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デジタルコンテンツ
著作権保護期間の特例について(日本ユニ著作権センター)
書籍の説明
これまで使えないと思い込んでいた著作物の自由利用が可能になるかもしれない!
あなたの著作物制作、著作物利用の充実のための切り札
著作物の保護期間は、原則として、その著作物の創作の時に始まり、著作者の死後(共同著作物の場合は最終に死亡した著作者の死後)70年を経過するまで、となっている(著作権法第51条)。また、無名変名の著作物、団体名義の著作物、映画の著作物は公表後70年と定められている。しかし、著作物の中には、この原則に当てはまらない特例がいくつかある。本書では、そのいくつかの保護期間の特例について述べてゆく。映画の著作物の保護期間、写真の著作物の保護期間、戦時加算、翻訳権10年留保等一目でわかる本邦初の「保護期間早見表」を掲載!!
【電子書籍について】
弊社・太田出版から発売される電子書籍のリリース情報&フェア情報は、電子書籍専門サイトHongram[ホングラム]でチェックできます。
目次
はじめに
Ⅰ 映画の著作物の保護期間
1、新法と旧法の長い方の定めを取る
2、旧法の定めの方が長い例
3、1953年問題
■映画の著作物の保護期間早見表■
Ⅱ 写真の著作物の保護期間
1、写真の著作物の保護期間変遷の経緯
2、保護期間が終了している写真
3、その他、旧法に関わって
■写真の著作物保護期間早見表■
Ⅲ 戦時加算
1、著作権の特例に関する法律
2、連合国とそれぞれの加算日数
3、戦時加算の影響と他国の例
4、戦時加算に関わる裁判例
■戦時加算早見表■
Ⅳ 翻訳権10年留保
1、その成り立ち
2、新法における規定
3、注意すべきこと
4、10年留保+戦時加算
■翻訳権10年留保早見表■
著者プロフィール
みやべ・ひさし 1946年東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業後、新潮社に入社。書籍出版部、「新潮」「小説新潮」編集部で文芸編集者を務めた後、著作権管理室長に。定年後は日本ユニ著作権センターに勤務、現在代表取締役。著書に『遠藤周作と劇団樹座の三十年』(河出書房新社)、共著に『編集者の著作権基礎知識』(太田出版)。