文芸書
ずっと、おしまいの地
価格 |
1,650円 |
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判型 |
四六判変形 |
ページ数 |
192ページ |
ISBNコード |
9784778318239 |
2022.8.22 |
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電子版発売 |
2022.8.23- |
編集部より
特設サイトにて、試し読みやSP動画を公開! 書店員さま向け販促物もご案内中です。
書籍の説明
【こだま最新作、刊行決定!】
おしまいの地シリーズ、ついに完結!
『ここは、おしまいの地』、『いまだ、おしまいの地』に続く、
“おしまいの地”シリーズ三部作の完結編!
累計23万部突破した衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』、
第34回講談社エッセイ賞を受賞した『ここは、おしまいの地』、
名エッセイストの仲間入りをしたこだまが放つ最新刊
こだまワールドの到達点、8月23日発売!
<内容>
10年以上夫に誕生日を告げられない話、マルチ商法に漬かった母の話、ヨガ教室で反コロナに目覚めた父など、珠玉のエッセイを多数収録。
<著名人からの応援コメント>
言葉は自分のもの。伝えるためではなく、自分の中で言葉を醸造する。うっとりとする、地の果ての呟き。
――山崎ナオコーラ(作家)
傘をくれる本ではない。晴れをくれる本でもない。あなたが冷たい雨に打たれるとき、一緒にずぶ濡れになって笑わせてくれる本だ。
――木下龍也(歌人)
さみしいひとたちが、さみしくないふりをして生きているこの世界で、この本はちゃんとさみしい。
――永井玲衣(哲学研究者)
見てはいけないものを見たような、誰かの秘密を聞いてしまったような。そんな静かな独白が、小気味良い笑いを連れてくる。
――僕のマリ(文筆家)
【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。
目次
先生のお葬式
きょうが誕生日だってずっと言えなかった
ピカチュウの凧
花火きれいでしたね
抗鬱の舞
何かに目覚めた私たち
タイムカプセルの行方
日記(2021年~)
父の終活
直角くん
あの時の私です
ぺら草
ほのぼの喫茶
※本書は『Quick Japan』連載「Orphans」(2020年10月~2021年12月)/ブログ『塩で揉む』(2021年~)/『OHTABOOKSTAND』(2022年6月、7月)に大幅な加筆・修正を加えたものです。
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- ◆ずっと、おしまいの地POP
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メディア掲載情報
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- 2022.12.20 『ずっと、おしまいの地』
- 雑誌 SALUS/詳細リンク - 本の紹介
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SALUSの特集「書店店主の読書案内」にてWARP HOLE BOOKSさんより本書が紹介されました。
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- 2022.10.28 『ずっと、おしまいの地』
- イベント 無印良品 京都山科「2019-2022わたしの1冊」/詳細リンク - 本の紹介(梶谷いこ)
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無印良品 京都山科 MUJI BOOKS で開催中のフェア「2019-2022わたしの1冊」にて梶谷いこさんにご紹介いただきました。
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- 2022.11.13 『ずっと、おしまいの地』
- Web ダ・ヴィンチweb/詳細リンク - 書評(土佐有明)
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本書の書評が掲載されました。
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- 2022.10.06 『ずっと、おしまいの地』
- 雑誌 ダ・ヴィンチ 2022年11月号/詳細リンク/この掲載誌を購入 - インタビュー
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木下龍也さんとの対談が掲載されました。
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- 2022.09.15 『ずっと、おしまいの地』
- Web 女子SPA!/詳細リンク - インタビュー(安里和哲)
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村井理子さんとの対談後編が掲載されました。
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- 2022.09.10 『ずっと、おしまいの地』
- Web 女子SPA!/詳細リンク - インタビュー(安里和哲)
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村井理子さんとの対談前編が掲載されました。
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- 2022.09.16 『ずっと、おしまいの地』
- Web 好書好日/詳細リンク - インタビュー(篠原諄也)
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哲学研究者・永井玲衣さんとの対談が掲載されました。
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- 2022.08.30 『ずっと、おしまいの地』
- ラジオ TBSラジオ「荻上チキ・Session」/詳細リンク - インタビュー
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著者がゲスト出演しました。
著者プロフィール
エッセイスト・作家。実話を元にした私小説『夫のちんぽが入らない』でデビューし、Yahoo!検索大賞を2年連続で受賞(第3回、第4回)。二作目のエッセイ『ここは、おしまいの地』で第34回講談社エッセイ賞を受賞。ほか、『いまだ、おしまいの地』、『縁もゆかりもあったのだ』など。
著者からのメッセージ
生まれ育った何もない集落を、ちょっと変わった家族を、長続きしない仕事を、責めてばかりの自分を、書くことで少しずつ肯定できるようになった。「おしまいの地」は私の原点です。「おしまいの地」最後のシリーズとなります。ぜひ読んでください。