨日日新聞、岩手日報、中國新聞、北日本新聞ほか - 書評(北原みのり)
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家族や性の重層的な問題
著者プロフィール
アナイス・ボルディエ(Anaïs Bordier)/ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ・カレッジを卒業後、ジェラールダレルのデザイナーとなる。パリ在住。
サマンサ・ファターマン(Samantha Futerman)/ロサンゼルス在住の女優。出演作に〈SAYURI〉〈21オーバー/最初の二日酔い〉など。
羽田詩津子(はだ・しづこ)/翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒。訳書に『猫的感覚』ジョン・ブラッドショー(早川書房)、『毒親の棄て方』スーザン・フォワード(新潮社)、『奇跡の猫ビリー』ルイーズ・ブース(竹書房)など多数。