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わかって使える商標法(ユニ知的所有権ブックス NO.21)

『わかって使える商標法(ユニ知的所有権ブックス NO.21)』 著:虎ノ門総合法律事務所

価格

3,850円
(本体3,500円+税)

判型

A5判並製

ページ数

266ページ

ISBNコード

9784778315528

搬入年月日
[?]

2017.6.29
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

商標実務の核心は「商標的使用とは何か」にある!
知っているつもりだった商標へのまったく新しいアプローチ。
この本に書かれた「考え方の基本」を理解すれば商標実務は驚くほどわかりやすく、あらゆるケースに対応できるようになる!
具体的疑問に答える「実務者必携の手引」!

目次

<基本編 商標制度の骨格を理解する>
第1 商標制度とは何か
  1 商標の登場
  2 商標と商品と出所と標識の関係
  3 商品から広がった保護の範囲(役務の保護)
  4 商標の財産的ないし経済的な価値
  5 商標を保護する法制的整備の必要性とその構成内容
  6 日本の商標法が採用する主要な原則ないし主義
  7 商標法の条文の概観
  8 いよいよ本論へ
 【コラム】PUMAとKUMAのロゴデザイン
第2 「商標」とは何か
  1 「商標」と「標章」
  2 自他識別機能
  3 識別力における認識の振れ幅
  4 商標の種類
第3 「商品・「役務」とは何か
  1 「商品」と「役務」
  2 「商品」・「役務」の区分と指定
  3 区分のないもの
  4 区分と類比判断
 【コラム】商品類似性概念の導入
  5 類似判断と「類似群コード」(短冊)
第4 「使用」とは何か
  1 商標法において「使用」が問題となる三つの場面
  2 各号の定める様々な「使用」の態様について
第5 商標権の発生削減と効力
  1 商標権の発生
  2 商標権の効力
  3 商標権の譲渡性と移転
  4 他人に対する商標の使用許諾
  5 商標権の消滅
 【コラム】図形コードを探すコツ

<出願登録編 商標登録制度の手続を理解する>
第1 本編の概要
 【コラム】商標中の地名について
第2 商標の登録要件
  1 商標の内容に関する二種類の登録要件(二種類の登録拒絶事由)
  2 自他識別力に関する要件(第3条1項1号から6号)
  3 上記の例外 ― 使用実績による自他識別力の獲得
  4 公益又は私益との調整という観点からの拒絶事由(第4条1項1号から19号)
 【コラム】ブリジストンのB
第3 商品・役務の指定
  1 商品・役務の「区分」とその理由
  2 類似群と短冊
  3 商品・役務の指定に当って留意すべき例
  4 複数の商品・役務を指定して出願する場合
第4 事前調査
 【コラム】アサインバック
第5 登録手続きのまとめ
  1 登録の流れ
  2 特殊な商標
 【コラム】類似範囲を超えた防衛目的の商標

<紛争編 商標の3つの争いと解決の考え方を理解する>
第1 「商標的使用」という紛争類型
  1 登録商標制度と典型的な二つの紛争類型
  2 もうひとつの重要な紛争類型
  3 「商標的使用」と商標制度の本質
  4 巨峰事件(福岡地裁飯塚支部昭和46年9月17日)
 【コラム】商標中の人名について
第2 「商標的使用」の争い
  1 商標的使用の類型
  2 具体的紛争
  3 裁判例で示された商標的使用の理論的根拠
  4 平成26年改正商標法における「商標的使用」の条文
第3 商標の類否の争い【松澤】
  1 商標の類否が問題となる場面
  2 商標の類否の判断基準
  3 具体的紛争事例
 【コラム】フランク・ミュラーVSフランク三浦
第4 商品・役務の類否
  1 商品・役務の類否が問題になる場面
  2 商品・役務の類否の判断基準
  3 具体的紛争
第5 商標権侵害に対する対応
  1 商標権侵害行為
  2 権利者からの請求権
  3 商標権侵害と言われた者からの対応

<周辺・関連法 商標制度の周辺を理解する>
第1 商標法と関連法
  1 知的財産保護制度の概観
  2 商標とほかの知的財産制度
  3 著作物と商標
  4 特許、実用新案、意匠と商標
  5 不正競争防止法と商標
  6 商号と商標
第2 商標法の国際的な保護システム
  1 パリ条約と商標の国際的保護
  2 マドリッド協定議定書による国際登録出願手続
  3 国際登録出願手続きのメリットと留意点

<あとがき>

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