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ノンフィクション・人文
出版の境界に生きる 私の歩んだ戦後と出版の七〇年史
価格 |
2,860円 |
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判型 |
四六判 |
ページ数 |
262ページ |
ISBNコード |
9784778315696 |
2017.4.21 |
書籍の説明
受け継がれるべき出版人の遺伝子。
「本を生み出す」という目的のために、様々な障壁をものともせず、未来へとつながる道を切り拓いた人々がいた──。
編集者、翻訳権エージェント、著作権コンサルタント、児童文学作家として歩んだ著者による、個人史としての出版史。
様々な出来事に直接間接に関わってきた著者がはじめて明かす「そのとき何が起こったか」。
混迷の時代を一歩ずつ踏み分けてきた先人たちの足跡は、大変革期の真っ只中にある現在の出版界への大いなる指針となる。
目次
はじめに
Ⅰ 私の歩んだ戦後と出版の七〇年史
翻訳編集者前夜──昭和二〇年代前半
早川書房編集者時代──昭和二〇年代後半
チャールズ・E・タトル商会版権部時代──昭和三〇年代
日本ユニ・エージェンシー時代──昭和四〇年代後半~六〇年代
日本ユニ著作権センターの創立と、出版の未来──平成三年~現在
Ⅱ 翻訳権エージェントという仕事
Ⅲ 遠いアメリカの出版界
Ⅳ 回想 豊田きいち──出版者の権利
Ⅴ 公立図書館のさらなる普及・充実のために
解説 「全体性獲得への衝動」北村行夫(虎ノ門総合法律事務所所長)
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- ◆「出版人・知的所有権叢書」刊行開始記念POP
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メディア掲載情報
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- 2017.12.12 『出版の境界に生きる 私の歩んだ戦後と出版の七〇年史』
- 雑誌 本の雑誌 2018年1月号/この掲載誌を購入 - 本の紹介(小林収)
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「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」特集に本書が紹介されました。
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- 2017.04.27 『出版の境界に生きる 私の歩んだ戦後と出版の七〇年史』
- 新聞 新文化 4月27日発行号 - インタビュー
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「出版の本質」伝えるシリーズ
第1弾は宮田昇氏の自叙伝
著者プロフィール
1928年生まれ。編集者、翻訳権エージェント、著作権コンサルタント、児童文学作家(「内田庶」名義)。戦後、「近代文学」編集部を経て、52年から早川書房の編集者となりハヤカワ・ポケット・ミステリを創刊。55年に退社し、チャールズ・E・タトル商会で翻訳権エージェントとなる。67年、矢野著作権事務所創立に関わり、70年、日本ユニ・エージェンシーと改称して代表に。91年、日本ユニ著作権センター創立。99年に『翻訳権の戦後史』で第21回日本出版学会賞、2002年に第23回著作権功労賞を受賞。
おもな著書は、『翻訳出版の実務』(日本エディタースクール)、『翻訳権の戦後史』『図書館に通う』『敗戦三十三回忌――予科練の過去を歩く』『戦後「翻訳」風雲録』『小尾俊人の戦後』(以上みすず書房)ほか。