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デジタルコンテンツ
出版社の過失責任(日本ユニ著作権センター)
書籍の説明
出版した著作物の責任を著作権者のみならず出版社が求められるのはなぜか?
名誉棄損など権利の侵害行為に関して出版社にも責任があるとする判決が相次いでいる。発行と頒布という出版の本質、出版とは何かを問いかける!著者が「出版社の過失」をテーマにしたのは、日ごろから裁判において出版社の過失が容易に認められることに対する不満を多く聞いており、出版物に対して出版社が負うべき責任の発生根拠を考察することにより、その責任と表裏にあるはずの出版社の権利を再構築できないか、と考えたからである。
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目次
「出版社の過失責任」 目次
―なぜ出版社は出版物の著作権侵害について責任を負うのか―
第1 はじめに
第2 出版社が出版物の内容に責任を負う法的根拠
1 出版社の過失責任の法的根拠
2 出版社の過失が問題とされる場面
3 不法行為における注意義務
4 プライバシー侵害及び名誉棄損における出版社の過失責任
第3 著作権侵害における出版社の過失責任
1 出版社の過失責任の実情
2 出版社の注意義務の発生根拠
第4 企画編集段階における出版社の立場
1 企画編集段階における出版社と執筆者の関係
2 報償責任と出版社の過失責任
第5 権利構築への模索
著者プロフィール
おおい・のりこ 弁護士。虎ノ門総合法律事務所 パートナー。共著『Q&A 引用・転載の実務と著作権法』(中央経済社)。判例監修『デザイナーのための著作権ガイド』(パイインターナショナル)。判例研究「超時空要塞マクロス」事件(「著作権研究30」著作権法学会)。