- 現在のページ(パンくずリスト)
- トップ > ノンフィクション・人文 > 書籍情報詳細
ノンフィクション・人文
ここは、おしまいの地
価格 |
1,320円 |
---|---|
判型 |
四六判 |
ページ数 |
248ページ |
ISBNコード |
9784778316129 |
2018.1.24 |
|
電子版発売 |
2018.2.15- |
編集部より
2018年・第34回講談社エッセイ賞受賞作。
「ここは、おしまいの地」特設サイトも公開中!
書籍の説明
スーパーの鮮魚コーナーを物色していた父が、
一匹八十円と書かれた蟹を見て「虫より安いじゃねえか」と呟いた。
『夫のちんぽが入らない』から1年。
“ちょっと変わった”人生のかけらを集めた自伝的エッセイがついに書籍化!
著者の実話を描いた私小説『夫のちんぽが入らない』。その衝撃の関係性が口コミで瞬く間に広まり、2017年1月の発売からいままでで13万部(2017年12月現在)に到達し、異色のデビューとなった。主婦こだまの満を持してのデビュー2作目は、『Quick Japan』誌上で掲載した読み切りと連載「Orphans」をもとに改稿した短編集。家族や職場、これまで経験してきた著者の半生を描く。
何もない“おしまいの地”に生まれた実家は空き巣に何度も入られ、訪問販売の餌食だったこと。中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこと。引越し業者でさえ「これは最強っすね」と袖口で鼻を押さえながら言ってくる「臭すぎる新居」での夫との生活。
生まれ持った気質なのか、見事なまでに災難に巻き込まれる“おしまいの地”での出来事。
歌広場淳(ゴールデンボンバー)推薦文:
「この本を読んでおじいちゃんが事故に遭う場面で爆笑してしまいました。これじゃ僕が酷い人みたいじゃないですか。こだまさん、ほんと勘弁してください。」
【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。
目次
父、はじめてのおつかい
雷おばさんの晩年
ふたりのおばさん
私の守り神
ここは、おしまいの地
金髪の豚
川本、またおまえか
モンシロチョウを棄てた街で
春の便り
先生のうわさ
巻き込まれの系譜
穂先メンマの墓の下で
偽者
傘
言えない
すべてを知ったあとでも
いちご味の遺品
春の便り、その後
首に宿る命
父のシャンプーをぶっかけて走る
あとがき
販促物・ダウンロード
右クリック等でお使いの端末に保存してご活用ください。
メディア掲載情報
-
- 2019.11.08 『ここは、おしまいの地』
- 雑誌 週刊現代 11/16号/この掲載誌を購入 - 本の紹介
-
「リレー読書日記」という連載で、小説家・和田竜さんに紹介していただきました。
-
- 2018.07.09 『ここは、おしまいの地』
- 新聞 週刊現代 2018年7月21・28日合併号/この掲載誌を購入 - 本の紹介(末井昭)
-
リレー読書日記
-
- 2018.02.16 『ここは、おしまいの地』
- Web ブクログ通信/詳細リンク - 本の紹介
-
人生自体がもう終わってるな、って思っていた
―こだまさん『ここは、おしまいの地』刊行記念インタビュー前編
-
- 2018.03.07 『ここは、おしまいの地』
- 新聞 毎日新聞3月7日号 - 本の紹介
-
本書が紹介されました。
-
- 2018.02.28 『ここは、おしまいの地』
- TV 中海テレビ「中海テレビニュースモーニングスタジオ」/詳細リンク - 本の紹介
-
今週おすすめの本として紹介されました。
-
- 2018.02.24 『ここは、おしまいの地』
- 雑誌 UOMO2018年4月号/この掲載誌を購入 - インタビュー
-
"陰鬱とする最果ての集落が舞台。
災難と笑いと隠和が詰まる一冊"
-
- 2018.02.23 『ここは、おしまいの地』
- 新聞 読書人2月23日号 - インタビュー
-
「おしまいの地」から、ささやかな問いかけになるような作品を
-
- 2018.02.23 『ここは、おしまいの地』
- 雑誌 SPRING 2018年4月号/この掲載誌を購入 - 本の紹介
-
NEW BOOKにて本書が紹介されました。
-
- 2018.02.19 『ここは、おしまいの地』
- Web ブクログ通信/詳細リンク - インタビュー
-
"言えないからこそ私は書いている
―こだまさん『ここは、おしまいの地』刊行記念インタビュー後編"
-
- 2018.02.17 『ここは、おしまいの地』
- Web cakes/詳細リンク - インタビュー
-
"「入らない」ふたり——文月悠光×こだま対談(後編)
書店バイトで『夫のちんぽ』に「カバーおかけしますか?」「そうですね」って(笑)。"
-
- 2018.02.15 『ここは、おしまいの地』
- Web cakes/詳細リンク - インタビュー
-
"「入らない」ふたり——文月悠光×こだま対談(前編)
Amazonの星ひとつばかりをジーっと読んで…"
-
- 2018.02.06 『ここは、おしまいの地』
- Web DRESS/詳細リンク - インタビュー(姫野ケイ)
-
"コンプレックスは隠さず、笑いに昇華するのも”芸風”です
【主婦ブロガーこだまさん】"
-
- 2018.02.03 『ここは、おしまいの地』
- Web ダ・ヴィンチニュース/詳細リンク - 書評(野本由起)
-
"『夫のちんぽが入らない』に続く自伝的エッセイ
――恥、弱さ、生きづらさ、全てを晒す!"
-
- 2018.02.06 『ここは、おしまいの地』
- 雑誌 ダ・ヴィンチ3月号/この掲載誌を購入 - 書評(野本由起)
-
こんげつのブックマークEX④
生きていくって大変、だけど案外面白い
衝撃のデビュー作に続く自伝的エッセイ
著者プロフィール
主婦。2017年1月、実話を元にした私小説『夫のちんぽが入らない』でデビュー。発売からいままでで13万部(2017年12月現在)に到達し、『ブクログ大賞2017』ではエッセイ・ノンフィクション部門にノミネートされる。現在『Quick Japan』、『週刊SPA!』で連載中。