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ノンフィクション・人文
価格 |
1,320円 |
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判型 |
四六 |
ページ数 |
232ページ |
ISBNコード |
9784778315245 |
2016.6.17 |
書籍の説明
SEALDs(日本)、雨傘運動(香港)、ひまわり学生運動(台湾)
--国境を越えた「学生運動」の連帯は可能か?
東アジア学生対話集。
●SEALDs(日本)
奥田愛基
1992年、福岡県生まれ。SEALDs創立メンバーのひとり。一般社団法人<ReDEMOS>代表理事。
牛田悦正
1992年、東京都生まれ。SEALDs創立メンバーのひとり。ラッパー。
溝井萌子
1995年、石川県生まれ。SEALDsメンバー。SEALDsではデモ・街宣の企画運営に関わる。
●雨傘運動(香港)
周庭(Agnes Chow)
1996年、香港生まれ。香港の学生運動組織“学民思潮”(2011‐2016年)のスポークスマンを務め、雨傘運動の際には“学民の女神”と呼ばれた。現在は黄之鋒とともに新政党“香港衆志”(DEMOSISTO)に参加。
黄之鋒(Joshua Wong)
1996年、香港生まれ。“学民思潮”招集人。香港学生運動の象徴的存在として、世界中からその言動は注目を集めている。2016年4月、“学民思潮”を解散し、新政党“香港衆志”(DEMOSISTO)設立を発表。
●ひまわり学生運動(台湾)
陳為廷(Chen Wei-ting)
1990年、台湾苗栗県生まれ。2014年、両岸サービス貿易協定に反対した学生たちが台湾の立法院(国会)を24日間占拠(オキュパイ)した「ひまわり学生運動」のリーダーを、林飛帆とともに務める。現在、兵役に服務中。
目次
目次
対話1 占拠(オキュパイ)が解放したもの ~周庭(香港)~
■香港のデモ事情
■「自分たちの場所」という手ごたえ
■SEALDs=日本共産党?
■「知名度」という財産
■「運動」の先に何を見るか
■中国という脅威
■公民的不服従
■政治とデート
対話 2 社会運動の立ち上げ方 ~黄之鋒(香港)~
■ソーシャル・メディアと社会運動
■「おまえらは左派じゃない」
■SEALDsが政党をつくる可能性
■我々は時代に選ばれし子どもたち
■運動組織を維持していくために
対話3 東アジア学生ネットワーク ~黄之鋒(香港)~
■〝招集人〟という立場
■東アジアの平和構築のために
対話4 ナショナリズムと民主主義 ~黄之鋒(香港)~
■若者に富が回ってこない
■良いナショナリズムと悪いナショナリズム
■国家を超えたプラットフォーム
■現時点での成果、今後の展望
対話5 中国との向き合い方 ~陳為廷(台湾)~
■立憲主義VS民主主義?
■政治と文化(カルチャー)の関係
■台湾ナショナリズム
■〝ネトウヨ〟はどういう人たちなのか
■誰が台湾を守ってくれるのか?
■現実は「変革可能なもの」
■SEALDs解散後、について
メディア掲載情報
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- 2016.09.06 『日本×香港×台湾 若者はあきらめない』
- Web ダヴィンチ・ニュース/詳細リンク - 書評(石塚就一)
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立ち上がるアジアの若者たち。香港や台湾の若きリーダーはSEALDsをどう見たか