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ノンフィクション・人文
山口組対山口組 終わりなき消耗戦の内側
価格 |
1,650円 |
---|---|
判型 |
四六判 |
ページ数 |
203ページ |
ISBNコード |
9784778317119 |
2020.9.4 |
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電子版発売 |
2020.9.11- |
書籍の説明
「やりにくいですよ。ワシらだって人間ですから」
――三つ巴から再び双頭へ。またも相対する菱と菱。
迷い込んだ長期抗争という迷路、そしてコロナ禍。
2020年、ヤクザでいる意味とは?
“新しい日常”を生きる彼らの実像!
第一章 分裂の影響 / 第二章 『神戸派』と『名古屋派』
第三章 三つ巴抗争の出口 / 第四章 2020年のヤクザ
第五章 第一次六神抗争と第二次六神抗争
【電子書籍について】
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目次
はじめに 〝三つ巴〞のその後――再び「ふたつ」に?
●第一章 分裂の影響
京都騒乱
義理か盃か
第三の菱
鈍化する分裂抗争
長期抗争が及ぼすシノギへの影響
●第二章 『神戸派』と『名古屋派』
弘道会 30人未満からの出発
山健にあらずんば山口組にあらず
髙山若頭による名古屋方式の導入
五代目多三郎一家がもたらした山健組の転機
司組長復帰と髙山若頭の社会不在
三つの山口組誕生と抗争
相次ぐ抗争
髙山若頭の復帰
●第三章 三つ巴抗争の出口
長期抗争をおさめる〝仲裁役〞の不在
〝仲裁役〞の覚悟
出口なき抗争の犠牲者たち
五代目山健組組長の逮捕
ヤクザとして『水に流す』
非分裂抗争、再統合、脱反社 絆會の存在
古川総裁射殺で消えたヤクザの美学
●第四章 2020年のヤクザ
暴排条例『五年間条項』が暴力団からの離脱を阻んでいる
特定抗争指定暴力団
ヤクザと新型コロナ禍
暴力団排除と外国人による特殊犯罪の増加
治安維持システムとしてのヤクザの誕生
●第五章 第一次六神抗争と第二次六神抗争
それでも抗争は続く――
法要中の池田組を狙った銃口
『和睦』への道
『情報ウイルス』による抗争
すでに第一次抗争は終わっている?