現在のページ(パンくずリスト)
トップ > 文芸書 > 書籍情報詳細

文芸書

神童は大人になってどうなったのか

カバーイラスト:山下航

『神童は大人になってどうなったのか』 著:小林哲夫

価格

1,650円
(本体1,500円+税)

判型

四六判

ページ数

320ページ

ISBNコード

9784778315870

搬入年月日
[?]

2017.8.16
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

書籍の説明

神童といわれていた子供たちはいったいどのような大人になったのだろうか。四谷大塚とか名門塾で全国トップの子供達は大人になってどうなったんだろうか。東京大学を首席卒業した人や、灘や開成、麻布、ラサールなど名門私立で伝説的といわれた人たちはどういう生涯をたどったのだろうか。

長年『大学ランキング』(朝日新聞出版)の編集を手がけ、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)、『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『早慶MARCH 大学ブランド大激変』(朝日新書)などの著書もあり、、日本の中高大学事情と歴史に関しては日本一といってもいいほどの教育ジャーナリストが、神童的な人たちをできるかぎり追跡し、本当の頭の良さとは何かを解き明かしていく。

目次

はじめに

第1章 わたしが会った神童たち
日銀総裁、黒田バズーカ
受験にはめっぽう強い神童たち
神童女子、永田町を震え上がらせる

第2章 そもそも神童って何だろう
頭がよい、勉強ができる、とはどういうことか
神童のIQを測ったらすごかった
ノーベル賞は神童の証しとなるか
数学オリンピックの神童たち

第3章 東大首席神童たちが社会貢献したこと
首席卒業の栄光と挫折
政治と神童
神童首席女性の群像

第4章 神童学者たちはなぜ国に背いたか
学者としての良心が許せなかった
安保関連法に賛成する神童学者

第5章 神童一族が社会に与えたインパクト
鳩山家に見る神童物語
林家、宮澤家の東大信仰
神童官僚の系譜
2世3世や娘婿がはびこる外務省
親子二代の最高裁判所長官

第6章 知を継承する神童学者の家系
学者の家庭から学者は生まれやすいのか
神童エンジニアが最新技術を子に伝える

第7章 残念な神童たち
オウム真理教の大臣たち
神童らしからぬ、法制局長官や首相補佐官の迷走
元神童夫婦 片山さつき & 舛添要一

第8章 神童を英才教育で鍛える
飛び級制度と優秀児研究
神童への才能教育は頓挫
数カ国語を話す神童

第9章 愛すべき神童たち
ユニークな神童たちが世界を騒がす
グローバル化で日本の神童はどうなるか
これからの神童たち

あとがき

販促物・ダウンロード

右クリック等でお使いの端末に保存してご活用ください。

メディア掲載情報

≫メディア掲載情報の登録

著者プロフィール

一九六〇年神奈川県生まれ。教育ジャーナリスト。教育、社会問題を総合誌などに執筆。『高校紛争 1969-1970』(中公新書)と『反安保法制・反原発運動で出現――シニア左翼とは何か 』(朝日新書)が大きな話題に。ほか『東大合格高校盛衰史』(光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『早慶MARCH 大学ブランド大激変』(朝日新書)など著書多数。

〈カテゴリー〉

〈関連作品〉

〈関連ページ〉