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ノンフィクション・人文
価格 |
2,090円 |
---|---|
判型 |
四六判 |
ページ数 |
348ページ |
ISBNコード |
9784778316167 |
2018.3.1 |
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電子版発売 |
2018.3.2- |
編集部より
イタリアで出版停止となった一方、フランスの権威あるジャーナリズム賞「アルベール・ロンドル賞」を受賞。著者のメッセージ等はこちら!
書籍の説明
「衝撃的なグローバル経済の実態」――朝日新聞(書評・寺尾紗穂氏)
ほか、各種メデイアで話題沸騰!
・「中国産」が「イタリア産」になる流通の謎
・「添加物69%」の現場
・腐ったトマトの再商品化「ブラック・インク」とは
すべてはトマト缶をめぐる真実だ。
…それでもトマト缶を買いますか?
トマトは170カ国で生産され、トマト加工業界の年間売上高は100億ドルにのぼる。だがトマト缶がどのように生産・加工されているかはほとんど知られていない。
中国、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを舞台に、業界のトップ経営者から生産者、労働者までトマト加工産業に関わる人々に徹底取材。世界中で行われている産地偽装、大量の添加物や劣化した原料による健康被害、奴隷的に働かされる労働者などさまざまな問題を暴く。
世界中で身近な食品であるトマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにし、
フランスでも話題沸騰の、衝撃的ノンフィクション。
【目次】
第1章 中国最大のトマト加工会社
第2章 「メイド・イン・チャイナ」のトマトペースト
第3章 伝説化されたアメリカの加工トマト産業
第4章 濃縮トマト輸出トップの会社
第5章 イタリアの巨大トマト加工メーカーのジレンマ
第6章 中国産トマトも「メイド・イン・イタリー」に
第7章 ファシズム政権の政策の象徴、トマト缶
第8章 トマト加工工場の奇妙な光景
第9章 中国の加工トマト産業の暴走――始まりと発展、強制労働
第10章 ハインツの経営合理化とその影響
第11章 加工トマト業界トップ企業、驚異の生産力
第12章 消費者に見えない「原産国」
第13章 天津のトマト缶工場の秘密
第14章 トマト31パーセントに添加物69パーセントのトマト缶
第15章 農薬入りのトマトか、添加物入りのトマト缶か
第16章 アフリカを席巻した中国産トマト
第17章 「アグロマフィア」の象徴、南イタリア産トマト缶
第18章 イタリアの労働者の違法な搾取
第19章 酸化トマト「ブラックインク」をよみがえらせる最新研究
【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。
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- ◆販促缶ラベル【缶に巻いてお使い下さい!!】※ここからPDFをダウンロードし、原寸(拡大率100%)で印刷すると一般的なトマト缶サイズで出力可能です。
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- ◆『トマト缶の黒い真実』ご紹介POP(はがきサイズ)
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画像をダウンロード
メディア掲載情報
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- 2023.06.01 『トマト缶の黒い真実』
- Web Forbes JAPAN Web/詳細リンク - 書評(松尾優人)
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本書の書評が掲載されました。
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- 2018.05.08 『トマト缶の黒い真実』
- Web ダ・ヴィンチニュース/詳細リンク - 書評(いづつえり)
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産地・表示偽装…身近なトマト缶の黒い真実
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- 2018.09.03 『トマト缶の黒い真実』
- Web 光文社「本がすき。」/詳細リンク - 書評(田崎健太)
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真実と嘘と金、世界のすべては「トマト缶」につまっている!
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- 2018.05.05 『トマト缶の黒い真実』
- 新聞 朝日新聞5/5号/詳細リンク - 書評(寺尾紗穂)
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衝撃的なグローバル経済の実態
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- 2018.04.23 『トマト缶の黒い真実』
- 雑誌 週刊ダイヤモンド 4/28・5/5合併号/この掲載誌を購入 - 本の紹介(吉田徹)
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世界中で食べられるトマト缶
消費者が知らない驚愕の事実
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- 2018.04.22 『トマト缶の黒い真実』
- Web 東京新聞 TOKYO Web/詳細リンク - インタビュー(岡村淳司)
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暗部を探る駆け引き 『トマト缶の黒い真実』
フランス人ジャーナリスト ジャン=バティスト・マレさん(31)
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- 2018.03.27 『トマト缶の黒い真実』
- 雑誌 SPA! 4月3日号 /この掲載誌を購入 - 本の紹介
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本当はヤバいトマト缶の闇!!
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- 2018.03.20 『トマト缶の黒い真実』
- Web クーリエ・ジャポンWEB/詳細リンク - 本の紹介
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あなたが食べたそのトマト缶、腐っていませんか?
隠されたトマト加工業界の「闇」を暴く
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- 2018.03.20 『トマト缶の黒い真実』
- Web クーリエ・ジャポンWEB/詳細リンク - 本の紹介
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格安「トマト缶」の中身は、灼熱の農場で子供たちが収穫していた
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- 2018.03.26 『トマト缶の黒い真実』
- 雑誌 Hanada5月号/この掲載誌を購入 - 書評
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本書の書評が掲載されました。
著者プロフィール
ジャン=バティスト・マレ
Jean-Baptiste Malet
〈ル・モンド・ディプロマティーク〉〈シャルリー・エブド〉など多くの有名誌に寄稿する新進気鋭のジャーナリスト。2014年に刊行された第2作En Amazonie, Infiltre dans le meilleur des mondeはアマゾンの配送センターに潜入取材して内部事情を告発した問題作で、フランスでベストセラーとなった。第3作にあたる本書は2017年に刊行されると同時に大きな話題になり、「身近な食材のトマトを通じて読者をグローバル経済の恐怖に陥れる」など各メディアに絶賛された。ほかに極右政党の国民戦線をテーマにしたノンフィクションDerrière les lignes du Frontがある。