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ノンフィクション・人文

図解でわかる 14歳から知る裁判員裁判

周防正行(序文)、四宮啓(監修)

価格

1,650円
(本体1,500円+税)

判型

B5

ページ数

96ページ

ISBNコード

9784778318468

搬入年月日
[?]

2023.2.24
※各書店・ネット書店により、購入可能となる日は異なります。

電子版発売

2023.2.28-

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書籍の説明

18歳から参加できるようになった裁判員裁判
もしも自分が選ばれたら?

「法律の専門家ではない私たちだから、できることがある」
周防正行

裁判の基礎知識から裁判員裁判のシミュレーションまで。
人を裁くことへの向き合い方。

【目次より】
●Part1 民主主義と裁判の深い関係
●Part2 裁判と裁判員制度の基礎知識
●Part3 裁判員の働きと裁判の実際
裁判員裁判シミュレーション[1]
ベアーズユニフォーム犯強盗致傷事件
裁判員裁判シミュレーション[2]

【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。

目次

はじめに
周防 正行(映画監督、法制審議会「新時代の刑事司法制度特別部会」委員)

●Part1 民主主義と裁判の深い関係
① 人間は生まれつき人権を持つ それが現在の基本的人権の原型
② 人類が民主主義国家を手にするまでを超駆け足でたどってみよう
③ 人々にとって基本的人権は憲法で保護された酸素のようなもの
④ 国民の基本的人権を守るために司法権が独立する必要があるわけ
⑤ 戦前の日本の司法権では基本的人権を守れなかった
⑥ 一般の国民が国の運営に参加するそれが民主主義の基礎
⑦ 各国の司法制度への国民参加と日本の裁判員制度の相違点
⑧ なぜ18歳からの裁判員が必要か
     18歳・19歳の声を司法にも届けよう

●Part2 裁判と裁判員制度の基礎知識
① 裁判は人々の間のトラブルを法の下で公正に裁く場
② 日本の司法制度を支える人々
     法曹三者・警察官・裁判員の役割
③ 司法を支える法曹三者になるには司法試験突破が必須
④ 司法制度を支える人々 (1)裁判官
     法に基づき公正な裁判を行う
⑤ 司法制度を支える人々 (2)弁護士
     法律で庶民を守る正義の用心棒
⑥ 司法制度を支える人々 (3)検察官
     公益の代表者として社会秩序を守る
⑦ 司法制度を支える人々 (4)警察官
     犯罪捜査・犯人逮捕の実動部隊
⑧ 司法制度を支える人々 (5)裁判員
     法律のプロ社会に風穴を開けられるか

●Part3 裁判員の働きと裁判の実際
① 裁判員裁判の始まりは候補者に届く1通の通知から
② 裁判員候補者に呼出状が届き事件ごとに6名が選ばれる
③ いよいよ裁判員が法廷へ
    裁判はこんな手順で進行する

[裁判員裁判シミュレーション1・2共通]
④ 裁判長による裁判員裁判の原則の確認

裁判員裁判シミュレーション[1]
ベアーズユニフォーム犯強盗致傷事件
⑤ 【審理】被告人は容疑を否認 強盗致傷事件裁判
⑥–1 【評議1】この事件の大きな争点となる2つの疑問が指摘・共有される
⑥–2 【評議2】本当に被害者は犯人の顔を首をひねって見られたのか?
⑥–3 【評議3】本当に被害者は犯人を確認したか なりすましの可能性は?
⑥–4 【評議4】被害者の財布は、被告人の部屋にあった この事実は動かない
⑥–5 【評議5】再度検察官の主張を検討 常識を超える犯人の奇妙な行動
⑥–6 【評議6】弁護人の主張「なりすまし」を再検討してみる

裁判員裁判シミュレーション[2]
すずめヶ丘路上傷害致死事件
⑦ 【審理】 「お前は詐欺師野郎だ」傷害致死事件裁判
⑧–1 【評議1】加害者の行為の危険性の程度を話し合う
⑧–2 【評議2】加害者の行為の動機について、それはどのくらい非難されるものか
⑧–3 【評議3】被告人の借金への不誠実な態度が事件のきっかけになった
⑧–4 【評議4】被害者遺族への気持ちと被告人への同情心の再考
⑧–5 【評議5】弁護側の求める情状酌量で被告人の量刑はどう変化するか
⑧–6 【評議6】いよいよ量刑を決定する まず被告人は実刑か、執行猶予か
⑧–7 【評議7】被告人の刑は執行猶予付きの懲役刑と執行猶予期間が決定される

[裁判員裁判シミュレーション1・2共通]
⑨ 【判決】いよいよ裁判長が判決を宣告 裁判員の役目はここで終わる
⑩ 裁判員制度が抱える問題点 守秘義務はどこまで必要か?

索 引
参考文献・参考サイト

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