自民党 価値とリスクのマトリクス
価格 |
1,760円 |
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判型 |
四六判並製 |
ページ数 |
224ページ |
ISBNコード |
9784909048059 |
2019.5.29 |
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電子版発売 |
2019.6.25- |
書籍の説明
いま権力の中心にある《自民党》を読み解くための必読書が登場!
安倍晋三、石破茂、菅義偉、野田聖子、河野太郎、岸田文雄、加藤勝信、小渕優子、小泉進次郎。9人の有力政治家・首相候補の言葉、著作の分析を積み重ね、現在の自民党の本質をあぶり出す。「リベラル保守」を掲げる政治学者による、これからの日本の選択を考える際の重要な指標となる画期的自民党論。
「右」「左」では表しきれない政治のあり方を、「価値」と「リスク」のマトリクスで読み解く!
発行:スタンド・ブックス
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【電子書籍について】
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目次
はじめに
政治家の言葉を読むこと/政治のマトリクス
〈1〉 安倍晋三 アンチ・リベラルと親米
〈2〉 石破茂 自立と持続可能性
〈3〉 菅義偉 忖度政治と大衆迎合
〈4〉 野田聖子 多様性と包摂
〈5〉 河野太郎 徹底した新自由主義者
〈6〉 岸田文雄 敵をつくらない「安定」感
〈7〉 加藤勝信 リスクの社会化を実現するために
〈8〉 小渕優子 財政再建とセーフティネット
〈9〉 小泉進次郎 「自助」の限界
おわりに――私たちは何を選択するべきか
保守本流はⅠとⅡの融合体だった/「小さな政府」論の登場/新自由主義(Ⅲ)から日本型ネオコン(Ⅳ)へ/首相候補者たちのマッピング/野党の戦略/政治家にとって言葉とは何か
著者プロフィール
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大仏次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。
著書に『ナショナリズムと宗教』、『インドの時代』、『パール判事』、『朝日平吾の憂鬱』、『保守のヒント』、『秋葉原事件』、『「リベラル保守」宣言』、『血盟団事件』、『岩波茂雄』、『アジア主義』、『下中彌三郎』、『保守と立憲』、『親鸞と日本主義』、『保守と大東亜戦争』などがある。